とある吸血鬼と一方通行   作:reima1341

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今作も見ていただきありがとうございます!
今作は皆さんおなじみのパッチェさんと例のメイド長との戦闘です。
ただでさえ一話一話が短いのですが今回はさらに短いかもしれないかもしれません。
申し訳ないのですが次話を少し長くする予定なのでどうかご勘弁ください。
それでは本編スタートです!


第四話 『ベクトル 対 時間』『霊力 対 魔力』

一方通行は笑っていた。久々に楽しめると思ったからだ。

自分に認識させずに背後に回り込んだ人間は初めてだからだ。

そして時を止める能力。一方通行はその能力を解析したくて溜まらなかった。

非科学的な上に、時という世界の理を捻じ曲げる能力。

 

一方通行「もォ、いろんなトコロが勃っちまいそォだぜェ!!」

 

???「まぁ、下品な殿方ですわね。」ヒキッ

 

一方通行「まァ、最低最悪の悪党だからなァ」ニタァ

 

咲夜「(怖っ)ご紹介が遅れました。私は紅魔館のメイド長、十六夜咲夜と申します。

以後、お見知りおきを。みたところ私たちと同じく外の世界から来られた方らしいですね。」

 

一方通行「そォだ。さっき飛ばされた。帰れるもンなら帰りてェが、どォやら帰れねェらしいみたいでなァ。暇だから霊夢とかいう巫女さンについてきたンだァ。」

 

咲夜「それは災難でしたね。ですが最後の言葉は聞き捨てなりません。暇つぶしならばお帰り願いたいですわ。下手するとあなたを殺してしまいかねない。」

 

一方通行「俺を殺すってェ?ギャアハハハハハハ!!!!面白れェなァオマエもォ!!

幻想郷には面白れェヤツばっかだァ!!!!やれるもンならやってみやがれェ!!!!

まァオマエが血みどろになる未来はもう決定してるがなァ!!!!」

 

咲夜「あなたも能力持ちだということは承知しております。しかし未来は私の能力によって決定します。・・・あなたが血塗れで死ぬという未来がね。」チャキ

 

咲夜はナイフを構える。

一方通行はポケットから手を出した。

 

戦いの火蓋は切られた。

 

 

 

 

 

 

 

霊夢「フッ!!ハァ!!!!!」ダァン!ドォン!

 

パチュリー「・・・クッ!!」カキーン

 

霊夢は次々に攻撃を出しているがパチュリーの防御結界によって防がれている。

だが、彼女は徐々に押していた。体力勝負に持ち込めばこれまでいろいろな難関を潜り抜けていたため霊夢に分があった。

 

霊夢(だけど・・・まだまだ余裕そうだわ。私の霊力もつかしら・・・この後さらに強いやつと戦わなきゃいけないってのに。)ダァン!バァン!

 

パチュリー(・・・もう・・・無理・・・死ぬう・・・・・・・なんでこいつこんな体力あるのよ・・・魔力はまだまだあるけど・・・それをこうする体力が・・・)ゼェゼェ

 

パチュリーは頭の良さと魔力はこの世界のトップレベルといっていい程のやり手だ。

しかし彼女には致命的な弱点があった。・・・体力があり得ないほどないのだ。

普段図書館にこもりっぱなしの彼女にとって長時間の戦闘は地獄に等しい労働なのだ。だから戦闘の際には短期戦にとどめ効率よく仕留めなくてはならなかった。

しかし霊夢は予想以上に強くてこずっていた。

・・・・要するに彼女はもう限界なのだ。

 

パチュリー(魔力はまだまだある・・・もうすべての魔力を使い切ってでも倒すしかない・・・なりふり構ってられないわね・・・)ハァハァ

 

霊夢(相手の気配が変わった・・・来るわね。だったらこっちも・・・)スッ

 

パチュリー「土&金符『エメラルドメガリス』!!!」バァーン!!

 

霊夢「夢符『封魔陣』!!!!」バァーン!!

 

お互いのスペルカードがぶつかり合う。

しかしパチュリーの弾幕は全て霊夢の弾幕にかき消され、結界のようにパチュリーを囲んでいく。

 

パチュリー「・・・何!?」

 

霊夢「終わりよ・・・」

 

次第に弾幕の結界は収束していき、パチュリーを飲み込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方通行「ギャアハハハハハハ!!!!ギャァァァァへへへハァァァァァァ!!!!!」キィーン

 

咲夜「なんで・・・ナイフが刺さらない・・・!?」

 

一方通行「オマエやっぱ面白ェよォ!!メイドなンか辞めてェ、マジシャンにでもなったらどォだァ!?」

 

咲夜「私が?人間のところで?面白い冗談ですわね。」

 

咲夜は時を止めて確実に一方通行の死角から攻撃していた。しかしナイフは彼に刺さるどころか倍以上の速度で自分に帰ってきているのだ。

ナイフの処理に手を焼いているうちに一方通行は風のベクトルを操り、風の刃で咲夜を攻撃してくる。

彼女は防戦を強いられていた。

 

咲夜(いくらナイフを投げても効かない。あの男は飛んでくるナイフを認識して弾いているに違いない。だったらアイツが対応できない程の攻撃をすれば・・・勝てる。スペルカードのコンビネーションで行くわ!)

 

咲夜「申し訳ございませんが、私は仕事があるためこれにておもてなしを終了させていただきます。」

 

一方通行「なんだァ!!逃げンのかァ!?」

 

咲夜「いえ、ただ終わらせるだけです・・・あなたの命を。」スッ

 

そう言い終わると咲夜は両手に大量のナイフを取り出しスペルカードを唱えだした。

 

「咲夜の世界」

 

咲夜「人間から怖れられ、忌み嫌われてきたこの力、本気でふるえば・・・!」

 

幻象「ルナクロック」

 

メイド秘技「操りドール」

 

メイド秘技「殺人ドール」

 

彼女は止まった世界の中で、次々にスペカを放っていく。

一方通行の周りに大量のナイフが迫る。360度すべてを囲まれている。逃げ場はない。

ナイフを投げ終わった咲夜はナイフ三本と懐中時計を構え着地する。

 

咲夜「あなたは何も理解できないまま死ぬ。」

 

咲夜「私を理解できるのはお嬢様だけ・・・」

 

揺れていた懐中時計が動きを止める。

 

咲夜「解除!」

 

止まっていたナイフは一斉に一方通行に襲い掛かる。

次第にナイフで一方通行は見えなくなっていった。

 

咲夜「さあ、遺体のお掃除を・・・」

 

???「誰の遺体を掃除するってェ?」

 

バァーン!!!!!

 

ナイフがすべて弾き飛び無傷の一方通行が姿を現した。

 

一方通行「今から俺はメイド学校のセンセーだァ。オマエに正しい悪党を教えてやるよォ」ニタリ

 

咲夜「」ビクッ

 

一方通行「なンだその面はよォ・・・こっちのテンションが下がっちまうだろうがァ・・・アアァァァアアアァァ!?」ダァン

 

一方通行は一瞬で咲夜に近づいた。

 

一方通行「オマエはちょっと働きすぎだァ!喜べよォ!!いいベッドが見つかったぜェ!!」

 

咲夜「クッ」サッ

 

咲夜は一方通行のあまりの気迫に時を止めることを忘れて、そのまま後ろに跳んでしまった。

 

シュン!!一方通行「遅ェよ。」ガシッ・・・ダァン!!

 

一方通行は一瞬で咲夜の背後に回り込むと彼女を壁にたたきつけ、彼女の鳩尾に触れた。

 

一方通行「人間の身体にゃァ生体電気ってのが流れてンの知ってっかァ?ちっとばかし弄ってやるから楽しめよォ。」ピリッ

 

バリバリバリバリバリバリィ!!!!!

 

咲夜「あがっ・・・ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

 

咲夜「」ガクン!ピクッピクッ

 

一方通行「ちっとは楽しそォな顔しろよォ・・・まァ無理かァ・・・このベッド寝心地悪そォだかンなァ」

 

チョロロロr

 

一方通行「あァ?・・・・・・チッ、このメイドションベン漏らしやがった。それでもメイド長かよォ?クソガキがァ・・・」スタスタ

 

一方通行(あの階段を上りゃァご主人サマのお部屋に着きそォってもンだが、敵はそのことを読ンでるかもしれねェ・・・ここは敢えて下に行ってみるか・・・)スタスタ

 

そうして一方通行は地下へと続く道を探し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パチュリー「ゴホッ、ゴホッ」ズザァ

 

パチュリーは本の山に突き刺さる形で埋まっていた。

 

パチュリー「貧血でめまいが・・・」グデェ

 

こあ「大丈夫ですかパチュリー様!?無理をなさるから・・・」ピクピク

 

霊夢「ねえ、あんたら倒れてないでこの館の主人の居場所を教えてほしいんだけど・・・」

 

パチュリー・こあ「」チーン

 

霊夢「し・・・死んでる・・・」

 

そして霊夢も進み始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「上が騒がしいなぁ・・・誰か来たのかな・・・」

 

静かな部屋で少女はつぶやく・・・

 

???「今回は・・・・・・・・・・・・私を楽しめてくれるかな?」ニタァ




最後までご覧いただきありがとうございました!
次回はついに館の主人と遭遇?

次回・『吸血鬼の姉妹』

               お楽しみに!

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