「朝?」
目が覚めた六華は体にだるさを覚えながらも体を起こしました
「...」
六華は体を起こすと自分の身体を確認していきます。パット見ただけでも数か所にキスマークが付けられていました。
(多分首元にもつけられてるんだろうな。学校どうしよう...)
憂鬱な気持ちになりながらも三玖の部屋を出て、洗面所に向かいます
「やっぱり...」
洗面所の鏡に映る自分の姿をみて六華はそう呟きます
朝の身支度を整えるとリビングに向かいました
「六華、おはよう」
リビングにてスマホをいじっていた二乃が六華を確認した瞬間に顔をニヤつかせながら挨拶をしてきました
「おはよう」
「首元、きれいに跡が残ってるわね。その状態で学校に行ったらとんでもないことになるわね」
「っ!」
二乃はニヤニヤした表情を崩すことなく六華に近づいていきます
「そんな六華に私からプレゼント」
そう言って二乃が取り出したのは白いチョーカーでした
「いつもはスカーフで隠してるけど、こっちの方がお洒落だしこっちにしておきなさい」
「わ、分かった」
ニヤニヤしながらそう言ってくる二乃に恐怖を覚えた六華は素直に差し出されたチョーカーを受け取ろうとしました
「え?」
しかし、六華が受け取ろうした瞬間に二乃はチョーカーを持った腕を上にあげて六華から遠ざけます
「私がつけてあげるわよ」
そういうと二乃は六華の後ろに回り込みチョーカーを付けました
「うん。よく似合ってるわ」
六華は二乃の突然の行動に驚きましたが下手に逆らって何かされるよりはいいかと思い何も言うことなそのまま学校に登校しました
学校~
放課後
「六華、今日こそは一緒に帰ろう!!」
百合子は授業が終わった瞬間に六華の席の前にいくと勢いのままにそう言いました
「えっと、」
ピロリン
百合子の勢いに驚いている六華の携帯に一つのメッセージが届きます
「っ」
六華は携帯に届いたメッセージを確認すると一瞬顔をこわばらせると百合子に向きなおり
「本当にごめん。今日も一緒に帰れないの」
「えぇぇ!また~」
「本当にごめんね」
「まぁいいけど~、じゃあまた明日ね!」
百合子は凹んだ顔をしますがすぐにいつもの笑顔に戻ると教室を出ていきました
そして百合子が出て行ったあと六華は荷物をすぐにまとめると教室を出てある場所に向かいました
ガラガラ
「あら、来たのね」
六華が教室の扉を開けるとそこには体操服姿の二乃が机に腰かけていました
「二乃姉さんが呼び出したんでしょう」
「私ねさっき体育の授業だったのよ」
「?」
六華は二乃の脈略のない話に首をかしげます
「結構激しく運動をしたから汗をかいちゃったの。だから拭いてもらえる?」
二乃の首元などには言葉通り汗が垂れていました
「えっと、分かった」
六華は意味が分らず首を傾げながらもタオルをカバンから取り出し二乃の汗を拭きとろうとします
「違う!」
二乃はそんな六華の手を払いのけました
「え?」
「誰がタオルで拭いてって言ったのよ」
「じゃあ、どうやって…」
六華は二乃の突然の反応に驚いています
「もちろん六華の舌で舐めとるのよ」
二乃は六華をどうする気なんでしょうか…