妖怪の山
それはまるで何かから逃げるように木から木へと飛び移っていた
いや、実際現在進行形で逃げている
追うものは幻想郷で二人いる巫女の内の一人
博麗霊夢
そして現在霊夢が追っているモノ
見た目は以前、妖怪の賢者が異世界から輸入したホフゴプリンに酷似しているが
若干、違う部分がある。
額には紅い宝石のようなモノ
所々に猿のような毛が生えている事
何より決定的に違うのが毛の生えてない部分から
見える肌の色が骨のような白い色である
「ようやく追いつめたわよ!
さぁ、おとなしく退治されなさい!」
霊夢がそう言って浄化の札を投げる直前
妖怪が霊夢に向かって虹色の光を発射し
霊夢に直撃した
しかし霊夢はかすり傷すらついておらず
それどころか
「悪あがきもここまでのようね」
と、逆に霊夢を少し怒らせる始末
「今度こそあんたの終わりよ!」
『ギャアアアアアアアアアア』
妖怪の断末魔が山に響いたあと
妖怪が浄化される間際
霊夢にこう言った
『ククク
コレデアラユルセカイノ
トビラガヒラカレタ』
「ちょっとあんた、それってどういう意味よ!」
霊夢が妖怪に問うも
妖怪は答える間もなくまるで水が地面に染み込むように消滅してしまった
はぁぁ
霊夢は深いため息を吐くと
「あいつが言ってたあらゆる世界の扉が開かれたって
どういう意味だったのかしら」
一人、そう呟くが
「まぁ、ここで考えても仕方ないか
一度、神社に戻ろうかしら」
そう言って霊夢は息をするかのように空を飛び博麗神社に戻って行った
【博麗神社】
神社兼自宅である
この場所だが
神社であると同時に妖怪達の溜まり場にもなっていて
里の人間からは少々恐れられているのだが
霊夢はあまり気にせず妖怪達は宴会の多くを博麗神社で開いているのだが
それはさておき、
霊夢が帰って来たが
境内で何食わぬ顔で掃除をする
白と紺の袴着の少年がいた
霊夢には見覚えがなく、
一瞬、里の人間だと思ったが
あんな少年は里にもいないとすぐに思い出した。
そんな空から降りてきた霊夢に少年はすぐに気付いて
開口一番こう言った。
「あっ姉さんおかえり
今回の妖怪退治はどうだった?」
無論、霊夢は少年の事など知らず
「あんた誰なのよ
あんたに姉呼ばわりされる
覚えなんてない筈だけど?」
霊夢は浄化の札を少年に向けるが
少年は慌てて自分の名前を言う
「ちょっ、姉さん
僕の事忘れたの
銀次だよ、博麗銀次」
霊夢は袴着の少年改め銀次の気配を探った。
どうも唯の人間のようだった。
しかし霊夢にはそんな事はどうでもよくなって
「別に、大した事なかったわあんな雑魚
それより銀次、お茶ちょうだい
なんだか喉が渇いたわ」
いつものようにだらける始末
「相変わらず
姉さんはだらしないなー
そういえば紫さんから依頼が来てたよ」
続く
どうも、みなさんはじめまして
なーきです
いやーとうとう投稿しちゃいましたよ
以前から他の方の東方小説を見てて
なんか俺も小説やりてーと思って
やっちゃいましたよナンダコレ
まぁ、こんな駄文だらけの作品ですが
これからよろしくお願いします