と言うことでとりあえず何もなかったかのような顔をして投稿を再開したいと思います。
範馬刃牙と木原電脳
二人は静かに人のいない街を歩いていく。
「普段は今よりずっと賑やかなモンなんだが…『学園都市』という性質上学生が多くを占めるものでね」
「別にそんなんどうだっていい…ここに来た理由だって『馴れ合い』なんかじゃ無い」
「その辺りに関しては安心したまえ。 ここはきっと君にとって素敵な場所になる」
機械が忙しなく動く『違和感』に満ちた街。
そんな中でのとりわけ『違和感』を放つ二人がその中を歩いている。
「まず君にはとある少女に会ってもらう」
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「昔々…東洋に『ドラゴン』と呼ばれる『人間』が存在していた…」
暗い部屋の中で男が演説をしている。
彼は曰く『弱き民を解放する者』
ドラゴンこそその手がかりになると彼は言う。
「私の独自資料の結果…」
「現在、東洋にはドラゴンと呼ばれる人間が『3人』いる」
彼らはエジプトで発見された壁画を聖典とする邪教。
だがしかし、それらが『ドラゴン』の起源を掘り起こすトリガーになる事を彼ら自身もまた知らなかった。
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「「「破ッ」」」
中国某所
無数の見習い達が切磋琢磨する中、一際異彩を放つ存在がその見習い達とは少し離れた場所にいた。
彼は、修行場という施設にも関わらず率先してトレーニングをしない。
彼は、絵描きをしている。
それもただの絵ではなく、無数のキャンディ。
それを何やら中腰?の姿勢でひたすらに描き続けている男がいる。
「站椿…ですか?」
「はい、中国武術で下半身を強化するトレーニングとして使われています」
「それにしてもまるで『空気椅子』のような…」
「あの深さで、彼はあの机の上に置いてある山盛りのキャンディを全て舐め終わるまで続けているのです。 おかげさまで彼はリハビリ当初よりも20kg以上体重が増加してしまいまして……⁉︎」
意外か否か、彼の異変に一番最初に気付いたのは取材に来たレポーターであった。
「あの…あれもいつも通り…なんですよね…?」
「え? それはどういう……」
「思い出した…」
ドリアンは両手にレポーターと案内人の頭を鷲掴みにしながら一人でに呟いていた。
「まさか、最後の最後に自分自身にかけた催眠がこうも上手くいってしまったとは…」
大の大人をまるで石ころの様に豪快に投げ飛ばすと、ドリアンは不敵に笑う。
その瞳には、海王『ドリアン』として日本で死闘を繰り広げた時のあの邪悪さが宿っていた。
「さァ、君たち…戦おうか……」
ドリアンは一歩一歩ゆっくりと見習いの元へと向かう。
まるで死刑宣告の様にゆったりとした恐怖が辺り一面に漂う。
決して逃げることが出来ないと悟った彼らは、精一杯の虚勢をはる。
ここにいる全員が束になってかかったところで敵わないと
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「はい、それで…」
土御門元春は『とある商談のため』と言われ、学園都市を少し離れていた。
学園都市暗部で知らないものはいないと言われながらも、語られる事は少ない都市伝説。
上層部の誰もがその存在を知りながらも、上層部の誰もがその存在を見たことが無いと言われている『学園都市最高権力者』木原電脳からと伝えられたとある商談。
その相手は
「成る程…」
「神心会道場の学園都市支部設立ですか……」
「はい、この件は我々の上層部も非常に歓迎しておりまして、待遇に関しても出来る限りの厚遇をと……」
「構わん」
神心会元会長
武神とも称される現代空手の父
愚地独歩は手で土御門を制す。
隣に並ぶ愚地克巳も、突然口を開く父親の姿に動揺を隠せない。
「どうしたんだ? 親父ィ…」
「いや、そうだな……克巳、一瞬だけ席外してくれねェか?」
「は、はい…」
愚地独歩は克巳を部屋の外へと追い出すと、実に滑らかな動きで土御門元春の元へ近付き
その腰に隠されていた銃を土御門本人すら気付かない速度で奪い取る。
だが、愚地独歩には憤りなんかの感情は感じることができない
「何も。別にこれについて怒ってる訳じゃねェ。大方ここに来る前に誰か殺してきたか」
「…」
「それが悪いかどうかについて触れるつもりもねェ…お前さんみたいな高校生がこんな役に連れ出されて、ついでかどうか人も殺してんだ。 …少なくとも
愚地独歩は酒をくいっと一杯飲み干すと、深くため息をついた。
「でも、だ。 こんな時くらい気楽に話してみたらどうでぇ。 本当に神心会を設立して不良共を更生させる…言っちゃ悪いがそれだけの理由の為にお前さんみたいなやつが呼び出されて、上層部も動くモンなのか? 学園都市ってのはァ……」
「……」
土御門元春は暫く黙っていた。
だがしかしその顔には決してその沈黙が漫然的に延ばされている間ではない事をはっきりと示していた。
そこまでの事情がここにはあり
そこまでの事情が彼にはある。
「はっきりと言わせてもらいますが、『分かりません』」
「?」
「この提案は上層部の指示によるものです。 しかし、その上層部の正体は分かりません。」
「誰か知らねェやつの指示に従ってるのか?」
「はい。 その先については他言できません。 貴方がこの件を承諾すればおそらく当人側から接触がある筈です」
「なるほどな…」
愚地独歩はゆっくりと歩みを進め、扉の外に出たかと思うと、克巳を呼び出した。
それに応じ、克巳がソファに座るとほぼ同刻。
「克巳ィ…」
「はい」
「行くぞ。学園都市に」
「…はい」
こうして新たな
彼らと共にこの混沌の戦場は更なる熾烈を極め、嘗てないほどに大規模な戦争となる
ここからは長らく仮失踪的な形になっていたため、ネタバレ的な要素を含みますが、大まかなストーリーの展望を述べて置く事でしっかりと完結までの道筋自体は出来ていたんですよ。と言い訳をするパートになります。全然普通にこの話から最終回までの章分けの話をしてるので、ネタバレが嫌な方(そもそも誰が見ているのかと言う指摘は勘弁願いたい)はこの後書きは無視してもらえると嬉しいです。
と言うことで
一応物語の流れとしましては、『とある』原作小説の1巻〜22巻まで(いわゆる『旧約』箇所)を切り貼りしながら(予定としては1,2,3,6,8,12&13,14,15,16,20~22の内容を一部かすりながら)、完全オリジナル部分(予定としては死刑囚編、範馬の血族編、武蔵再来編、最大トーナメント編)を間間に入れて行きたいと思います。
範馬の血族と出ていながら、原作ではジャック(&疑惑の範海王)しかいないのではないか?と言う指摘はあると思いますが、そこはオリジナルキャラを出して補完して行きたいと思います。
というか、そこ以外でもオリジナルキャラや、今回の途中で挿入されたエジプトの壁画(刃牙シリーズ第3部『範馬刃牙』参照)を含めた独自の解釈が入ると思います。