白鷺家のお兄さん   作:面心立方格子

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息抜きさせてください........

リサ姉の弟問題すごかったですよね.....


文化祭編まで
妹と僕の日常


皆さん、こんにちは!!!

僕は白鷺優希。現在大学1年生。あの有名女優白鷺千聖の兄だ!!

 

 

....までは、いいんだ。僕は何故だか知らないが、妹から嫌われている。ほんとなんでなんだ?.....ただただ辛いのである。

 

例えば朝

 

「んん.....朝、か。おはよう、千聖。」

「ふん。」

 

この通り何故か避けられている。怒っているのか?

 

「母さん、僕は何故千聖から嫌われているんだ?」

「さぁ.....何かしたんじゃない?」

おいテキトーだな。真面目に悩んでいるのだ。ほんとなんでだ.....?

 

 

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悩んでもあれなので、俺はファーストフード店のバイトに行った。ほら、大学生って、何かとお金使うじゃん?だから稼いでるのさ!!

 

「白鷺くん、今日も頑張ろうね♪」

「ああ、えっと.....名前なんだっけ?」

「松原花音だよぉ。忘れないでぇ。」

「あ、ごめんな。.....どうしても千聖以外の女子の名前は忘れやすいんだよなあ。」

「白鷺くん、それでキャンパスライフ送れてるの?」

「うーんとね、僕今のところ男子としかつるんでないから女性関係でそこまで悩んでないんだよなあ。」

「すごいね.....」

「まぁいいや。今日も頑張ろう、花音さん。」

「はい!!」

 

 

 

 

 

 

「いらっしゃいませ、ご注文は何になさいますか?」

「あ、あの.....」

「どうかなさいましたか?」

 

これもよくある。女性客が来て、僕がレジで注文を聞くと、何故か皆固まる。それと同時に後ろから殺意のこもった視線がくる。ほんとなんでだろ?

 

「じゃ、じゃあ.....バーガーセットお願いします.....」

「はい、かしこまりました、ドリンクは何になさいますか?」

「ストロベリーで.....」

「かしこまりました、合計590円になります。レシートよろしかったでしょうか?」

「は、はい.......」

 

 

 

「いらっしゃいませ、ご注文は何になさいますか?」

「うーん、ポテトL3つ下さい!!」

 

.......え?

 

「おにいさん、どうしたのー?」

「は、初めてだ.....初めて、女性のお客さんで固まらなかった。ありがとう!!」

「え!?.....おにいさん、るんっ、てきたよ!!」

「るんっが何かはともかくありがとう!!えっと君は.....?」

「私?私は氷川日菜!!」

「氷川さんか、覚えておくよ、多分次会う時は忘れてるかもだけど。」

「あはは!!やっぱりおにいさん面白いね!!」

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ、バイトが終わったよ。」

「お疲れ様、白鷺くん。」

「花音さん、ありがとう.....そういえば花音さんって、千聖と仲良かったっけ?」

「はい、千聖ちゃんとはよくお茶してますよ.....それなのに忘れてたんですか?」

「.....申し訳ない。で、折り入って相談なんだが、僕は何故か千聖に嫌われているんだよ。なんか言ってなかったか?」

「そうですね....兄はタラシなのよ、とか言ってましたけど.....」

「たらし?僕が...おかしいな、口説いた覚えすらないのに。どちらかといえば千聖一筋なのに。」

「相変わらずのシスコンぶりですね.....」

 

おいおい花音さんや、相変わらずとはなんだ。妹を愛して何がいけないというんだね.....うん、世間からしたらおかしいか。

 

「なら.....帰りになんか買っていくか.....千聖、何が欲しいんだろ?」

「じゃあこれから一緒に探しにいきませんか?」

「頼む。色々教えてくれ。」

「.....なんか、白鷺さんって、弟って感じがしますね。」

「え?そうなの?」

「はい、少し頼りないというか、守ってあげたいなって感じがしますし。」

 

男なのに頼りないって言われるとなぁ.....少し傷つくね。

 

 

「じゃあ、行こっか。」

「はい。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ただいま。母さん、千聖いるか?」

「千聖は今日も仕事で遅いわよ。」

 

まじか、せっかく渡そうと思ったんだが.....

 

( ゚д゚)ハッ!部屋に置いておけばいいじゃん!!置き手紙と一緒に。

 

「千聖.....頼むからお兄ちゃんを避けないでくれよぉ.....」

 

 

 

 

 

 

その夜

 

はぁ.....今日も兄さんを避けてしまったわ.....ほんとに辛い。

避けてしまっているのは、嫉妬。私はこうやって女優をやって、皆からは「女優」としての白鷺千聖としか見られていない。それに仕事のせいで自分のしたいことも思いきりできない。だから、自由に生きている兄さんが羨ましいと同時に嫌悪してしまった。今思えばつまらないことだけど、謝れそうにないし.....ほんと、久々に兄さんに甘えたいわ.....

「あら、何かしら?これ?」

 

これは、恐らく兄さんの字.....これ、プレゼント?

 

「わあ.....可愛い髪飾りね。」

 

兄さんにこんなセンスがあったなんて.....さすがね。でも兄さんが選んだとは思えない.....誰かしら?また女の人かしら?

 

「それに勝手に部屋に入って....お説教が必要みたいね。」




どうも。
ラブライブ!作品を読んでくださってる方はこんにちは、知らない人は初めまして。面心立方格子です。現在、ラブライブの方を週五で投稿してます。
バンドリはラブライブ同様書いてみたかったので書きます。多分クオリティは高くないかもしれないので、そこら辺はごめんなさい。

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