白鷺家のお兄さん   作:面心立方格子

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新年明けましておめでとうございます。

毎年おみくじ引いてるんですけど、毎年同じ中吉なんですよね。大吉がでたことないんです....

今年最初です....誤字脱字が少ないように(見直してるけど気づかない時がある)


HAPPY NEW YEAR!!

「さてと.....兄さん、お参り行きましょ♪」

 

「千聖はりきってるね....僕は人混みに行くのが憂鬱で仕方がないよ。」

 

「それは皆新年の始まりにご利益をお願いする習慣があるからよ。それに.....私も色々とお願いしたいし.....」

 

「色々お願い?」

 

「それは.....どうだっていいでしょ。それより、どう?この振袖?似合っているかしら?」

 

今千聖は、赤を基調とした多少黄色が混じっている振袖を着ている。あれかな?一見紅葉みたいな感じがする.....でも似合ってるなぁ.....

 

「とても似合ってるよ。千聖の雰囲気に合ってるんじゃないかな?」

 

「そうかしら.....えへへ、ありがとう。それじゃ行きましょうか。彩ちゃん達とも約束しているの。」

 

「へぇ、パスパレで行くの?」

 

「ええ、今日は生憎番組の収録も皆無いし丁度良かったの。」

 

「それは良かったね.....じゃあ行こうか。」

 

 

 

(この色にしたのは理由があるのだけれど.....兄さんは気づくかしら?)

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

神社

 

「凄い人ね.....」

 

「千聖が見つかって騒ぎにならないのを祈るだけだよ。」

 

「大丈夫よ、いざって時は兄さんがいるし。ほら、離れるから手、繋ぐわよ。」 ギュッ

 

「こんなに絡めなくても.....大丈夫だよ。迷ってもちゃんと探しに行くから。」

 

「ふふっ、頼もしいわね。あれは.....彩ちゃんかしら?」

 

「どれ.....うん、そうみたいだね。慌ててる。」

 

 

「あわわ.....どうしよう、久しぶりにお参り来たけど人が凄いよ!!千聖ちゃん達どこにいるのかな.....?」

 

「丸山さん?とりあえず.....こっち行くよ。」

 

「.....え?あ!!優希さん!!ありがとうございます!!」

 

 

 

 

 

 

「そんなにくっつかなくても.....」

 

「全く.....彩ちゃんもすっかり兄さんの虜ね。」

 

「これ単に離れないようにとの過剰な行動じゃないかな....?」

 

「とりあえず.....迷わないように。優希さんにくっついておけば.....ドジってもなんとかしてくれる、はず.....」

 

「ほら。」

 

「そうみたいね.....でも、それだけ信頼されてるのだから良かったじゃない。」

 

「なんで僕の足を踏んでるのかな.....千聖。」

 

「さぁ、ゆっくり考えてみたらいいんじゃないかしら?」

 

「怖いよ.....別に今は恋人繋ぎしてる訳だし.....それに人が多いからそうすると転ぶからね。」

 

 

 

 

「あれ!!彩ちゃんと千聖ちゃんとおにーさんじゃん!!やっほー!!」

 

「日菜ちゃん!?というか.....皆ここにいたんだ。」

 

「はい!!ヒナさんがスペースを作ってくれたおかげで助かりました!!!」

 

「そうですね.....まさか景品屋の的を全命中させてある意味ここに空間作りましたもんね.....」

 

「すごいね.....」

 

「あれ?おにーさんは着物来てこなかったの?」

 

「うん、僕は必要ないかなって。」

 

「じゃあさ!!この振袖どうかな!?」

 

「氷川さんは.....水色、か。うん、イメージと合ってて似合ってると思うよ。」

 

「うんうん!!じゃあ他の皆は!?」

 

「ひ、日菜ちゃん.....恥ずかしいよ.....」

 

「皆元が良いからやっぱりより一層輝いて見えるよ。というかさ.....固まったらバレるよね?」

 

「そうかなぁ.....この前イヴちゃんと歩いてたけど特に気づかれなかったけどなぁ.....」

 

「丸山さんは普段は髪下ろしてるからね.....」

 

「優希さんはどっちがいいですか?」

 

「どっちも良いと思うけどな.....千聖は個人的には髪を結ぶ事がほとんど無いから丸山さん見てると髪型でイメージ変わるんだって思うよ。というか.....今日は皆髪下ろして来てるんだ.....」

 

「バレないための方法です!!これぞ、隠れ身の術ですね!!」

 

「合ってるような合ってないような.....」

 

「そういえばおにーさん『日菜ちゃん?少し話しましょうか?』え?どうしたの?」

 

 

「(さっきからおにーさんおにーさんって呼んでるけど.....それ、私の専売特許よ。)」

 

「(え?それってそんなに大事?)」

 

「(ええ大事よ。この世で兄さんと呼べるのは私と妹だけよ.....)」

 

「(うーんでもなー.....あ!!)」

 

「今度から優希って呼んでもいい!?」

 

「急すぎるね.....」

 

「ちょっと日菜ちゃん!?」

 

「千聖、どうしたの?そんなに慌てて。」

 

「い、いえ.....別になんでもないわ。」

 

「えっと....その返事だけど別にいいよ....ただ、僕のバンド仲間や男友達の前では呼ばないでね.....芸能人とってなると色々危ないし。」

 

「じゃあ!!優希はあたしのこと日菜ちゃんって呼んでね!!」

 

「日菜ちゃんか.....日菜、じゃだめかな?」

 

「あー、別にそれでもいいよー。今はね.....」

 

「(ねぇねぇ麻弥ちゃん、これって.....)」

 

「(はい、日菜さんが白鷺さんを経由して千聖さんをいじってますね....まぁでも日菜さんですし一線は越えないでしょう....)」

 

「(うん、逆に何かあると不安だよね.....まぁ千聖ちゃんも分かってると思うけど.....)」

 

(^ω^)ニコニコ....

 

「あの.....さっきより踏む力増してません?」

 

「踏む?なんの事かしら?」

 

「いやだからその足.....とりあえず離して。賽銭行くから。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「皆は何をお願いするの?」

 

「私は今年こそはとちるのを少なくしたいなぁって.....後はパスパレの皆で色々なことをしたいな。」

 

「でも、そっちの方が彩ちゃんらしいし、ファンの人もそれを期待してるわよ。」

 

「それは複雑かも.....」

 

「あたしはおねーちゃんともっと遊びたいなー。」

 

「氷川さんか.....あの人ストイックそうだし大丈夫なの?」

 

「でも最近はおねーちゃんも柔らかくなったよ!!」

 

「私は去年よりもブシドーを身につけられますようにとお願いします!!」

 

「大丈夫だよ、多分時代劇見たらだいぶわかると思うよ。」

 

「ユーキさん!!ブシドーはもっと奥深いですよ!!」

 

「あ、うん(どう返したらいいんだ.....)」

 

「自分はもっと機材を触らせてくれる仕事が欲しいですね。」

 

「あっ、大和さんそういえば好きだったね。」

 

「白鷺さんがもしライブをするならその機材の調整や準備はお任せ下さい!!」

 

「そうか.....大和さん紅蓮と相性いいかもね。」

 

「紅蓮?どなたですか?」

 

「うちのマネージャ兼アシスタント兼ライブ演出考案者だよ。機材に詳しいかはともかく機械の修理とかそういうのはとても得意なんだよ.....合宿で語らせた時は夜が明けたっけな.....」

 

「それは凄い方ですね。でも、是非会ってみたいです!!」

 

「....千聖は?」

 

「私も一緒よ。パスパレの皆と一杯仕事やライブができるようにと、兄さんともっと一緒にいられる時間が欲しいなって.....」

 

「まぁ確かに最近増えたけど少ないもんな.....」

 

(ねぇ、あれだけデートしたりしてるのに足りないの?)

 

(でも気持ちは分かるなー。あたしもおねーちゃんといる時間があっても足りないと思うし。)

 

(これは相思相愛というやつですね!!)

 

(合ってますね.....でも白鷺さんがいると千聖さんも子供らしいところが出ますよね。)

 

「じゃ、皆でお願いしようか。」

 

(今年こそは.....)

 

(今年こそは.....)

 

((千聖(兄さん)ともっといい事がありますように.....!!!))

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あれから皆と別れて、

 

「ちょっと買いたいものあるからここで待ってて。」

 

「ええ、早めにしてね。」

 

兄さん、どこかに行ったわね.....何買いにいくのかしら.....?

 

「ねーねーお母さん、このりんご飴おいしいよ!!」

 

「ふふっ、喜んでもらって何よりね。」

 

.....懐かしいわね。昔兄さんとはぐれて泣いた時に、兄さんが必死に探してくれて.....泣き止んで貰えるようにりんご飴買ってきてくれたのよね.....あの時の思い出があるから今日の振袖は赤色メインにしたのだけれど.....結局気づかず終いね。

 

「ふっ、おまたせ。千聖。これ、どうぞ。」

 

「これは.....お守り?」

 

「うん、千聖も沢山の縁に恵まれたし.....今年もそういうことがあるといいなってことで縁結びのお守り。一応僕とお揃いだけどね。」

 

縁結び....おそろい.....え!?ということは.....兄さんは私と結ばれたいということ!?

 

「.....兄さん?縁結びの意味分かってる?」

 

「え?色んな縁に恵まれるとかそういうのじゃないの?」

 

「そうじゃないわよ.....もういいわ。」

 

「まぁ、もしそれが男女の縁だとしてもいいかな。僕は千聖のこと好きだし、千聖や僕に縁があればお母さんも喜ぶしね。」

 

全く.....そういうことをさらっと言うから怖いのよ.....

 

「それともうひとつ.....これ。」

 

「これは.....りんご飴?」

 

「懐かしいだろ。昔のこと覚えてる?」

 

「ええ。覚えているわよ。」

 

「それ以来全く来れなくてさ.....今日やっと来れたからあの時の思い出として.....千聖にあげるよ。なんかお兄さんやれてる感じとかするしね。」

 

「そういうことを言うからダメなのよ.....でも、ありがとう。」

 

「今日の振袖が赤色っていうのは.....」

 

「よく察したわね.....そうよ、あの時兄さんが助けてくれた.....その事を思い出して今日の色にしたの。黄色は分かる?」

 

「その時の袋を包んでた紐の色だろ?」

 

「ふふっ、よく覚えられたわね。」

 

「あの頃から何年かたってるけど.....千聖は変わらないな。」

 

「それは兄さんもよ。いつまでたっても.......」

 

「ん?」

 

「な、なんでもないわ。じゃあ帰りましょ。今日は人混みに行ったから足が疲れたわ。」

 

「急に甘えん坊になったな.....ほら、おいで。おんぶするから。」

 

「ええ、ありがとう。」




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