白鷺家のお兄さん   作:面心立方格子

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妹と遊園地

「このチケットは....?」

 

「この前ライブの帰りに遊園地のオーナーさんがくれたのよ。これペアチケットだし一緒に行かないかしら?」

 

「千聖に凄いファンがいるんだね.....喜んで行かせてもらうよ。」

 

「そうこなくっちゃ。じゃあ行きましょうか。」

 

「え?今日なの?」

 

「そのつもりよ。」

 

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遊園地

 

「頼むから変な奴らに絡まれませんように....千聖が。」

 

「そこは兄さんが守ってくれるから心配はいらないわ。」

 

「それを追い払うのが嫌だからだよ。僕はそんなに力ないから暴漢と戦えるほど勇気もないしね。」

 

「頼りないわね.....そういうところも可愛いのだけれど。じゃあ、どれから乗る?」

 

「うーん....じゃあ、ジェットコースター乗る?」

 

「いいわね。じゃあ行きましょ。」

 

「結構並ぶね。」

 

「そうね、意外と長いわね。ところで兄さん.....なんで私の手を握ってるの?」

 

「いや、なんとなくだよ.....はぐれるのとか嫌だし。」

 

「今日は立場が逆ね.....別に大丈夫よ。」

 

「そうかな....ちょっとこっち寄って。」

 

「え?....どうかしたの?」

 

「いや、後ろの人が千聖のスカートの中身を撮影しようとしたからね....こっちに来てよ。」

 

「そういうのは通報しないの?」

 

「通報したい気持ちはあるけどここテーマパークだし.....こういうところで警察沙汰になるのはごめんだからね。」

 

「なるほどね.....」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「気持ち良かったわね!!あれ?....兄さん?」

 

「ジェットコースターすげぇ.....死にそう。」

 

「慣れてないの?」

 

「こういうのはどうしても苦手だからね.....」

 

「よくそれで乗ろうとか提案したわね....じゃあ次はコーヒーカップ行きましょう♪」

 

「千聖はノリノリだね.....」

 

「当然よ、兄さんと2人きりで遊園地なんて初めてだもの。楽しまなきゃ損よ。」

 

「僕は千聖が喜んでくれるならそれで充分だよ.....」

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうかしら?少しは落ち着いたかしら?」

 

「うん、千聖と向き合ってると元気出るよ.....久しく見てなかったからね、千聖の笑顔。」

 

「.........恥ずかしいこと言わないでよ。(どうしよう.....今絶対顔赤いわよね!ダメよ白鷺千聖!!.....兄さんの前でみっともない顔は.....)」

 

「そ、そうかな.....ごめん。」

 

「ねーねーお母さん、ああいうのを青春って言うの?」

 

「こら、今いい感じなんだからだまってなさい。」

 

 

((は、恥ずかしい.....))

 

 

 

 

「じゃあ、今からクレープ買ってくるからここで待っててね♪」

 

「うん、お金渡したから二人分お願いね。」

 

「分かったわ。」

 

 

それにしても、無邪気な千聖を見るのも悪くないな.....出来ればあの眩しい笑顔を写真におさめたいけど....嫌がるしなぁ.....でもこうやって2人で何かをしたら距離も縮まるのかな?僕は千聖のことは大好きだけどあっちはどうか分からないしな....好きでいてくれたら嬉しいけどね。

 

「ねえねえそこの優男さん、ちょっといいですか?」

 

「えっと.....僕のことですか?」

 

「はい!!お兄さん1人ですか?良かったら私たちと回りませんか?」

 

「え?.....いえ、遠慮しておきます。」

 

「どうしてー?もしかして恥ずかしいのー?」

 

「遠慮しなくてもお姉さん達がたのしませてあげるから♡」

 

.....こういうのを逆ナンって言うの?まさかこんな状況に出くわすことになるとはね.....参ったな、僕はこういう押しに弱いから断るのとか出来ないんだよなぁ.....そして千聖に怒られるという無限ループ。

 

「買ってきたわ.....あなた達はどなたかしら?」

 

「あんたこそ誰?」

 

「この人は私の彼氏ですが?私の彼氏に手を出すとはあなた達もいい度胸をお持ちですね.....お帰り頂けますか.....?」

 

「ちょっと!!いきなり調子のらないでくれる!?」

 

「調子にのる.....それはあなた達でしょ?私の大事な彼氏をたぶらかすならもっとちゃんと清楚な格好で来るべきね.....あなた達みたいなちゃらんぽらんにはこの人は絶対におとせないわよ.....分かったら立ち去りなさい.....これは警告よ....(╬^∀^)」

 

「怖.....彼女持ちか。別のところ行きましょ。」

 

 

「ふぅ怖かった...千聖、ありがとう。」

 

「気にする必要ないわ。兄さんが押しに弱いくらい知ってるし....何より私は女優よ。」

 

「咄嗟に彼氏とか言い出した時は驚いたよ。普通に兄とか言ってくれてもいいのに。ちゃらんぽらんはさすがにね.....」

 

「そしたら公にブラコンだとばれるからよ。」

 

「それじゃあ彼氏もまずくないかな....?」

 

「そこはその人達を追い払う為の咄嗟のアドリブということで大丈夫よ。ちゃんと調べたら血族だって分かるしね。」

 

「それもそうだね。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「そういえば兄さんは最近服を意識するようになったの?今日もやけに着飾ってるし。」

 

「まあね。千聖の知り合いに出会ってまぁ色々教えられたからね。今まで蒼生が服とか髪型をかなり気にしていたのがあいつの癖とかじゃなくてこういうことだったんだって今になって分かったよ。」

 

「リサちゃん達が教えてるみたいね.....でもそうやって少しずつ意識が変わってくれているのはひとつの成長ね。」

 

「そうだね.....ちょっと御手洗行ってくるからここで待ってて。」

 

「ええ、行ってらっしゃい。」

 

 

 

 

 

男子トイレにて

 

「空いてて良かった。あれだけ人混みがあっても案外空いてるもんなんだね。」

 

「なぁ、さっきの奴ら見たか?」

 

「あれやばいよな?動画企画か知らないけど手当り次第に女の人ナンパしてるしさ。あいつら色々やばいよな。」

 

「まぁそこら辺は補正かかるからアイツらの行動は炎上はしないだろうけどさ。列に割り込んでやるとか正気の沙汰じゃねえ。」

 

 

 

「ふぅん....やばい、千聖1人にしちゃった。.....久々にこれ、使うか。」

 

 

 

 

 

 

 

「えー、というわけで今からあの子を口説きに行きまーす!!そこのお嬢さん!!」

 

「何かしら....?」

 

「今俺らちょっとした企画やってんだけど、一緒に遊ばない?」

 

「遠慮させてもらうわ。そもそもあなた達は誰かしら?」

 

「いや、俺らちょっとした動画投稿者っす。この前も渋谷でハロウィン動画やってました!!というか.....白鷺千聖じゃん!!」

 

「今更.....それで何かしら?」

 

「見ましたー!!?こんな遊園地で女優に巡り会えました!!これはいいねが多いに違いない!!ほら、一緒に来て!!」

 

「ちょっと!?離しなさいよ!!」

 

「そう言わずに!!じゃないと.....あんたのデマ、SNSに流すよ。それに、動画の中で企画を邪魔してる演出も作れるからあんたの人生終わるよ?それでもいいのー?」

 

「.........」

 

「じゃあこっちに『おい待てよクソ野郎』あ!?」

 

ライブver.の優希「その子、嫌がってるだろ。離してやれよ。」

 

「うっせ!!男には用は無いんだよ!!」

 

「お前らに無くても俺にはあんだよ。そこの嬢ちゃん困らせてまで売れたいのか、このカスが。」

 

「あー、今カスとか言ったー!!テーマパークに不良がいまーす!!」

 

「お前ら1回脳外科行ってこい。どんな思考回路してんだ.....言っとくけど今後ろでこの一部始終撮ってるからな。」

 

「.....え!?」

 

「当たり前だろ?なんの仕込みもなくこんなことするわけないだろ。いい加減その子を離せよ。無理なら.....力ずくだ。生憎後ろにいるスタッフさんに許可は貰ってるんでな。遠慮なくぶちこんでやるぜ。」

 

「ひ!?に、逃げるぞ!!」

 

「逃げんなボゲ!!フタエノキワミであの世に送ってやるよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

10数分後

 

「ふぅ、やっと片付いた。スタッフさん、後はお任せします。ブラックリストに載せるなりなんなりしてください。」

 

「は、はい....」

 

「行くぞ、千聖。」

 

「え、ええ.....」

 

 

 

 

 

 

「はぁぁぁぁぁぁぁ、死ぬかと思ったよ。」

 

「兄さん.....どうしてライブの時に使ってるアイコンタクトと髪止め使ってるのよ。」

 

「暴力沙汰とか思われたくないしね.....何よりこっちの方が何かと強気で言えるし。」

 

「そう.....でも、ありがとう。助かったわ♪」

 

「妹を守るくらい当然だよ。千聖も僕を助けてくれた訳だし....これでチャラだね。」

 

「....ねぇ、兄さん。」

 

「ん?どうしたの?」

 

「もし兄さんは.....私が妹じゃなかったら.....大切にしてくれたかしら?」

 

「....どうした?急に。」

 

「最近不安なのよ。兄さんは色んな子達と絡んだりして.....私は妹だから大事にされてるだけで妹じゃなかったら.....どうなんだろうって。」

 

「それは答えるのが難しいね。僕と千聖が兄妹じゃなかったらまず千聖と会えるかすら分からないし.....でも、確実なことは僕と千聖が知り合ってある程度仲良くなってたら.....僕は千聖に惚れてるだろうね。猫かぶりじゃない時の千聖を知ったとしても同じだと思うよ。」

 

「そう.....かしら?」

 

「うん、それにさ、妹だからこそ.....より一層大切に思えるんだよ。だからそんな疑問持つ必要ないよ。もしそういう心配?というかそういう思いさせてるなら.....ごめんね。」

 

「.......ありがとう。」

 

「今日はやけに素直だね。」

 

「さっき兄さんが勇気を出して助けてくれたのが....すごくかっこよくて....まだ混乱してるのよ。」

 

.......ドサッ

 

「ちょ!?兄さん!?なんで気絶しかけてるの!?」

 

「千聖がかっこいいって.....泣けるよ。」

 

「もう....私だって普段から可愛いって言われて.....こんな感じで恥ずかしいのよ.....少しは分かった?鈍感さん。」

 

「だめだ.....尊すぎて歩けない....」

 

「どういう現象よ.....お母さん呼んで車で来てもらうわ。」




正月ドリフェス引くべきか.....とりあえず10連して新規ドリフェス限美咲は出ました。とりあえず新規の千聖が出るまでは貯めますかね.....

これは設定ですが、優希くんはライブモードになると一人称が僕→俺になり、言動が強めになります。(簡単に言うとクレヨンしんちゃんの上尾先生みたいな感じです。....伝わるかな?)

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