白鷺家のお兄さん   作:面心立方格子

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新しいイベント始まりましたね。周回しようと思ったら星2が2人もいるという.....久々のリサ姉の星4ですね。じゃあバレンタインは誰が出るんだ.....千聖ちゃん来て欲しいなぁ.....あと可能性があるのはつぐと紗夜さんのペアとか.....
そろそろロキのカバーが来てもいいような.....個人的にはRoseliaかRASに「Brave Shine」をカバーして欲しいです。


ハロハピwithリーダーの帰還

「ではご同行願います。」

 

「えっと.....あなた達はどなたですか?」

 

「失礼しました、私たちはこういう者です。」

 

「弦巻家.....えっと弦巻さんって.....」

 

「こころお嬢様のことです。覚えていらっしゃいますか?」

 

「えっと.....あの元気な金髪の子ですよね?」

 

「はい、その通りでございます。そしてお嬢様から優希様をお家へ招待するよう言われました。」

 

「えっと....どうして僕?」

 

「以前お嬢様が優希様とお会いした時に面白かったと言われていまして、そしてまた会いたいわね、と仰ってましたのでお連れしにきました。」

 

「それって本人が誘うのはないの.....?」

 

「優希様がどこにおられるかわかりませんので。何せ作者の投稿スピードが遅く、優希様の日常回も最近は減りましたし....」

 

「それは.....色々あるからね。千聖の日常回を見たい人もいるし.....というかめたいよ。」

 

「というわけで最近少なくなった優希様の日常回を確保しにきたのです。」

 

「だからめたいってば.....まぁいいか。弦巻さんの家ってどこにあるの?」

 

「ご案内致します。どうぞ乗ってください。」

 

「うわぁ.....細長い車。お金持ちでよく見るやつだ。」

 

 

「では弦巻家までご案内します。」

 

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弦巻家

 

「で、でっかぁ.....」

 

「大丈夫ですよ、私たちも最初同じ反応しましたから。」

 

「あれ?奥沢さん?なんでここに?」

 

「こころに呼ばれたので。でも白鷺さんが来るのは聞いてないですよ。」

 

「え?じゃあ僕なんで来たの.....」

 

「さぁ.......作者の投稿スピードが遅いからじゃないですか?」

 

「奥沢さんまでめたいよ。それはともかく....弦巻さんって普段からこんな感じなの?」

 

「こころは突発的ですよ。こうやって突然呼ばれるのも今に始まった話じゃありませんし。」

 

「そうなんだ.....」

 

 

「ゆーき!!よく来たわね!!」

 

「うん、来たよ。相変わらず元気だなぁ.....それで僕はなんで呼ばれたの?」

 

「笑顔になることをするのよ!!」

 

「いやだから何をするの.....?」

 

「そうねぇ....何しようかしら?」

 

「ええ.....」

 

「白鷺さん、これがハロハピの普通なので慣れてくださいね。」

 

「私も最初はちょっと驚いたかな.....」

 

これが弦巻さんの日常.....すげぇな。というか弦巻さんめっちゃ笑顔ですやん。輝いて見えるよ....というか奥沢さんめっちゃ苦労しそう。

 

「じゃあ路上ライブしましょ!!」

 

「うん!!いいね!!」

 

「あはは.....相変わらずお姫様の発想には驚かされるよ。」

 

「でも路上ライブってちゃんと許可貰わないといけないんじゃ.....」

 

「白鷺さん、こころに普通は通用しませんよ。私たち現に何回か路上ライブしてますし。」

 

「ええ.....」

 

「折角だからゆーきも一緒にやりましょ!!」

 

「僕も?それはいいんだけどさ.....君たちガールズバンドだよね?」

 

「?それがどうかしたのかしら?」

 

「いや、僕男だからさ.....混じると不味いよね?」

 

「そうかしら?きっとたくさんの人が見てくれるわよ!!」

 

「色んな意味で見られそうで怖いよ.....」

 

「確かに優希くん目立つかもね.....」

 

「あれ?反対とかじゃないの?」

 

「私たち色々ありすぎたんで今更異性がバンドに入ることも何とも思わなくなったんですよ。」

 

「奥沢さん達観しすぎじゃないかな?」

 

「達観じゃなくて慣れたんですよ。私も着ぐるみきてDJやってますし。」

 

「そういえばそうだったね.....で、このバンドのキーボードの人って誰?」

 

「キーボード?はぐみたちのバンドにキーボードの人はいないよ?」

 

「あ、そうなの.....」

 

「そういえば兄さんはキーボードだったね。こころ、兄さんのキーボードはとても上手いからきっとたくさんの人を笑顔にできるはずさ。」

 

「そうね!!じゃあ私たちと一緒にやりましょ!!」

 

「まぁいいか....分かったよ、参加はするけど、曲は何を弾くの?」

 

「私たちの曲分かりますか?」

 

「うん、分からない。」

 

「そりゃそうですよね.....カバー曲とかもあるんですけど、それは分かりますか?」

 

「何をするかによるけどやった事ある曲なら大抵いけるよ。」

 

「本当ですか.....じゃあ曲の幅増えるかも。」

 

「ただDJがいるなら曲自体は少し狭まるかもね。」

 

「そこら辺は大丈夫です、慣れたので。」

 

「そういえば花音さん、流星と揉めたの?」

 

「はい.....お兄ちゃんのいかがわしい画像を見つけて.....」

 

「ある程度は許してあげなよ。流星ってどうしても肉食系の人によく絡まれやすいから。」

 

「よく.....?ということはお兄ちゃんは他の人とも.....」

 

あっ、やっちまった。ごめん流星。今度会ったらうまい棒20本くらい奢るよ.......

 

「でも流星もある程度は関わらないようにはしてるから許してあげてね。」

 

「それなら.......そういえば優希さん、またライブするって本当なんですか?」

 

「ん?あぁ.....本当だよ。まだメンバーが戻ってないけどね。流星から聞いたのか?」

 

「お兄ちゃんが新しいスティックを買ってたからそうかなって.....」

 

「あいつやたらそういう道具に拘りあるからなぁ.....ライブある毎にスティック変えてたし。」

 

「でも比較的新しいスティックは貰ってるんですよ、だから結構助かってます。」

 

「じゃあ行きましょ!!」

 

「じゃあ....また後で話そうか。」

 

「そうですね.....」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

路上にて

 

「本当にやるんだ.....というかなんで僕は女装させられてるの!?」

 

「すみません、優希様、男が入っているとなるとお嬢様のバンド活動において多少の問題が発生するため、このような手段を取らせていただきました。出来は完璧ですのでご心配は無用です。」

 

「いや、そういうことじゃなくて.....絶対に豪とは会いませんように.....」

 

「ははっ、兄さんが可憐なお姫様に変身しているじゃないか。今度、是非とも私と舞台を共にしようじゃないか。」

 

「絶対やだ.....恥ずかしい。」

 

「それにしても可愛いね.....スタイルも顔もいいし....同じ女の子として妬いちゃうかな....?」

 

「あの、花音さん?僕は男ですが.....?」

 

「花音、ゆーきはどこ行ったのかしら?」

 

「ほんとだ、どこ行ったの?」

 

「白鷺さんは私たちに合わせて今は女の子に変身してるんだよ。優子ちゃんに。」

 

(ちょっと奥沢さん!?合ってるけど色々やばいよ.....)

 

(大丈夫ですよ。私の正体がバレたこともありませんし.....それにぱっと見ても女の子にしか見えませんよ。)

 

「そうなの.....ゆーきはすごいわね!!ゆーこに変身したのね!!」

 

「うんうん!!変身できるなんて凄いよ!!」

 

....え?バレてない?というか謎の設定生まれたんだけど.....

 

「じゃあやろうか。おく.....ミッシェル、なんの曲やるの?」

 

「あっ、はい。えっと.....『ラストダンス』と『ドラマツルギー』をやります。いけますか?」

 

「曲自体は知ってるからいけるよ。」

 

「それは良かったです.....」

 

そうして僕達は路上ライブを始めた。というか弦巻さん滑舌いいんだな.....歌詞1回も間違えてないし、他のメンバーも突然やると決まったのに弾けてるし、練習してたのかな?

 

 

そして運命が残酷なのか最悪の瞬間が来てしまった.....

 

「よおお嬢ちゃん!!めっちゃ歌上手いじゃん!!俺も一緒に歌いたいんだが.....いいか!?」

 

「いいわよ!!一緒に楽しみましょ!!」

 

「いよっしゃあ!!」

 

なんでよりによって僕たちのバンドのリーダー、豪がいるんだよ!?タイミングが最悪だ.....お願いします、バレませんように。

 

 

 

ライブ後

 

「今日はとても楽しかったわね!!」

 

「うんうん!!なんかキーボードが入って普段と雰囲気も変わったしね!!」

 

「ん?このキーボードの子は今日入ったのか?」

 

え?まさかばれていないのか.....そうだった。豪はとてつもない馬鹿だった。しかも黒服さん達本気だったし.....なんとか乗り越えれるかも?

 

「あんた可愛いな.....名前なんて言うんだ!?」

 

「えっと.....白木優子と申します♪」

 

「白木さんか.....よろしくな!!」

 

よし!!ばれてない!!

 

「あはは.....優希くんも大変だね.....」

 

「でもよく出来てますよね、このままバレずに終わればいいんですが....」

 

「美咲ちゃん、そうやってフラグを立てたらダメだよ?」

 

「花音さんフラグって知ってたんですね.....」

 

「お兄ちゃんがよく使ってるからね。」

 

「記念だし撮っとくか。」

 

....え?こいつどさくさに僕の黒歴史作るつもりですか?携帯壊すよ?

 

パシャッ

 

「ありがとな!!」

 

「......」

 

「じゃあ楽しかったぜ!!お嬢ちゃん!!」

 

「ええ!!また一緒に歌いましょ!!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「そういえば白鷺さん、さっきSNSでこんな写真挙げられてましたよ?」

 

「え?.....『ハロハピに新星!?正確なキーボード!?』うっそだろ.....」

 

「良かったですね、7人目のハロハピですよ。」

 

「奥沢さん.....なんかこの状況楽しんでない?」

 

「そうですか?自分と同じ境遇にいるからですかね?」

 

「ええ.....」

 

「ねえねえ白鷺くん、また女装してくれないかな.....?写真撮り忘れたんだ.....」

 

「花音さん.....俺の心のライフはもう0だよ。」

 

「じゃあ今日はありがとうございました。私はこっちですので。」

 

「うん、ライブ自体は楽しかったよ。」

 

「じゃあね。」

 

 

 

 

 

白鷺家

 

「兄さん.....これは何かしら?」

 

「なんで千聖が持ってるの!?」

 

「豪さんから送られてきたのよ。」

 

あの野郎!!知らない振りしてやりやがった!!しかもよりにもよって千聖に送り付けるとは.....今度会ったらあいつに無茶ぶりさせてやる.....

 

「それに関してはね.....ほら、ハロハピってガールズバンドじゃん?僕が入ると色々問題あるでしょ?だから黒服さんにこうさせられたんだ.....」

 

「そう.....でも可愛いわね。これ、なりきれてるわよ。」

 

「.....え?」

 

「これ彩ちゃんに見せたら気づくかしら?」

 

「ちょっと!?拡散はダメ!!絶対にだめ!!」

 

「でももう兄さんのバンドメンバーにはバレてるわよ。」

 

「お、終わりました.....」

 

絶対次のライブで女装させられる.....もう一度あれになるのはさすがに.....

 

「別にこれで兄さんを嫌いになることは無いから大丈夫よ。」

 

「そ、それは良かったよ.....」

 

「でもいいわね....優子お姉ちゃん、悪くないわね♪」

 

「ちょっと....弄んでませんか?」

 

「そんなことないわよ、優子お姉ちゃん♪」

 

「うっ.....もうお婿にいけない。」

 

「大丈夫よ、私が一生一緒にいてあげるから♪」

 

「それだと千聖の人生を束縛することになるからさ.....嬉しいけど申し訳ないかな。」

 

「もう.....そこは素直に喜んでくれてもいいのに....」

 

「ん?何か言った?」

 

「べ、別になんでもないわよ!?このネタはまた今度ね。」

 

「このいじりを続けるつもりなの.....」

 

「明日、私たちと王様ゲームするわよ♪覚えておいてね。」

 

 

まじか....氷川さん、どんな命令するんだろう.....




RASを登場させるタイミングが難しいです。そろそろ登場してもらおうかなぁとは思ってます。薫さんの口調難しい.....

今回出した楽曲は

『ラストダンス』 Eve

『ドラマツルギー』 Eve
です。

もし間違っていたらご指摘お願いします。

不定期更新リクエスト

  • 優希くんと千聖ちゃん
  • EXTRAと千聖ちゃん、友希那ちゃん
  • 他の妹との交流

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