改めて二次創作の口調の難しさを感じています。他の作者さんの書き方には学ぶことが色々ありますね....
バンドリの驚異の帰宅部率。半分近くが帰宅部。驚きましたね。
「醤油はどこにあるのかしら?」
今私はお母さんからお使いを頼まれたのでスーパーで材料と調味料を買っています。食材は直ぐに見つかったのだけれど調味料がどこにあるかが分からない。どこにあるのかしら.....
「それにしても食材多いわね.....子供が3人いると結構大変なのね。」
この前ライブでファンとの握手会があったのだけれど、ファンの方から『千聖ちゃんって買い物してたり家事してたら人妻感すごいよね!!』と言われた。人妻というのがいまいち想像がつかないのだけれど.....お母さんっぽいってことかしら?兄さんもそう思って甘えてくれたらなぁ.....精一杯甘やかして日々を疲れが取れるようにしてあげたいのに.....膝枕とか添い寝とか背中流してあげるとか.......
「.....あったわ。意外と近くにあったのね。」
「あれ!?千聖先輩じゃないですか!?こんにちは!!」
「あら、香澄ちゃん、こんにちは。香澄ちゃんも買い物?」
「はい!!家で寝転んでたらあっちゃんから『お姉ちゃん暇ならお使いいってきてよ。』って言われて。でもお使いってドキドキしませんか!?」
「そうかしら....でも非日常みたいな雰囲気も無くはないから確かにドキドキするわね。」
「はい!!千聖先輩.....納豆食べられるんですか!?」
「これは兄さんと妹が食べるのよ。それに私は納豆嫌いだもの。」
「へぇ...千聖先輩も苦手な食べ物あるんですね!!私も納豆だけはダメで.....」
「私は食べられないというよりかは苦手で.....」
「あのネバネバしたところとかあんまり好きじゃないんですよね。」
「それは分かるわ。あとは匂いがあるところかしら?」
「それもです!!やっぱり苦手ですよね!!」
「苦手なものはあっていいのよ。」
「まぁそうだね、ちゃんと克服もしないとね。」
「それは.....って兄さん!?」
「お菓子買いに来たら見かけてさ.....お使い?」
「ええ、お母さんにお願いされたのよ。」
「そうか.....じゃあ2人とも、納豆嫌い、克服する?」
「え!?い、嫌ですよ!!」
「そうよ兄さん、私たち『納豆嫌い同盟』は納豆は食べないわ。」
「納豆嫌い同盟!?なんかかっこいいですね!!」
「そんな組織あるのか.....納豆は発酵食品だし、体にもいいから食べた方がいいんだけどなぁ.....それに今のうちに克服しないと、戸山さんはともかく.....千聖はバラエティとかで食べさせられることもあるかもだから少しは食べられないとね。」
「大丈夫よ、その仕事は断固として断るわ。」
「そんな自信満々に言わなくても.....」
「私も食べません!!」
「お姉ちゃん騒いだらダメだよ。」
「あっちゃんいつ来たの!?」
「お姉ちゃんをお使いに行かせてから全然帰ってこないから見に来たんだよ。お姉ちゃんもそろそろ納豆食べられるようにしないと。」
「じゃあ戸山さん、千聖、一旦僕達の家においで。そこで少しは食べられるようにしよう。」
「家でやるのね.....逃げ場が無いわ。」
「お姉ちゃんも一緒に行こう。(やった!!優希さんの家!!EXTRAのメンバーの私生活が見られる!!出来ればライブ衣装とか楽器も見たいなぁ.....)」
「うう.....こればっかりは自信ないよぅ....」
「じゃあ行こうか。」
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「さてと.....どうしようかな?」
「そうですね.....いきなりというのもあれですよね。」
「やっぱり匂いとか?」
「そうね、なぜ醤油や味噌はないのに納豆は匂いがあるのよ。」
「そう言われてもなぁ.....あんまり無理強いをさせるのも良くないし。」
「そうですよ!!苦手な食べ物があったっていいじゃないですか!?」
「お姉ちゃん、それだと将来納豆食べることになった時に苦労するよ。」
「うぅ.....それは恥ずかしいかも。」
(こういうのはしたくないんだけどなぁ.....)
「千聖、もし納豆嫌いを克服出来たらさ....その、何か言うこと1つ聞くよ。可能な範囲でね。」
「え?兄さんを好きに.....」
「それって私もありますか!?」
「まず戸山さんとは殆ど関わりが無いからお願いすることないよね?」
「あっちゃんに色々聞きました!!今度バンドの練習見てください!!有咲がキーボードやってるんですよ!!」
「有咲?あぁ.....上原さんの友達の。」
あの子、千聖と身長同じくらいだったのになんで小さく感じるんだろう.....子供っぽさがあるからかな.....?
「兄さん?今何を考えていたのかしら?」
「市ヶ谷さんのことを思い出してさ.....」
「あら?兄さんって有咲ちゃんと会ったことあるの?」
「うん、あるよ(クリスマス回参照).。結構毒舌だったけどね。」
「へぇ.....有咲ちゃんが素を見せるのね。」
「それはともかく.....まずは匂いから慣れようか。」
「そうですね、いきなり食べるのはあれですし。」
「あの、戸山さん(妹)って妹だよね?」
「明日香って呼んでください。お姉ちゃんと混ざってややこしくなるので。」
「ごめんね、明日香さんでいいかな?」
「そこら辺は自由でいいですよ、特に気にはしないので。」
「うん。分かったよ。ちょっと取ってくるから待ってて。」
「千聖先輩のお兄さんって優しそうですね!!」
「優しそうというよりかはライブの時以外は気が弱いのよ。」
「そのギャップがいいんですよ!!改めてファンになりました!!」
「それは兄さんに言ってあげて。そういえば明日香ちゃん?であってるかしら?たえちゃんのお兄さんもEXTRAのメンバーよ。」
「え?誰ですか.....?」
「Shoという名前でやっていたはずだけれど.......」
「Shoさんなんですか!?」
「ええ.....兄さんが来たわ。香澄ちゃん、生き残るわよ。」
「分かりました!!千聖先輩!!」
「ただの克服なのに大袈裟な.....」
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「.....やっぱり抵抗をおぼえるわね。」
「そうですね.....この匂い苦手なんですよ.....」
「まぁ別に好きになれとは言わないからさ.....せめて食べられるくらいにはなっておかないとね。」
「それもそうですよね.....」
「でもそうね......食べられないのはさすがに子供ね。」
「そうですけど.....あっちゃん!!納豆っていつ食べるの!?」
「うーん.....例えばさ、大学に行ってサークルとかに入るとするでしょ?その時にさ、旅行とか行って朝ごはんに納豆出てきて自分だけ食べなかったら....なんか恥ずかしいでしょ?」
「うっ.....!!そ、それはそうだけど.....」
「まぁあくまで食べられる方が外に出た時になんとかなるからね.....一応チャレンジはしようよ。」
「.......分かりましたぁ....自信ないよぅ.....」
「じゃあ、食べてみようか。....2人とも箸を持たないんだね。」
「苦手ですからね.....これは仕方ないような。」
「じゃあ.....食べさせるか。明日香さんは、戸山さんをよろしくね。」
「分かりました。お姉ちゃん.....あーん。」
「あ、あっちゃん無理だよぅ.......」
「千聖、口開けて。あーん。」
(に、兄さんのあーん.....これはいけないわ、卑怯よ!!病みつきになってしまいそう.....納豆じゃなかったら。そ、それに兄さんが出してるから食べないと.....で、でも恥ずかしい!!)
「千聖?なんで顔を赤くしてるの?(それになんでか目線だけくる.....可愛いなぁ。)」
「ちょっと熱くなっただけよ。気にしないで。(間違っても兄さんが近くてドキドキしてたなんて言えないわ.......)」
「頑張って、千聖。」
「うっ.....あ、あーん.....」
「うん.....よく食べられました!!」ナデナデ
「ええ、よく、頑張ったわ............////」
(うん、
「お姉ちゃんもよく出来たね。」
「あっちゃんも頭撫でて!!」
「えぇ.....もう、1回だけだよ。」ナデナデ
「えへへ.....」
(私もああいう風に素直に喜べたらなぁ....)
(明日香さんは撫で方にコツとかあるのかなあ.....)
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「またこういう機会を作らないとね。」
「え!?またやるんですか!?」
「いや、それは分からないけど....こういう風にしないと絶対に克服する機会とかって生まれそうにないし。」
「でも....今日はいい機会でした。YUさん、今回は聞けませんでしたけど、また今度EXTRAの話を聞かせてくださいね!!」
「うん、約束するよ。今度練習風景見る?」
「ぜ、是非!!」
「そう、じゃあ2人とも気をつけて帰ってね。」
「はい!!.....ところで千聖先輩は?」
「あぁ.....多分台本を読んでるんだと思うよ。次の舞台も近いからね。」
「お兄さんはサポートとかしてるんですか?」
「うん、これでも兄だからね。妹の力にもなってあげたいし....」
「優しいですね!!じゃあ行きます!!今日はありがとうございました!!」
「うん、またね。」
「さて.....何をお願いしようかしら.....」
「あんまりお高いのは無理だよ。」
「分かってるわよ.....そうね、じゃあ。」
「ん?何?」
「一旦保留ということでいいかしら?また思いついたらお願いするわ。」
「分かった。忘れないようにメモしておくよ。」
「ところで兄さん?」
「ん?どうしたの?」
「明日日菜ちゃん主催の王様ゲームがあるから、ちゃんと正装していってね♪」
「正装?氷川家はそんなにお金持ちなの?」
「そういう意味じゃなくて.....間違えてもジャージで行くってことは辞めてね.....今だってジャージだし。」
「あっ.....そっか。」
「それと.....私たちの仕事上、朝から行くから誰かに頼るのは不可能よ。.....頑張ってね♪」
「ちょ、千聖は助けてくれないの?」
「日菜ちゃんから『優希がどんな服着てくるか楽しみだから千聖ちゃんはアドバイスとかしたらダメだよ!!』って言われてるの。」
「.......まじか。」
たくさんの投票ありがとうございました!!
以前少し方針を変えて、優希くん側がメインの回と千聖さんがメインの回を交互に作るようにしました。
投稿日時に関しては可能な限り早くはしますが多分週三うpが限界だと思います。リアルも忙しいのでどうしても書く時間が土曜日しかないんですよね。
不定期更新リクエスト
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優希くんと千聖ちゃん
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EXTRAと千聖ちゃん、友希那ちゃん
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他の妹との交流