白鷺家のお兄さん   作:面心立方格子

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改めて確認したらバンドリにおいて千聖さんって蘭ちゃんや友希那さんとは関わりが無かったのか.....久々の千聖さん回です。千聖さんが、和食なのか洋食かまでは分かりませんでした.....


千聖さんのお悩み

「そういえば彩ちゃん、あれから進歩はあった?」

 

「うん、優希さんとは1回も会ってないけど、でも続けてたらちゃんと目標の体重まで減らせたんだ!!これで身体測定でも安心だよ♪」

 

「ええ.....彩ちゃん、本当に羨ましいわ。色んなところが育って.....」

 

「....え?そ、そうかなぁ?でも千聖ちゃんだってまだ成長期にいるはずだよ!!だから大学生になったら伸びるんじゃないかな.....?」

 

「あら?それは遠回しの挑発と取っていいかしら?」

 

「ち、違うよ!?でもどうして気にするの....?太ったとかじゃないし。」

 

「彩ちゃんは地雷を踏む天才ね。」

 

「え?また不味かったかな.....でも、いつもと雰囲気が違うけどどうしたの?」

 

「茶番はここまでにして.....実はね.....」

 

 

 

「ええーーーーーー!!!!太った!?」

 

「声がでかいわよ.....」

 

「ご、ごめん。因みにどれくらい.....?」

 

「ほんの100g程なのだけれど.....」

 

「そ、それならそこまで気にする必要ないんじゃないかな?見た目も全然変わってないし。」

 

「違うのよ。前まで維持していた体重が兄さんに一番印象良く見える体重なのよ。」

 

「優希さんそんなことまで気づくの?」

 

「ええ、じゃないと今日の朝ごはんが急にカロリーに気をつけたものに変わらないわよ。兄さん、私を傷つけまいと言わずにそういう見えないところで色々してくれてるから.....気持ちは嬉しいのだけれど複雑だわ。」

 

「普段何食べてるの.....」

 

「おかずの量は大して変わっていなかったのだけれど普段お母さんが炊いた残りのご飯を私と兄さんで分けるの。それがいつも半分ずつで.....私にとってはちょっと多めだったのよ。それで今日見たら、少し減っていてその代わり主菜が増えていて.....少し制限されていたの。」

 

「でも千聖ちゃんならすぐ痩せられるんじゃないかな?今の話を聞く限りただ無理して食べていたようにも思えるし.....」

 

「それがね.....人間という生き物は恐ろしいことに慣れるのよ。」

 

「あっ.....」

 

「というわけで彩ちゃんに相談しているの。」

 

「うーん.....私もダイエットとかにはあまり詳しくないから上手くアドバイス出来ないかな.....リサちゃんに相談してみたら?」

 

「リサちゃんね.....確かに聞いてみる価値はあるわ。彩ちゃん、ありがとう。」

 

「うん、千聖ちゃんも頑張って痩せてね♪」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「痩せる、かー。難しいよね.....」

 

「ええ、どうしたらいいのかしら.....?そしてそのカロリーがどうしたらほかの部分に行くのかしら?」

 

「ん?今別の目的が聞こえたような.....」

 

「ええ、ダイエットもひとつの目的なのだけれど.....どうしたらリサちゃんやひまりちゃん、彩ちゃんや花音のような女の子らしい体型になれるのかしら.....?」

 

「千聖も充分に女の子らしいと思うけどなー。どうして?」

 

「兄さんを振り向かせたいのよ。別に卑しい意味で言っている訳ではないのだけれど.....兄さんの脳内は私=可愛い妹という風に変換されていて私=大人の女性とは見てくれないのよ.....。」

 

「でも確かに、お兄さんから見た妹ってそういう感じだよねー。優希も千聖のこと溺愛してるし。」

 

「そうなの....だから兄さんに1人の女性として見て欲しいのと.....兄さんから見て一番いい印象を与える体重に戻したいの。ああ見えて変化には本当に気づくから.....」

 

「あれ?千聖ちゃんとりさちーじゃん。どうしたの?」

 

「あら、日菜ちゃん。少しダイエットの話をしてたのよ。」

 

「え?千聖ちゃん太ったの?全然変わってないように見えるけど.....」

 

「ええ、ほんの100g程だけれど.....兄さんにも気づかれたしどうしようか悩んでいるのよ.....」

 

「ダイエットするのってそんなに難しい。あたしはすぐ痩せれるよ。」

 

「じょ、女子の敵ー!」

 

「羨ましいわ。あんなにポテトを食べているのにどうして発育がいいのかしら.....」

 

「そんなに気にするー?じゃあ優希に直接聞いてみようよー。」

 

「え!?兄さんを呼ぶの!?」

 

「えー、ダメ?」

 

「ダメよ、絶対にダメ。兄さんにはバレているとはいえ直接言うことは絶対に出来ないわ。もし言ったら兄さん、私に気を遣いすぎて倒れそうだから.....いいわね?」

 

「あはは、シスコンがすごい所で出るね。」

 

「だから.....どうしたらいいのか.....」

 

「じゃあ一緒に遊ぼうよ!!」

 

「遊ぶ.....?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「じゃあ一緒にやろう!!」

 

「これは.....?」

 

「ダンスゲームじゃない?多分これなら運動とか意識しなくてもいいし。」

 

「それに千聖ちゃんは多分運動量が少ないから動いたらすぐ元に戻るよ!!」

 

「いえ、それはいいのだけれど.....リサちゃんも日菜ちゃんもどうしてそんなに足を出してるの?」

 

「それを言うなら千聖もだけど.....運動する服がいつもダンス部で使ってるウェアだから自然と半袖半ズボンになったのかな?まぁそんないやらしい人も居ないし大丈夫だよ♪」

 

「そう.....なら.....」

 

「ち、千聖?どうしてあたしを見るの....?」

 

「リサちゃん、どうしたらそんな.....兄さんを誘惑出来そうね。」

 

「え!?べ、別に優希を誘惑するつもりはさらさらないけど.....」

 

「ねえねえ早くやろうよー!!あと30秒だよ、選択画面!!」

 

「勝手に始めていたのね.....分かったわ、やるわ。」

 

「あたし最初見とくから頑張ってね♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

「やったー!!EXCだよ!!」

 

「はぁ.....よくそんなに動けるわね.....」

 

「やっぱり最初から高難易度は厳しかった?」

 

「当たり前よ.....というかこれ凄いわね。ステップ以外にもパフォーマンスの基本も見せてくれるなんて。」

 

「まぁステップだけでも凄いけど足だけだったら少し物足りないから上半身もステップに合わせて動かせば躍動感とか出るしリズムに乗れるからいいと思うよ!!」

 

「日菜ちゃんが簡単に痩せれるって言ってた理由のひとつが分かった気がするわ.....。」

 

「じゃああたしもやろうかな。ダンス部だからヒナには負けないよ!!」

 

「りさちー一緒にやろう!!千聖ちゃんも休憩したら戻ってきてね!!」

 

「ええ、そうするわ。」

 

 

 

 

 

 

「ええっと飲み物、飲み物....あれは....」

 

「そこだ、いけ!!優希!!」

 

「うるさい、蒼生黙って。」

 

......え!?兄さんもゲーセンに!!ま、まずいわ.....このままだと兄さんと会って.....『そうか.....僕が千聖に変なこと思わせたんだね、ごめんね.....』と切ない顔で謝られる!!それだけは....兄さんを喜び以外で泣かす訳には.....

 

 

「よっし大物!!これ燐子にプレゼントしよう!!」

 

「自分で取った物をあげなよ。それはともかく.....視線を感じる。」

 

「.....え?そうなのか?」

 

「うん.....あっち、かな。」

 

き、気づかれてる!!急いで戻らないと.....

 

「えー、皆あたしのファンなの?」

 

「あはは.....日菜人気だねー。」

 

あっちはあっちで凄いことになってる.....私にも落ち度はあるけれど、日菜ちゃん、やっぱりあなたは芸能人としての自覚が欲しいわ.....

 

「おい見ろよ!!千聖ちゃんまでいるぞ!!」

 

「まじか、俺らファンなんです!!」

 

「ええ、ありがとうこざいます♪」

 

「良かったら握手してください!!」

 

「それは.....ここはゲームセンターですしここにいる方々にご迷惑はかけられないので握手は遠慮させてもらいます。」

 

「ええー、じゃあせめて俺らを見下してください!!」

 

「ええ.....」

 

「ねえヒナ、千聖ってライブの時もあんな感じなの?」

 

「うんうん、あれは単にファンの人が千聖ちゃんがそういう雰囲気だからこういうキャラだって思ったんだよ。」

 

「へえ.....千聖も大変だね。」

 

「ぐへへ、日菜ちゃん....」

 

 

 

 

 

「はい、そこまで。何どさくさに紛れて女の子の体触ろうとしてるの.....全く。」

 

「いたっ!!離せよ!!」

 

「そりゃあ痴漢しようとしたら止めるよ。」

 

「あれ?優希じゃん?ここに来てたの?」

 

「日菜ちゃん、痴漢されかけてた割に落ち着いてるね.....ところで千聖は?」

 

「千聖ちゃんなら今あそこでファンの人を調教してるよ。」

 

「あれ.....だよな。」

 

 

 

 

「あなた達、ファンとしてのプライドは無いのですか?」

 

「は、はいぃ.....」

 

「ほんと、駄犬ばっかりですね。」

 

(次はこう言えよ、千聖ちゃん.....)

 

(あの、蒼生さん?私に耳打ちが許可されている男性は兄さんだけよ?離れてくれないかしら?)( ^ω^)ニコッ

 

「こ、こっわ....笑ってねえ笑顔だ。」

 

「だからこっちの痴漢を取り押さえる方やったらよかったのに.....」

 

「仕方ねぇだろ。大人数相手なら俺の方がいけるし.....」

 

「あと、覚えておいてよ。無断で千聖に耳打ちしたんだから、あとで君の嫌いなわさび丸ごと食わせるからね。」

 

「またあれをやるのかよ.....まぁいいや。おいてめぇら!!男としてそれは恥ずかしくないのか!!」

 

「じゃあ後は任せるわね。」

 

「ファンの相手も楽しいけれど.....タイプが多くて学ばなくちゃいけないことがたくさんあって疲れるわ。」

 

「千聖、いつからあんなSっぽい雰囲気出せるようになったの?」

 

「そうね.....前に兄さんが見てたアニメからよ。」

 

「そ、それはごめんね.....」

 

「ところであの人、放置してていいのー?」

 

「蒼生?大丈夫だよ、あいつ元暴走族だし。そうそう負けることないだろ。」

 

「あはは.....あっそうだ。ねぇ優希。」

 

「ん?どうしたの?今井さん?」

 

「さっきヒナのこと日菜ちゃんって呼んでたよね?だったらあたしもリサって呼んでもらわないと不公平なんだけど.....」

 

「い、いや.....その.....」

 

(ふふっ、随分とお熱いのね、兄さん♪本当に首輪をつけた方がいいかしら.....)

 

(ちょ、それは誤解だってば.....。それに今井さんとそんな漫画みたいな展開してないし。)

 

「だめ.....かな.....?」

 

「そこまで気にすることじゃ....ない....よね?」

 

「兄さん、呼んであげなさい。」

 

「うん.....リサ、さんでいいかな?」

 

「さん付けか.....今はいいよ♪慣れてきたら呼び捨てでいいから!!」

 

「う、うん.....」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ところで今日千聖は何でゲーセンに?」

 

「ちょっとした気晴らしよ。日菜ちゃんと一緒にたくさん体を動かしたわ。」

 

「千聖も友達と上手く付き合っていけてるね.....良かった。」

 

「もう、兄さんは私のお父さんみたいね♪」

 

「おと.....せめてお兄さんであってほしい.....」

 

「あら、ごめんなさいね。それはともかく.....兄さん?」グイッ

 

「はい?」

 

「帰ったら事情聴取よ。どこまで今女の子と進展があるか.....全部教えてちょうだい♪」

 

 

「わ、分かりました.....ん?千聖?」

 

「どうしたの?」

 

「気のせいか.....顔赤くないか?」

 

「それは.....べ、別に.....(死んでも兄さんの顔が近いから、なんて言えないわね.....)」

 

「もしかして.....朝のこと気にしてる?」

 

「朝のこと、な、なんの事かしら?」

 

「いや.....千聖が体重増えたかなって遠回しに伝えちゃったと思って.....」

 

「.......!!兄さん、体重の話は女の子にはタブーよ♪それにああいうさり気ない心遣いはむしろ+になるから気にしないで。」

 

「良かった.....」

 

「ただ.....今口に出して言ったからあとでお仕置きよ。」

 

「り、理不尽!!」

 

 

 

 

 

 

余談

その後、日菜ちゃんと私がゲームセンターで遊んでいたことが動画に上げられていて『尊い』とか『隣にいるギャルっぽい女の子もいい』とか『お前ノンケかよ.....』というコメントがたくさんあって驚いた。日菜ちゃんも含め、結構有名になったのね.....なぜハッシュタグが『似合いすぎて眩しい』なのかは不明なのだけれど.....どことなく恥ずかしいわ。




皆さんはどういう体質ですか?僕は何故か食べても痩せていくんですよ.....というか体重が増えるのが身長伸びた時くらいなんですよね.....
なんかリサ姉って親密度上がる度にヤンデレみたいになりそう(小並感)

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