白鷺家のお兄さん   作:面心立方格子

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新しく出たバンドに見た目が千聖さんと似ている子(広町七深ちゃん)を見て、え?と思ったら声聞いたら全然違いました。でも花音さんと千聖さんが合体した雰囲気があるんですよね.....Baも一緒だし。
誤字脱字報告お願いします。


お兄さん争奪戦(2人)

「.......」

 

「.......」

 

「あの、お二人共?もう少し平和にいきましょうよ。」

 

『兄さん(先輩)は黙って。』

 

「アッハイ.....どうしてこうなった.....」

 

事の発端は今から約2時間前のこと。僕がいつも通り家でパシられていたところから始まった。

 

「あら....先輩じゃない。ここで何をしているの?」

 

「ん?いつも通りレオンの小屋の掃除とレオンをお手入れしてるんだよ。ここ最近皆忙しいみたいだから僕がやっておこうと思って....友希那さんは?」

 

「少し散歩をしていただけよ。先輩達とはよくここら辺に来たから.....懐かしくて。」

 

「そうだったね、皆でアイス食べながら帰ったのもいい思い出だよ。」

 

「ええ.....久々に家にお邪魔したいって言ったら怒るかしら....?」

 

「僕は全然大丈夫だけど....千聖やお母さんがどう言うかだね。」

 

「別に白鷺さんの部屋に入る訳でもないのだから....別にいいのではないかしら?それにもう1人の妹さんはどうしたの?」

 

「何で知ってるの.....今はちょっと留学中だよ。だから家には今はいないんだ。」

 

「そう.....」

 

「優希、これもおねが.....あら?優希、その子は誰?」

 

「初めまして、お義母さん。湊友希那と申します。先輩.....いえ、息子さんの将来の妻です。」

 

「あの、だからいつ結婚したの.....」

 

「あらあら、優希もモテモテね。千聖が妬いちゃうわよ。」

 

「勘弁してよ.....それで用事って?」

 

「やっぱりやめたわ。せっかく将来のお嫁さんが来てくれたんだから一緒にゆっくりしていきなさい。いらっしゃい♪」

 

「はい.....お邪魔します。(勝ったわ)」

 

「.....レオン、とりあえず小屋に戻ってね。ちゃんと綺麗にしたから。」

 

「ワン!!」

 

「くすぐったいよ.....」

 

 

 

 

 

「あまり変わってないのね。」

 

「まあね。変わったのは教材や資料くらいだよ。さっきまで勉強してたからちょっとテキストがあるけど気にしないで。はい、お茶。」

 

「ええ....懐かしいわね。この写真まであるなんて。」

 

「そうかな?あいつらと活動してたのもつい最近だし何かと思い出があるから捨てられないんだよね。これは....友希那さんが入ってきて打ち解けた時の写真かな?」

 

「あの頃の私は本当に縛られていたから.....こんな柔らかい表情をするとは思わなかったわ。」

 

「そうだね.....ねぇ、顔近くない?」

 

「そうかしら?これくらい普通の距離だと思うのだけれど.....」

 

「普通じゃないよ....というか仮にも友希那さん千聖とは別ベクトルだけど有名人だからこういうことあんまりしない方がいいよ。」

 

「それを言うなら界隈によっては先輩も有名人よ。だからお互い様ね。.....さらっと離れないで。」

 

「くっついてる方が落ち着かないよ.....」

 

「ふぅ.....」

 

「耳に息吹きかけないで.....心臓に悪いよ。」

 

「ふふっ、やはり先輩は打たれ弱いわね。」

 

「友希那さんこんなキャラだっけ?もっとクールな感じだったような.....」

 

「それは外の話よ。先輩には違う私を見せているの。全部本心よ。(リサがこういう風にすればいいって言ってたわね.....)」

 

「そうなんだ....」

 

バァン!!

 

「ん?千聖?どうしたの?まだ仕事あった?」

 

「いいえ、さっきお母さんから『優希にお嫁さんが来たわよ♪』って言ってたから誰かと思ったら.....友希那ちゃんだったのね。」

 

「白鷺さん.....また私と先輩の道を阻むつもりね。」

 

「ええ、兄さんは私のものよ。」

 

「いや、僕は千聖のものではないよ。」

 

「そうよ、私のものよ。」

 

「友希那さんのものでもないからね.....」

 

バチバチ

 

(漫画で見たことがあるとはいえ.....本当にその状況に立つと怖いな.....というか威圧感がすごいよ。女優と歌姫の圧力怖。間違いなくSPACEの詩船さんと同じ、もしくはそれ以上の威圧感だよ.....あの人、なんでか翔世だけには優しかったんだよな.....)

 

「あなたとはいずれ決着をつけなければいけないとは薄々分かっていたわ。」

 

「ええ.....私もそろそろちゃんと示さないといけないと思っていたの。」

 

『兄さん(先輩)が私のものだということを。』

 

「だから僕はどっちのものでもないってば.....聞こえてないよね。」

 

でも何でだろう.....怖いのに和んでしまう。

 

「ここでは埒が明かないから、移動しましょう。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ということでこれで決着をつけましょう。」

 

「カラオケ?これ友希那さんが圧倒的に有利じゃない?だって千聖ベースとたまにしかボーカルやってないし。」

 

「勿論、不公平さが出るでしょうから兄さんがボーカルをした曲を歌ってその点数で勝敗を分けましょ。」

 

「それでも一緒だと思うけど.....千聖?」

「兄さんの.....勿論受けて立つわ。私ほど兄さんの歌を近くで聞いてきた人間はいないわ。」

 

「ねぇ僕達の曲って内蔵されてるの?僕達ライブは全国色んなところでやらせてもらったけど曲の提供を許可した覚えは無いんだ。」

 

「それなら心配はいらないわ。ここの人がいれてくれたから。」

 

「ええ.....」

 

「さぁ....始めましょ。因みに最後に先輩にも歌ってもらうわよ。」

 

「いいけど.....僕の点数が2人より低かったらなんか恥ずかしいよ。」

 

「その時はここに判子を押してもらうだけね。」

 

「婚姻届....しかも親権者と判子のところだけ空いてる.....住所さらっとバレてるじゃん。というかなんで常備してるの?」

 

「いつ同意してもいい為よ。」

 

「とりあえず曲選ぼうよ。」

 

 

 

 

1時間半後

 

「やっぱり友希那ちゃんは強敵ね。」

 

「というか.....千聖って歌得意だっけ?得点の差がそこまで開いてないし。」

 

「デビュー前はお世辞にも得意とは言えなかったけれどパスパレで鍛えてそれなりに上手くはなったわよ。」

 

「それもそうだね、少し違和感あったけど。」

 

「そうかしら.....?でと兄さんの歌い方にかなり合わせたわよ。」

 

「うん、息継ぎに関しては千聖の方が僕と似てるよね。友希那さんは元々ボーカルだから息が自然に切れてるというよりかは意図的に切ってるもんね。」

 

「さすが、私の行為の意図を見抜くとはやはり私とは以心伝心ね。夫婦としてピッタリだわ。」

 

「求婚はともかく、なぜ確定ルートになってるの.....?」

 

「さて.....白鷺さん、次はあなたが対戦内容を考えて。」

 

「え?私.....?」

 

「さすがに自分が圧倒的に有利な立場で勝負をして勝ってもそれだけでは意味が無いの。だからあなたが次は内容を決めなさい。そこでも私こそが先輩と合ってることを証明するわ。」

 

「そうね.....なら、こんなのはどうかしら?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「これは.....何?」

 

「何って軽く料理対決をしているところよ。将来妻として兄さんの隣に立つならこれくらいは出来ないとダメよ。兄さん自身は料理出来るからさほど問題ではないのだけれど.....」

 

「それもそうね。帰ってきたところに『晩御飯を作りなさい』なんて言えないわね。分かったわ、この料理対決、受けて立つわ。」

 

 

「にしても.....2人ともエプロン着るんだ。」

 

「こっちの方がイメージ湧くかなって.....兄さん普段はつけてないから不思議よね。」

 

「まぁ単にめんどくさいだけだけど.....でも2人とも似合ってるよ。」

 

「先輩.....作業に集中したいから今だけは口を閉じてくれるかしら?」

 

「あ、ごめん。」

 

(それにしても友希那ちゃん本気ね.....リサちゃんを頼らないなんて。)

 

(リサがいなくても私は料理が出来ることをちゃんと先輩に証明してみせるわ!!)

 

 

「(もしもし今井さん、友希那さんって料理スキルどれくらいなの?)」

 

「(なんで声小さいの?)」

 

「(今本人が目の前で料理してるから.....)」

 

「(あとで動画にして送って。見てみたい。)」

 

「(ラジャー。)」

 

「何話してたの?」

 

「いや、なんでもないよ。」

 

 

 

 

 

「出来たわ。」

 

「私も完成したわ。」

 

「じゃあ頂こうかな.....友希那さん、これハンバーグだよね?」

 

「ええそうよ。」

 

「黒焦げになってない?」

 

「火の加減と時間を間違えたのよ。色々考えているうちに。」

 

「そうなんだ.....」

 

「私はあまり自信はないけれど、ハヤシライスを少しアレンジしたものよ。」

 

 

食後

 

「ごちそうさまでした.....どうすればいい?」

 

「普通に評価をしてほしいわ。」

 

「分かった.....まず改善出来る点から言わせてもらうね。まず友希那さん。ウスターソースをりんごジュースと醤油と米酢と塩から作るというアイディアは良かったんだけど、塩と砂糖間違えないでね?あと分量の割合がおかしかったよ。」

 

「よく食べただけで分かったわね.....」

 

「何回か施行すれば良くなるよ。えっと千聖の方は.....しめじをもう少し食べやすい大きさに切った方がよかったよ。ちょっとでかかったかな.....」

 

「そうなの.....ごめんなさい。」

 

「じゃあ良かった点は....なんか偉そうだよね。2人ともとても愛情を込めて作ってくれてるから本当に嬉しかったよ。将来この料理を食べられる人はきっと幸せになれるよ。」

 

((それは兄さん(先輩)のことなんだけど.....))

 

 

「分かったわ.....今日の勝負は私の負けでいいわ。」

 

「ふふっ....ありがとうございました。」

 

「でも、先輩の隣は私が1番相応しいということはいずれ証明してみせるわ!!」

 

「.....え?いや友希那さんならもっといい人見つけられると思うけど.....」

 

 

「では、失礼するわ。」

 

「待って友希那ちゃん.....せめて使った調理器具だけは洗って片付けてくれないかしら?」

 

「.....忘れていたわ。」




うーん.....なんかマンネリというかなんというか.....あれですよね。
3月16日に実装とは言ってましたが、一気に実装したらアプデの容量すごいことになりそうですよね.......
評価つけてくださってる人ありがとうございます。僕は名前出されるのどうかなぁって考える癖があるので名前を出さないようにしています。そっちの方が気軽に評価してくださるかなと.....これ言ってなかったです。

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