白鷺家のお兄さん   作:面心立方格子

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こういう回を作っても.....いいかな。
蘭ちゃんの限定及びドリフェスの登場早くないですか....?
最近気づいたんですがPoppin’Partyが歌ってるバンドリのopってサビに入る前に静かにして一気に入ってますよね。伝わりますか....(イニシャルでいうところの『ときに』、キズナミュージック♪の『キズナ』の部分です.....)


で、デート!?

「ということで、私とデートをして欲しいのです。」

 

「リサさん、紗夜さんはいつから頭がおかしくなったんだ?」

 

「あはは.....友希那が紗夜にちょっと変なこと教えたからかな。」

 

「変なこと?」

 

「昨日の事なんだけど.....」

 

 

 

昨日 Roselia内にて

 

「そういえば湊さんは1人でよく練習していたそうですが、何かモチベーションを保つ方法があったのですか?」

 

「モチベーション.....私が音楽に関してモチベーションが下がるなんてことはありえないのだけれど.....強いて言うなら先輩がいたからかしら。」

 

「先輩って優希のこと?」

 

「ええ、私にとって落ち着く時間はリサやRoseliaの皆と一緒にいる時と先輩の隣にいる時なの。でもRoseliaが結成される前まではいつも先輩という存在が私を支えてくれたの。」

 

「白鷺さんには何か特別なものがあるということですか?」

 

「そうでしょうね、あの頃の私が他人の言葉を素直に聞き入れられたのは先輩と......たまにEXTRAのメンバーがいたからといって過言じゃないと思うわ。」

 

「分かりました、湊さん。ありがとうございます。」

 

(あれ?紗夜何するつもりなのかな....?)

 

 

 

 

「なるほど....僕は巻き込まれてる側じゃん。」

 

「その通りです。湊さんがどうしてあそこまでレベルが高くなったのか.....白鷺さんと時を過ごせばそれがわかると思いまして。」

 

「うん....いいけど、僕も練習しないといけないから明日でいいかな?」

 

「はい、そちらの都合に合わせます。」

 

「Roseliaの練習は大丈夫なの?」

 

「はい、これは私個人の問題ですから練習は家でやります。」

 

「それ、体壊しかねないから気をつけなよ。僕も1回ぶっ続けでやって体壊したことあったから。」

 

「ご心配は嬉しいのですが上手くなるためにはそれが一番だと思います。」

 

「うんいいけど....ただ.....」

 

「ただ?」

 

「そのデートの内容はどうするの?別にデート中に練習に付き合うっていうことも出来るけど。」

 

「そうですね.....では湊さんとお出かけした中で一番よかった内容でお願いします。」

 

「友希那さんと....いつかな。」

 

「そんなに重ねていたのですか.....?」

 

「そうじゃなくて、ちゃんと約束して行ったことが殆どないからどれか思い出してるんだ。....あれか。」

 

「思い出せましたか?」

 

「うん.....ちょっと待ってね。千聖に連絡するから。」

 

ピロピロ

 

「はい、どうかしたの?」

 

「紗夜さんから明日デートしてくれって言われたんだけど.....いいかな?」

 

「.......は?」

 

え、何今のマジトーン.....怖。ドラマとかであるワンシーン並に怖い。

 

「白鷺さん変わってください....もしもし、白鷺さんですか?氷川紗夜です。」

 

「紗夜ちゃん、どうして兄さんとデートするということに至ったか説明してくれるかしら?」

 

「はい。湊さんがどうして1人であのレベルにまでいけたかとお聞きしたところ、白鷺さんの存在が大きいということでしたので、本当にそうかもしれないと思いお願いしました。」

 

「なるほど....でも兄さんも練習があるし.....」

 

「それに関してはEXTRAのリーダーの人と交渉してきました。」

 

「いつ豪と会ったんだよ!?」

 

「しっ.....今電話だよ。」

 

「アッハイ」

 

「そしたら『いいぜ!!優希借りたいならどうぞ!!』と快く承諾を得ました。」

 

「さっきの予定合わせる宣言はどこにいったんだ.....」

 

「あれは白鷺さん個人の都合でバンドの都合ではありません。」

 

「でもそうね.....いいわ。でもその代わり。」

 

「はい、何かあるのですか?」

 

「兄さんとあんなことやこんなことをするのはだめよ。」

 

「勿論そんなことをするつもりはありません.....湊さんが過去にそういうことをしていなければ。」

 

「それなら大丈夫ね。じゃあいいわ。」

 

「ありがとうございます。」

 

「許可は頂けました。」

 

「ええ.......」

 

絶対この後千聖から制裁受けるよ.....というかRoselia関連なら友希那さんからも何かやられそう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翌日

 

「お待たせしました。待ちましたか?」

 

「ううん、そこまで待ってないよ。」

 

「そうですか.....では行きましょう。」

 

「うん.....僕についてきてね。」ギュッ

 

「あの.....この手を繋ぐのは.....」

 

「あれ?友希那さんと行った時はこんな感じだったから再現したんだけど.....ダメかな?(あの時は友希那さんから繋いできたけど.....)」

 

「いえ.....そうやったのであれば構いません.....」

 

 

 

 

 

 

 

「随分と初々しい雰囲気を出してるわね♪」

 

「ち、千聖.....殺気ダダ漏れだよ。」

 

「ええそうね。先輩のことだからただ善意であの時の再現をしているのだけれど.....あれは私からしたのであって紗夜からしていないなら繋がないわよ。」

 

「あら?友希那ちゃん?私がいないところで兄さんといちゃついていたのかしら?」

 

「いちゃついてはいないわ。ただ.....心の休暇を取っていただけよ。」

 

「2人とも.....争ってると見失うよ。」

 

「大丈夫よ。あれが私とのデートの再現なら行った場所まで全部把握しているわ。」

 

「友希那も友希那であたしの心配をよそにデート行ってたんだね....」

 

「.......申し訳ないわ。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ここは.....スタジオですか?」

 

「うん、ここでちょっとだけ合わせてたんだ.....紗夜さんもやってみる?」

 

「はい、良ければ.....」

 

「楽曲はRoseliaの方に合わせるから....何がいい?」

 

「では....Determination Symphonyでいいですか?」

 

「了解.....ベースの方がいい?」

 

「はい、お願いします。」

 

 

 

 

 

「あれ、アタシより上手くない.....?」

 

「兄さん、昨日もしかしたらの為にRoseliaの楽曲の予習をしていたのよ。パスパレも事務所が拒否さえしなければそうなったのに.....」

 

「優希って事務所と揉めたの?」

 

「私たちにヤラセ疑惑がかかっていた時があったでしょ?あれは事務所が指示したからなの。兄さんたちはそれを聞いてガチギレして抗議に行ったのよ。」

 

「私も最初は音楽を侮辱しているのかと思ったけれど.....先輩の妹さんがこんなことするはずがないと思えばすぐにヤラセと分かったわ。」

 

「私は兄さん達とは交流することが多かったから。」

 

「なるほど.....でも優希のベースに紗夜が文句言わないような.....」

 

「あれは恐らく集中しているから指摘するほど暇がないのよ。でもRoseliaに関するベースなら.....リサの方が上よ。」

 

「そう言って貰えたら嬉しいかな.....」

 

 

 

 

 

「ふぅ.....よく弾けましたね。」

 

「一応予習はしてきたからね。友希那さんの時もお父さんの曲を予習してきたしね。」

 

「そうだったんですか.....では次はどこに?」

 

「えっと.....もう昼だから食べに行こうよ。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

昼食中

 

「ところで今回は日菜の無理を聞いてくださってありがとうございます。」

 

「あぁ、バンドのやつ?」

 

「はい、突然言い出した時は驚きましたが了承してもらえていたなら安心です。」

 

「まぁ真っ先に伝えられたのは豪だけどね。」

 

「 はい.....ところで白鷺さん、このストローが繋がっているこれはなんですか?」

 

「友希那さんが真っ先に頼んだやつだよ。」

 

 

 

 

 

「あら、友希那ちゃん、これはどういうことかしら?」

 

「何かしら?ただ喉を潤しただけよ。それに2人まとめて飲めるのなら好都合じゃないかしら?」

 

「そういう事じゃないわよ.....もしかして無意識にやっていたの?」

 

「?ああいう飲み物は2人まとめて飲む為にあるのではないのかしら?」

 

「違うわよ.....まぁ合ってはいるかもだけど。」

 

「友希那、あれ普通カップルとかが飲むやつだよ。」

 

「そうだったの.....気づかなかったわ。」

 

「それはそれで友希那ちゃんらしいわね。」

 

「そう?先輩も気づいていなかったわよ。」

 

「.......え?」

 

 

 

「紗夜さん、なんで顔を赤くしているの?」

 

「いえ、まさかこのような....飲み物を注文するとは思わず.....」

 

「2人まとめて飲めるから結構お得だと思ったんだけどな.....」

 

「.....これでは風紀委員として示しがつきません!!」

 

「そういうこと.....なら僕一人で飲むから紗夜さんは別の飲み物を注文していいよ。」

 

「い、いえ飲まないとは言っていません。さすがにふたり用を奢ってもらいながら飲まないのは失礼ですし.....」

 

「どっちなの.....まぁいいや。じゃあ、これ使って。」

 

「これはストロー....どうして持っているのですか?」

 

「店員さんにストローつけ忘れられた時用に持っているんだ。使っていいよ。」

 

「ありがとう.....ございます。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ふんっ!!」

 

「紗夜さんすげぇ.....全部中心に当てた。」

 

「私は弓道部に所属していますから、ゲームくらいの軽さの弓なら出来て当然です。そういえばどうしてここに?」

 

「湊さんをリラックスさせたかったら一緒にゲームでもしたらどうかなって。紗夜さん、ゲームセンター行ったことない?」

 

「無くはないですが.....殆ど行きません。」

 

「じゃあクレーンゲームやっていく?どれか欲しいのあればとるけどさ.....」

 

 

「じゃあ.....あの犬の人形を取ってもらっても構いませんか?私はいいのですが日菜が欲しそうですので.....」

 

「ん、了解。」

 

 

 

 

 

 

「友希那ちゃんもゲームセンターに行った経験があるのね。意外だわ。」

 

「私はよくEXTRAのメンバーに誘われていたわよ。」

 

「よく?私は1度も誘われたことないわよ。」

 

「それは単に白鷺さんが女優として忙しいからじゃないのかしら?」

 

「それもそうね......」

 

「でと紗夜も随分とリラックスしてるよねー。」

 

「そうね.....ああいう顔は練習では一切見せないものね。」

 

「ふふっ、雰囲気が彼氏と彼女みたいね.....」

 

「そうね.......何なのかしら。」

 

「ふ、2人とも.....殺気凄いよ。他の人怖くて帰って行ってるよ。」

 

『ご、ごめんなさい.....』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ここは.....」

 

「公園だよ。ここで友希那さんと結構話したんだ。何か悩み事があるなら聞くよ。」

 

「いえ.....今のところは。」

 

「そう、じゃあ少しゆっくりしていこうよ。僕結構飲んだからしんどい.....」

 

「す、すみません.....」

 

 

 

 

「.....少しいいですか?」

 

「ん?どうしたの?」

 

「以前日菜のことを聞いたのでまた質問するのも少し気が引けるのですが....」

 

「別にいいよ。」

 

「では.....あなたはグループの中でのアイデンティティはありますか?」

 

「僕の.....僕はあいつらを止めることが多かったかな。皆おかしかったから大変だったよ。でもどうして?」

 

「前までは考えてもいなかったのですが.....私は今グループでの自分の在り方に悩んでいるんです。ただRoseliaのギタリストとしていたらいい、と思っていたのですが、グループというものを知ってそして.....湊さんのように導いていなければ今井さんのように周りの支えになっているわけでもない.....自分が見つけられないのです。日菜と比較していた自分が無くなってから悩んでいたんです。」

 

 

 

「紗夜、悩んでたんだ....」

 

「あの時の私と似ているわね。」

 

「どういう質問をしたの?」

 

「私はあの時『私はどうあればいいのか?』って聞いたの。ただ父の復讐の為に歌ってきた私が.....EXTRAと触れることで音楽に対しての考え方も難しいって思ったのよ。あの人たちと私はどう違うか.....それが知りたかったのよ。」

 

 

 

 

「うーん.....役割、か。確かにグループとか集団になるとそういうことを考えることもあるよね。」

 

「はい.....」

 

「でもさ、そういうのって意外と見えてないだけで誰かの為になっているんだよ。それはね.....」

 

 

 

 

 

「その時先輩はこういったわ。確か.....」

 

 

 

『あなたの存在が、誰かを頑張ろうって気にさせているのもあなたという存在のアイデンティティになるんじゃないかな?』

 

「私の....存在が.....」

 

「うん、さっきのギターの雰囲気でも分かったけど、紗夜さんは物凄い努力家なんだね。」

 

「そうでしょうか.......」

 

「自覚ないかもだけど紗夜さんが一生懸命頑張っているからこそ他のメンバーもそれに応えようと思って頑張る。グループとして他人をやる気にさせる存在は大きいよ。翔世もそうだったからね。」

 

「翔世.....EXTRAのギタリストですか?」

 

「うん、あいつも物凄い努力家でさ.....あいつがいたから皆絶対に楽しむ姿勢と技術を両立させてやるって気にもなってたし。」

 

「.......」

 

「だから紗夜さんの努力はさ、自分以外にも影響を与えているんだって心のどこかに留めてもいいと思うよ。自惚れてるって思うかもしれないけど少しくらいは自惚れたっていいと思うよ。」

 

「そうでしょうか.....」

 

「そしてそれは.....音が証明してくれる。音の質、込められた気持ち、それで分かるよ。僕はそう思うよ。」

 

「.........湊さんがあなたに心を開いた理由が何となく分かりました。相談にのっていただきありがとうございます。」

 

「うん、解決したなら良かったよ。」

 

「はい.......優希さん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「紗夜も先輩に心を開いたのかしら?」

 

「見た感じそうだね.....良かった。」

 

「兄さん.....裏ですごいことやってたのね。」

 

『でも、途中までデートした事実は許せないわ。』

 

「え?2人ともこの雰囲気で言う.....?」

 

「勿論、紗夜の心を開いてくれたのは嬉しいわ。けどその開け方がまずかったのよ。見なさい、紗夜。顔を赤くしているわよ。」

 

「これは日菜ちゃんに言っておかないとダメね。」

 

「紗夜も聞かないとねー。私たちに話してくれてもよかったのに。」




次回、裁判回ですね。文化祭の方も進めつつ書きます。昨日youtubeを見ていたら朝が来てしまったので徹夜明けで書いてます。だからオチがマンネリぽかったり多少おかしくても許してください.....

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