「それでですね、優希さんがその時に」
「随分と観察してるのね。」
「そうですよ、千聖先輩。私たちも一応ファンな訳ですから。」
「2人はラストライブには行ったの?」
「勿論ですよ、チケットの倍率がすごくて当たる気が全くしなかったんですけど当たったんです。」
「本当にあの時は泣いたなぁ....」
今私たちは日菜ちゃんを含め、羽丘で頑張っている皆に差し入れを持っていってる途中。明日香ちゃんは六花ちゃんに、沙綾ちゃんはモカちゃん中心にパンを届けにきている。そのパンの数があまりにも多かったのでたまたま通りかかった私と明日香ちゃんで分担して持っていってる最中です。
「でも、文化祭でまたライブが見られるなんて驚きですよね。」
「絶対に最前列行かないと.....」
「でも厳しいかもしれないわよ。兄さん達のバンドは知られてはいるもののFWFで優勝したっていう時に一時的に知られただけであんまり有名にはならなかったわね。でも各地でコアなファンが増えて、地方ライブとかもやっていたわね。」
「私も全部行こうかなって思ったんですけど、お母さんのこともありましたし.....」
「私も忙しかったので無理でした....千聖先輩は行ったんですか?」
「私も仕事があったから全部は行けなかったわ。時間を作って行ったのは2回くらいかしら.....面白かったわね、いきなりご当地のものを持ってきたりゆるキャラとコラボしたり、いろいろやってたわね.....」
「す、すごいですね.....」
「それに今回は、蘭ちゃん達がいるAfterglowや友希那ちゃんがいるRoselia、あのチュチュちゃん?がプロデュースしているRASもあるからそっちのファンの人も来るもの。」
「あこちゃんからは一応招待状貰ってるので優先的には入れるんですけど.....心配ですよね。」
「私もモカから招待状貰うんだ。パンと引き換えに〜とか言ってたし。」
「でもこのパンはみんなに配るんでしょ?」
「もちろんですよ。さすがにモカだけにっていうのも不平等な気がしますから。」
「そうね.....聞いてくれるかしら?」
「どうしたんですか?」
「日菜ちゃんが仕切ってるから不安が消えないっていうの分かるかしら?」
「はい.....確かに。」
「日菜先輩、凄いけど確かにこわいですね.....」
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羽丘高校
「モカー、パン届けに来たよ♪」
「おおー、沙綾さま〜ありがたやー。」
「ふふっ、どうぞ。.....って、モカその服装何?」
「ふっふっふ、モカちゃんサキュバスなのだ~。」
「サキュバス........」
「実はなんかうちのクラス、出し物が変わってまして......なんか客を魅了させるのが出し物みたいなんですよ。」
「....え?どういうことかしら?」
「タチの悪い客が来たら体育科の先生が追い出すんですけど.....なんかアタシたちがお客さんを誘惑できれば払ってもらうって感じなんですよ。」
「だから蘭も、すごくセクシーな衣装着てるんですよ〜。」
「ちょっとモカ、恥ずかしいから辞めて。」
「つぐは似合いすぎと言いますかー、なんというか」
「普段から働いてるからメイドの衣装がめっちゃ似合うんですよ。」
「と、巴ちゃん、恥ずかしいよぉ....」
「...,....白鷺さんは来てませんよね?」
「兄さんは来てないわよ。」
「良かった.....こんな衣装見られたくない。」
「でも兄さんが回ってきたら見られるわよ。」
「絶対にシフトひまりと交代しないと。」
何をそこまで焦っているのかしら.....兄さんはひまりちゃんにも屈しなかったというか気づかない強力なメンタルの持ち主よ、蘭ちゃんの衣装をそんないやらしい目では見ないわよ.....見た場合は私がちゃんとおしおk.....教育するし。
「じゃあパンここに置いておくから頑張ってね!!当日楽しみにしてるよ♪」
「うん。パン、ありがと。」
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「六花、遊びにきたよ。」
「明日香ちゃん?今日は仕事なかったんじゃ.....」
「仕事?」
「はい、うちのクラスはちょっとした出し物で明日香ちゃんはもう担当している仕事が終わったんです。」
「へぇ、明日香も真面目だね。」
「お姉ちゃんとは違いますから.....」
「あはは....でも香澄もちゃんとポピパで頑張ってるよ。」
「それは知ってますけど.....」
「そうだよ明日香ちゃん!!ポピパさんは凄いんだよ!!」
「始まった、六花のポピパ語り.....」
「六花ちゃんはポピパが大好きなのね。」
「はい。あともうひとつポピパさんとはまた別なんですけど.....目標のバンドかあるんです。」
「目標?何?」
「EXTRAさんです。」
「.......え?六花EXTRA知ってたの!?」
「はい、上京する前に1度ライブを生で見る機会があって.....凄かったです。場の雰囲気を一気に変えていました.....」
「分かる!!すごいよね!!」
「あれ目指すのは凄いなぁ......でも六花もRASのメンバーだもんね。」
「もう一度あのライブをみたいな......」
「大丈夫よ、文化祭本番でやるわよ。」
「........えええええええええええ!!!!!」
「六花声がでかいよ。」
「ご、ごめん.....本当ですか!?ポピパさんもライブするんですか?」
「私たちは今回はやらないよ。でもそのおかげで巴達のライブも見に行けるしなにせEXTRAを2日も見れるんだよ?」
「2日.....これは最前列確保しないと。」
「あはは.....この前もライブやった時いたよね。」
「き、気づいてたんですか!?」
「うん、香澄がすぐに気づいてたよ。あ、そうだ、これ差し入れのパンだから作業がてら食べてね。」
「は、はい。ありがとうございます。」
「じゃ、次行きましょうか。」
「そういえばあこちゃんはいないのかしら?」
「あこちゃんはRoseliaの練習があるからって.....」
「じゃあリサちゃんもいないわけね.....日菜ちゃんのところに行きましょう。」
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「あっ!!千聖ちゃん来てくれたんだ!!」
「きゃっ、日菜ちゃんいきなり抱きつくのは辞めてちょうだい。」
「あっ、ごめん。」
「氷川先輩、これ差し入れのパンなので作業がてら食べてください。」
「いいの!?ありがとう!!.....あ!!あと日菜ちゃんでいいよ?氷川先輩って仰々しいのはるんって来ないし。」
「分かりました、日菜先輩。」
「日菜ちゃんのそれは.....メイド服ね。」
「うん!!そういえば優希は来てるの?」
「兄さんは今日は来てないわよ。どうかしたのかしら?」
「ううん、単にあたしのメイド服どう思うかなーって思って。リサちーも見てもらってないみたいだし。」
「そうね.....兄さんはそういうのにはあんまり興味がないわよ。」
「へー、そうなんだ。」
「ええ.....でも凄い豪華にしてるわね。予算とかはどうしたの?」
「理事長さんが予算多めにって出してくれたんだ!!PTAの人達からも承諾はもらったし!!」
「それは日菜ちゃんがやったのね?」
「勿論だよ。そこまでつぐみちゃんにやらせる訳にはいかないもん。」
私は言伝でしか聞いていないから本当かどうかは分からないのだけれど.....去年の文化祭でつぐみちゃんがかなり働かされたって聞いたから心配したけど.....損したわ。日菜ちゃんもちゃんと周りを見れるようになったのね。
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「これでクラスの方は一通り回れたかしらね.....」
「あれ?まだ薫さんと麻弥さんに配ってませんけど.....」
「おそらく演劇部として練習してるから教室にはいないと思うわ。いるとしたら.....体育館かしら。」
「ああ、なんて儚いんだ.....」
「あれ、演劇なの?素にしか見えないのだけれど.....」
「あれ?千聖さん見に来たんですか?」
「いいえ、私が用があるというよりかは.....」
「差し入れのパン、皆さんに配ってるんですよ。麻弥さん達の分も持ってきたのでどうぞ。休憩にでも食べてください。」
「え、貰っていいんですか?ありがとうございます!!」
「やあ子猫ちゃんたち。私の劇を見に来たのかい。」
「違うわよ。差し入れよ。」
「ふふっ、ささやかな応援かい。」
「まぁ私のではないけどね.....」
「.......ところで千聖、EXTRAがライブをするというのは本当かい?」
「ええ、本当よ。薫も見に来るでしょう?」
「もちろんさ、兄さんの久々の晴れ舞台を見に行かないわけにはいかないからね。」
「いい?最前列の真ん中は譲らないわよ。」
「相変わらず兄さんの事が好きだね、千聖は。」
「まぁ兄さんがセンターになるかどうかは分からないけれど.....」
「じゃあ劇止めても悪いんで出ますね。」
「2人とも、この後私についてくる時間あるかしら?」
「はい、ありますけど.....」
「どこか行くんですか?」
「ええ.....とっておきの場所よ。」
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「おい優希、ここどうやって弾くんだ?」
「ここはこうだよ。」
「蒼生、ここのコードこうで合ってる?」
「ん....ああ、それでいい。もう少しテンポ遅らせろよ。」
「EXTRAの.....練習場所!!!!」
「凄い.....こんなところ初めて見た。」
「あれ?千聖ちゃんじゃねぇか。久しぶりだな。」
「はい、翔世さん。」
「おい優希、千聖ちゃん来てるぞ。」
「お前また何かやらかしたのか!?」
「僕を常習犯扱いしないでよ!!」
『いやだってそうじゃん。』
「うっ.....それで、どうしたの?」
「少しファンサービスをしてもらってもいいかしら?」
「ここステージ外だからそういうのいいのかな.......」
「固いこと言うなよ優希!!じゃないとお前一生彼女出来ないぞ!!」
「ご、豪.......」
「ん?.......あっ」
「豪さん?今なんて言いましたか?」
「い、いやこれは流れで自然にといいますか.....」
「兄さんに彼女なんて必要ないですよ。私が一生隣にいますから。ね?」
「は、はい.....」
「それでそのファンの人って....」
「そこの子達?」
「は、はい!!戸山明日香といいます!!」
「初めまして、山吹沙綾です。」
「あれ?君たちライブに来てなかった....?」サクサク
「そういや見たことある顔だな。」
「覚えてるんですか!?」
「まぁ俺たちのライブの観客って結構一緒だったから何回か来てる人のことは覚えてるぜ。」
「......( ゚∀ ゚)ハッ!皆聞いてくれよ。」
「........まじでやるの?」
「それ1回もやったことないな。」
「それはそれで不安かも.....」サクサク
「でも面白そうだな。」
「だろ?」
「んんっ!!お前らな.....」
「おい紅蓮、文化祭だぞ。いつものライブと一緒じゃつまらないだろ?」
「そりゃそうだが.......はぁ、これは僕の苦労が増えそうだ。」
「ごめんね.......」
「目元、有咲に似てる.......」
「有咲を知ってるの?」
「はい、同じバンドの山吹沙綾って言います。」
「君が山吹さんか.....有咲からは聞いてるよ。しっかり者だって。」
「そ、そうですか.....」
「うん....うちの妹のこと、ありがとうね、受け入れてくれて。」
「まぁ有咲をポピパに入れたのは香澄が大きいですけど.....」
「それでも、だよ。妹の友達になってくれてありがとうね。」
「は、はい.......」
皆さんがバンドリで最初にプレイしたオリジナル曲はなんですか?ときめきですか?僕は、はなまる◎アンダンテです。友達のスマホでプレイしてイベント楽曲すげぇと思って始めました。ただ、バンドリはレーンがスクフェスと違って真っ直ぐだったので慣れるためにAreaeaを挟んでから入れたので、Roseliaの夏イベの時ですかね.....
どうでもいい(下手したら間違ってるかもしれない)豆知識②
僕が調べた限りなんですが、日菜ちゃんってポピパメンバー(香澄ちゃん、有咲ちゃん以外)との交流があんまりないみたいです。
不定期更新リクエスト
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優希くんと千聖ちゃん
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EXTRAと千聖ちゃん、友希那ちゃん
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他の妹との交流