過去の誤字報告ありがとうございます。結構間違ってますね.....
教育実習in月ノ森
月ノ森女子学園
名門のお嬢様高校でかなりの歴史を持つ。さらにいえばここの生徒さんはお金持ちのお嬢様や何かしらのコンクールで賞を取る一流の人が多い。
「なんでそんなところに僕が送られるんだ....」
しかも何が怖いかって、この派遣が理事長による提案から来ているらしい。そりゃあそうだよ。理事長くらいの偉い人じゃないとこんな一般人入れないだろうし。
「とりあえず理事長の所に挨拶に行かないとダメだね.....」
理事長室
||☆\“(・_・。)コンコン
「失礼します、教育実習ということで来ました白鷺優希です.....って、え?」
「あら、優希くん。随分とお久しぶりね。」
「ど、どうして蒼生のお姉さんがこんなところにいるんですか!?しかも口調も随分と柔らかくなってる.....」
そう、僕の目の前にいたのは蒼生の姉、紫吹(しぶき)さんだった。この人も元は蒼生と同じく暴走族だった.....のになんで?
「不思議な顔してる?ほんとは私もこんな口調したくないんだけどさ、この学校の顔になった以上、やるしかないんよ。」
「どうしてここに?」
「ん?優希くん達が蒼生を変えたくらいで私も変わらないとなって思って。ちゃんと高校の教師の免許も取れたってわけ。それでここに配属されたって感じ。」
「じゃあ僕を呼んだ理由って.....」
「うん、たまには砕けて話す相手がいないと困るからさ。偶然優希くんの名前があったから呼んだってこと。」
「でも理事長って凄いですね。よくなれましたね。」
「なんかこの学校の生徒ってお金持ちとか英才教育してきた親が多いらしくってさ。学校の方針を外部から干渉されて変えられるのを防ぐために私みたいな元暴走族を雇ったんだってさ。情けねぇよな。」
「それはあなた達一家の度胸がスゴすぎるだけですよ。」
「まぁでも蒼生も燐子も2人とも優希くんにはお世話になったみたいだし。お礼と言ったらあれだけどここで頑張ったらなって。」
「はい.....機会をくれたことは本当に感謝します。」
「うんうん、よろしい!!じゃあ....優希くんには担任をお願いするね。」
「.....は?」
「ん?担任だよ?」
「いや聞こえてますよ。」
え?実習生に担任を任せるのかこの人は。どこか頭のネジがとんだのだろうか。
「いや....実習生が担任ってことあります?」
「それがさ、呼んだはいいけど実習生だけってのもつまらないだろ?それに丁度1年C組の担任が産休で休んだからしばらくの間そのクラスの先生が不在ってこと。うちも先生の質を高める為に教員は最低限にしてるからあんまり増やしたくないってわけ。」
「なるほど。」
「だから担任として働いてもらうってこと。安心して、ちゃんとお給料は払うからさ。情けない大人を助けるってことでお願い出来ない?」
「.....分かりました。やります。」
「やった!!そういえば優希くん、蒼生どうだった?」
そこから僕達はしばらく与太話をしていた。でも良かった....知り合いがいてよかった。
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1年C組前
「ぁぁ.....緊張する。千聖みたいな優しい人だったらいいなぁ.....」
あれだよ、あれ。一般人からしたらお嬢様って大体格上の存在だし下手に接触とかはしたくないしね。
「ど、どうもぉ.....えっと、担任の先生が産休で休んでるらしくて、暫くは教育実習生である僕、白鷺優希が代理として担任を務めさせてもらいます。どうぞ、よろしくお願いします。」
緊張感がやばい.....ライブより緊張する。
「はい、ごきげんよう。」
あ、挨拶は返ってきた.....よかったぁ。
昼休み
「ぁぁぁぁ!!緊張した!!」
「お疲れ。コーヒー飲む?」
「はい、ありがとうございます。」
「私もここ来た時驚いたよ。まさか学生が集会中に殴り合い起こさなかったり他校からの挨拶もねぇしな。」
「それはいた高校がそうだっただけでしょ。」
「そうかもね。そういや、優希くん。一応音楽室にピアノあるから使いたかったら自由に使って。昼休みは基本皆庭園の近くでご飯食べてたりするから。」
「アッハイ」
教育実習来て初めて感じたけど....教師ってすげぇな。特にこの高校。
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音楽室
「このピアノか....ちょっとだけ弾くか。」
さすがにクラシックの方がいいかな.....お嬢様高校だし。
「ショパンの24のプレリュード前奏曲第15番、雨だれね。」
「.....ん?うわっ!!びっくりした。」
「驚かせたなら申し訳ないわ。」
そこにいたのは.....背が高いThe お嬢様感が漂う人だった。制服着てるから生徒さんか。大人にしか見えない。
「えっと.....君は?」
「ごきげんよう、八潮 瑠唯(やしお るい)です。」
「あっ、どうも白鷺優希です。」
「知ってるわ。担任ですよね?」
「担任....C組だよね?」
「はい、そうです。」
そういえばこんな感じの子いたな.....
「ごめんね、初日だからまだ完全に把握しきれてないんだ。」
「それは構いません。」
「それは,....バイオリン?」
「はい、昼休みに少しやろうと思いまして。」
「ほへー....」
やっぱすげぇな。昼休みに千聖の写真眺めて癒されてた数年前の僕とは大違いだ。
「.....何か言いたいことでもあるのですか?そう見られると迷惑なのですが。」
「あっ、それはごめんね。なんか場所取ったみたいな感じでごめんね。ここ開けるから。」
「先生はピアノ経験があるのですか?」
「まぁあるよ。といっても始めたのは数年前だけどね。それがどうかしたの?」
「いえ.....ここの音楽教師より流暢に弾けていたから気になっただけです。気にしないでください。」
「あっ、そうだったんだ。じゃあ行くね。」
(あの人、どこかで見た覚えが.....先日二葉さん達に連れていかれた羽丘ライブで似た人が.....気のせいかしら。)
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放課後
「お疲れ、優希くん。1日過ごしてどうだった?」
「もうやばいです.....挨拶でごきげんようなんて現実で初めて言われました。」
「で、どう返したの?」
「さすがにごきげんようは気持ち悪いからこんにちはで返しました。」
「そうそう、やっぱ苦労するよね。」
「はい....で、呼びつけた件は何ですか?」
「ああ、えっとね....これ、一応担任代理でもクラブの顧問にはなってもらう必要があるからね。」
「顧問.....何をするんですか?」
「ううん.....まぁなんでもいいんじゃないかな?」
いや適当すぎでしょ。まぁ運動系のクラブ以外ならなんでもいいんだけどね。
「失礼します、理事長。八潮です。」
「はい、どうぞ。」
「失礼します。 バッジがあると聞いたのですが.....」
「はい、少し待ってくださいね.....これだ。はい。」
「ありがとうございます。」
「それ何のバッジ?」
「先生、ここにいたんですね。これは勉学の成果を示すバッジで私は入試を1位で通過したので貰ったんです。」
「なるほど.....こういうのあるんだ。」
「折角ですし、八潮さん、白鷺先生が校内で分からないことがあったら教えてあげる役割を任せていいですか?」
なんかさっきから頑張って丁寧語使ってるけどなんかぎこちないぞ.....もうちょっと頑張ろうよ。
「分かりました、では先生。一度校内見学をしましょう。」
「うん。ありがとうございます。」
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「.......」
「ん?どうしたの?なんか不満そうな感じがするけど....」
「いえ、そういう訳ではありませんが、あまりこの時間に意義を見いだせないというのが素直な意見です。」
「あ、確かにそうかもね....」
何となく分かった。この子友希那さんタイプの人間かな。必要なこと以外は本当に無関心というかなんというか.....
「あれ?ルイじゃん?何してるの?」
「あら、桐ヶ谷さん。今は先生の校内案内をしているの。」
「へぇ、ルイから案内したの?」
「いいえ、理事長にそうしろと言われただけよ。」
「あー、そういう感じか。」
「ねぇ、さっきから後ろに人だかりみたいなの出来てるけど大丈夫なの?」
「別に気にしないでいいよ!!単純に集まってただけだし。」
「へぇ.....」
「自己紹介しとかないと.....ごきげんよう、あたし、桐ヶ谷透子!!月ノ森のカリスマはあたしのことだから覚えといてね!!あとMorfonicaのギターやってます!!」
「は、はい.....」
この子.....今井さんタイプかな。
「先生は?」
「僕は白鷺優希です。Morfonicaってバンド?」
「うん、知ってる?」
「ううん、知らないかな.....」
「桐ヶ谷さん、先生の案内をお願いできないかしら?今日は用事があるから早く帰りたいの。」
「オッケー、任せといて!!」
「え、ちょ....」
待って、僕こういう賑やかな人と2人きりが1番苦手なシチュエーションなんだよ.....助けて。
「じゃあ案内するからよろしくね!!」
「アッハイ」
この二次創作の形上、一気には登場しません。だからあと2話くらいしたら全員出るかな.....といった形です。アンケートの結果は反映していきたいと思います。
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