あれから理事長のからかいを止めるのに数時間近く使ってしまった.....まぁ暇だからいいんだけどさ。
「暇だしトランプでもしませんか?」
「おっいいね!!じゃあポーカーでもやろ。」
何故か知らないが理事長は猛烈に暇らしい。生徒さん達は自然に触れ合っているからここにはいない。
「あ、そうだ。ここに千聖ちゃん呼んだから後で来るよ。」
「千聖今日確かに仕事ありませんでしたけど.....ここ県外ですよ?」
「優希くんの名前出したら1発で返事貰えたんだ!!やっぱモテる男は違うね〜!!」
「だからあれは誤解ですってば.....」
「あら、何が誤解なのか説明してくれるかしら?」
「それは.....って千聖!?早くない!?」
「紫吹さんがタクシーを用意してくれたらしくて、家の前にあったのよ。お久しぶりですね♪」
「千聖ちゃんも大人になったね〜。」
「はい.....それでさっきの誤解とやらを説明してくれるかしら?」
怖いよ。まるでゴミを見るような目線を向けないでください。しかも目の中の光が一瞬で消滅してますよ。
「優希くんさ、昨日女の子と一夜を共にしたんだよ!!」
ちょ!?誤解を招くな!!それじゃ僕が誘ったみたいになるじゃん!!
「へぇ.....紫吹さん、少しだけ兄さんをお借りしますね。」
「うん、どうぞどうぞ!!」
建物裏
「どういうことかしら?」
「昨日テントで何もなくぼーっとしてたら生徒さんの1人がやってきて星が見たいから泊めさせてくれないか?って言ってきたんだよ。」
「.....それで?」
「僕は一応テントには入れたけど自分は外で寝ようかなって思ったんだよ。実際生徒さんの方がすぐ寝たし。」
「....で?」
「それで千聖の写真を崇めて癒されてたら寝落ちしちゃってさ.....で朝起きたら何故か知らないけどその生徒さんと同じ毛布の中で寝てたんだ。」
「ふぅん.....」シャキ!!
「ちょ、ナイフを収めて!!というかどこから持ってきたのそれ!!」
「大丈夫よ、傷つけるつもりは無いわ。あくまで自白しなかった時のおど.....手段として持ってきた迄よ。」
「脅すって言いかけてるじゃん.....」
「何はともあれ兄さんがその生徒さんと一夜を過ごしてしまったのは事実みたいだから.....お仕置きが必要ね。」
「お、お仕置き.....」
「えぇそうね.....監禁してあげようかしら?」
さらっとヤバい発言が出てきた.....というか教育実習期間中千聖ずっと僕のベッドに入ってきてるじゃん。たまに下着だけの時があるから怖くて眠れないよ.....
「監禁されたら仕事出来ないよ.....」
「じゃあしちゃう?」
「それが1番アウトだよ!!」
「?私がリードしてあげるから何も心配はいらないわよ?」
「そういうことじゃないよ.....」
「こういうところはもっと欲望出してもいいのに.....じゃあ1つ言う事を聞いてもらうわ。」
な、なんだろう......千聖のことだから何か買うとかそういうのではない.....
「1週間、私と立場を逆転させましょ。つまり兄さんが私のことを『お姉ちゃん』と呼んで私が兄さんのことを『優希くん』って呼ぶ、これでいきましょ。」
(1回くらいは言われてみたかった.....兄さんにお姉ちゃんなんて呼ばれたら.....うふふ、楽しみね♪一杯頼ってくれたら.....嬉しいな。)
「....恥ずかしいけど、分かったよ、お姉ちゃん。」
「.........」
「?お姉ちゃん、どうかしたの?」
「いえ、なんでもないわよ。(想像以上の破壊力.....私、自分から地雷を踏みにいったのかしら.....)」
「なら良かった.....」
「じゃあ優希くん、一緒にお昼ご飯食べましょ♪一杯作ってきたから。」
「え、ありがとう!!」
「じゃあ私は呼び方被るから『白鷺先生』って呼び方でいっか。」
「はい、お願いします♪」
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昼食後
「ちさ.....お姉ちゃん、何してるの?」
「何って、膝枕よ。どうかしたの?」
「いや、なぜいきなり.....」
「お姉ちゃんが弟のことを世話するのは当然のことよ。」
お昼ご飯食べて少し経って、一息ついてたら千聖が僕の頭を太ももに乗せてきた。
「.......」
「どうしたの?何か不満でもあるの?」
「いや、そういうことじゃなくて.....お姉ちゃん、ミニスカだから寝返り打ったら....」
「別にパンツが見えるなんて今更じゃない。何も恥ずかしがる必要ないのに。それとも見たいの?」
「いや、べつにそういう訳じゃ....」
「ふふっ、疲れているのね。お姉ちゃんが癒してあ・げ・る♪」ハムッ
急に顔を近づけてきたかと思ったら耳元で千聖がこう囁き耳たぶを咥えた。というか千聖、本当に楽しそうだな.....眠くなってきた。
「すぅ.....すぅ.....」
「あら、寝ちゃったわ。よっぽど疲れが溜まってたのね。」
「千聖ちゃんも白鷺先生の扱い方が本当に分かってるね〜。」
「兄さんは耳元を気持ちよくしてあげたら脱力しちゃうんですよ。これは妹である私しか知らない特権ですけどね。それにそれが出来るのも私だけですし。」
「どうやって知ったの?」
「それは毎晩兄さんの寝てる所に入って色々試したんですよ。そしたら分かったんです。」
「千聖ちゃんも安心していいよ。優希くんは別に生徒さんに色目使ってないしそのつもりもないしね。」
「それは勿論分かっているんですよ.....ただ、善意で協力とかをしちゃうから、どうしても皆から頼りにされたり好意を抱かれたりしちゃうんですよ。兄さんのいい所でもあって同時に私からしたら悪いところですけど.....」
「まぁまぁそうじゃないと蒼生が信用しないしね。また何かあったら教えてあげるから!!」
「はい、ありがとうございます♪兄さんが起きたら、失礼させてもらいますね。」
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3時間後
「....うぅ、あれ?千聖.....?」
「千聖じゃないわよ。お姉ちゃんって呼びなさい。」
「あ、うん.....お姉ちゃん、おはよぅ.....」
「(寝起きの兄さん....惹かれるわね。)結構疲れてたのね。」
「そうなのかな.....?ずっとその状態だったの?」
「ええ、でも気にしなくていいわよ。優希くんの寝顔、本当に可愛かったし。(何回も写真撮っちゃったけど.....許してくれるわよね)」
「そう.....あ、そうだ。お姉ちゃん、帰ったらレオンの小屋掃除、またしといてね。最近レオン散歩する時にちょっと砂とか泥とかがある場所でよく遊ぶようになったから小屋が少し汚れたんだ。」
「ええ分かったわ。じゃあ、お仕事頑張ってね、優希くん♪」
「.....どうした?」
「千聖が彼女になった気分で.....昇天しそう。」
「優希くんも相変わらず千聖ちゃん好きだなぁ.....」
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夕方
「失礼します!!」
「ん?誰?」
「皆会ってリーダーの私だけ挨拶してなかったから挨拶しにきました!!ごきげんよう、Morfonicaのリーダー、二葉つくしです!!」
ここにきて超元気なリーダーが出てきた。メンバーが大人しそうな人が多めだからかえって驚く.....このノリ豪に少し似てる。
「じゃあ僕も挨拶を.....白鷺優希です。EXTRAのメインキーボードでなんか軽音部かなんかのクラブの顧問です。」
「それはましろちゃんから聞いてます!!それにしても....なんでテントにいるんですか?」
「なんか入るなって言われてこれ持ってこいとか言われたし。」
「大変ですね.....」
「それで、挨拶する為だけに来てくれたの?」
「あ!?忘れてました!!あのなんか今日の晩にレクをやるらしいから先生も来てくださいって伝えるように言われてたんです!!」
「わざわざごめんね。呼ばれるまで中に入るなって言われてるし。」
「なんで先生だけこんな扱いなんですか?」
「さぁ、単にお金が無いからとかじゃない?これでも一応FWFでちゃんと1位になってるのに。」
「FWFって何ですか?」
「あ、FWF知らない?ちゃんと言うと難しいんだけど.....選考テストでプロが落選するのが当たり前でロックとかだったら頂点のイベントだったのかな。Morfonicaがどういう感じか分からないからどうとも言いようがないけど。」
なんか友希那さんはSWEET MUSIC SHOWERにも出たとか言ってたな.....僕らあそこのディレクターからめっちゃ嫌われてたから呼ばれなかったんだよな.....
「へぇ.....そんなのがあるんですね。」
「うん、まぁ僕の話はどうでもいいとして.....レクどこでやるの?」
「本当に何も伝えられていなんいですね.....ついてきてください!!」
これでMorfonica全員出せたかな.....運営も皆を元気づける為にもっとスター配布してくれたらなぁ.....無理だけど、
誤字脱字報告、感想、評価、ご指摘お願いします!!
不定期更新リクエスト
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優希くんと千聖ちゃん
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EXTRAと千聖ちゃん、友希那ちゃん
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