「夏合宿?」
「はい!今度の夏休みにるいさんの別荘で合宿しようと思って、優希くんに許可貰いに来ました!!」
コーヒーを飲んで教員室でゆっくりしてたら二葉さんがやってきて申請書みたいなのを持ってきた。しかもふんすふんすと言わん限りの興奮した目線をこっちに向けてきている。あれだろうなぁ.....こういうのに憧れてたんだろうな。
「夏休みって、僕その頃ここにいないんだけど.....」
「え!?そうなんですか?」
「うん、元々僕夏休みが始まるまでの間の実習生だから。引き継ぎは出来るけど。」
「えー.....優希くんが来てくれないと困りますよー!!」
「と、とりあえず一旦外出ようか?」
そう、Morfonicaのメンバーは僕のことをあだ名で呼ぶため、教員室で会話をすると周りの先生からの目線が怖くなる....
「で....なんで僕?」
「ましろちゃんやななみちゃんのモチベにも関わってくるんです!!優希くん知らないでしょうけどななみちゃんは特に優希くんのいる時はいつもよりやる気出してくれるんですよ!!」
「それ八潮さんに怒られそう.....」
出来れば僕がいなくてもそういうことが出来てくれたら嬉しいんだけどね.....まぁまだ時間がかかるのかな。
「まぁとにかく合宿の件は理事長に通しておくよ。ただ、僕が行くかどうかは分かんないけどね。」
「はい!!理事長への根回しも済んでます!!」
「...,はい?」
今根回しって聞こえたんだけど....気の所為だよね?疲れてるのかな
「ごめん、二葉さん。今根回しって聞こえたんだけど。」
「はい、そう言いましたよ!!」
「.....いつしたの?」
じゃあさっきの困ったのは演技?
「えっと.....ましろちゃんとななみちゃんが理事長に直談判に行って優希くんの雇用期間を伸ばして貰ったんです!!まぁそれでも夏休みまでですけどね。」
「え、僕そんなの聞いてない....」
「それはそうですよ、だって夏休みまで伸ばしても私たちの合宿に付き添いとして来るだけですから!!」
「なんだ、それなら.....」
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練習中
「倉田さん、先程テンポがズレていたわよ。」
「あ、ごめんなさい....」
「まぁ気にしない!!もう1回やろ!!」
「う、うん.....」
「こんなのどうかな〜、つーちゃん。」
「え!?それ凄いね!!1回合わせようよ!!」
雰囲気自体はそこまで硬くないし、お互い研鑽はしあってるから問題は特に無いか.....暇だな。
「あれ?ゆーゆー何見てるの?」
「ん?皆やれてるし暇だったからちょっとね.....」
「どれどれ.....え?これゆーゆー?」
「うん、学生時代の.....って言っても数年前の話だけどね。」
昔の写真を見てたら広町さんが覗いてきた。さすがに学校で千聖の写真を見たらばれそうで怖いから家で見てるよ。時々奥沢さんとも話しながら見てるけどね。
「え、ゆーお兄ちゃんの学生時代.....全然変わってない。」
「だって数年前のやつだし.....」
今は、右に倉田さん、左に広町さんがいて、肩を掴まれているため動けない。この2人自由だな.....
「2人とも練習は?」
「今休憩中だよ〜。」
そうこう話してたら皆集まってきた。八潮さんも来るのは意外だな....
「ねぇ先生、あなた達はどんな合宿をしたの?」
八潮さんが聞いてきたが正直僕はあれと同じ内容をするのはお勧めしない。あれをやると寝不足になるからだ.....
「まぁ.....朝から晩までひたすらに演奏し続けたよ。僕らって全部の楽器弾けないとランダムライブ出来ないからさ。だから慣れるとか上達するためにひたすら弾いた。まぁ夜はさすがに疲れて皆寝てたよ。」
「そう、やはりそれくらいするのね。」
「八潮さんは長時間やったりするの?」
「コンクールがあった時はそれくらいしているかもね。今でも休みの日は10時間くらいはやってるわ。」
「まぁ始めたての時は僕もそれくらいしたなぁ.....」
「透子ちゃん、ゆーお兄ちゃんとるいさんが仕切ったらとんでもないことになりそう.....鬼みたい。」
「う、うん。それは確かに危ないかも....」
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練習後
「今日は僕も仕事終わったし.....皆でコンビニ寄っていかない?」
「こ、コンビニ....?」
「え....まさかコンビニを知らないの?」
「コンビニを知らないわけじゃないんですけど.....コンビニの作法とか分からなくて。」
「コンビニに作法とかあるの?僕全然知らないんだけど。」
広町さんがそう言ったけどコンビニの作法ってなんだろう?あれかな?トイレ借りた後は何か買うとかそういうのかな....
「た、多分無いよ。部活帰りのコンビニとか行ったことないの?」
「はい。私はそんな時間があるなら他のことに回したいので。」
「あたしもおばあさまが真っ直ぐ帰ってこいって言うからこういう所来るのは初めて。」
八潮さんとカリスマさんは行ったことが無いらしい。
「じゃ、じゃあこの中でコンビニ行ったことあるの私だけ?」
「ましろちゃんはあるの?」
「うん、何回もあるよ。」
「まぁ今回行くコンビニは知り合いが店員やってるし、皆知ってる人だから大丈夫だよ。」
ウィーン
「しゃーせ。」
「いらっしゃ.....って優希じゃん。久しぶり!!」
今井さんが店員側から出てきて近づいてきた。まぁ確かに文化祭以来かな.....青葉さんも雰囲気がいつも通り。
「ゆーお兄ちゃんってRoseliaのリサさんと知り合いだったの?」
「うん!!この前も合同練習したもんね!!」
「文化祭前の話だけどね。」
「ところで優希.....いつMorfonicaの人達と知り合ったの?」
「今教育実習中でそれで月ノ森に行ってるんだ。蒼生の姉さんが理事長やっててさ。」
「へぇ.....燐子のお姉ちゃんか。見てみたいなー♪」
「まぁ白金さんの家に行ってみたらいると思うよ。」
「じゃあ今度行こうかな。ねぇ優希。」
「ん?どうしたの?」
「あれ、ほっといて大丈夫だった?」
「あれって.....」
「え!?何このスイーツ超可愛い!!絶対映えるじゃん!!しかも安い!!こんなの売ってるんだ!!」
「ど、どうしよう!!指紋付いちゃった!!これ取らないと.....」
「このコン○ームってなんだろう?」
「.....品の配置が効率的ね、顧客の興味がひかれやすいようになってるわね。」
「ふっふっふ、モカちゃんの品揃えを見抜くとは中々ですなぁ〜。」
ま、まずい。色々やばい事態になってる!!.......と思ったら
「あなた達、コンビニで騒ぎすぎですよ。他のお客さんの迷惑になるので声は控えてください。」
「ご、ごめんなさい.....」
紗夜さんまでいるという.....このコンビニにおけるガールズバンド率高くないか.....?
「ここって、ガールズバンド専門のコンビニだっけ.....?」
「あはは.....そんな事ないけど。」
「あれ?.....優希さんじゃないですか。どうしてここに?」
「ん?Morfonicaの付き添いとして来たんだよ。ほら、今僕って月ノ森に教育実習に行ってるし。」
「なるほど.....大変ですね。」
「大変ですねって言いながら関節技決めるの辞めてもらっていいかな?」
笑顔で関節技してくるんですが.....こんなの千聖くらいにしかやられたことないよ。
「いえいえ、私からしたら女の子を侍らせているようにしか見えませんので。」
「社会学習も含めてだよ.....別に侍らせたりとかはしてないからね!?」
「では広町さんがコン○ームを見ていたのは何故ですか?」
「いや、それは単に知らないからじゃないかな.....」
さすがに広町さんもそこまでぶっ飛んだ思考はしないでしょ.....
「では何故『これ、ゆーゆーが使うのかな.....相手が私だったらいいなぁ』などと言っているのか説明して貰えますか?」
訂正、どうやらぶっ飛んでいた模様です。
「ま、まぁ僕は千聖一筋だからそういうことはしないし。」
「ふふっ、そうですね。」
「なんか力強めてない?強めてるよね?」
「まぁ優希が紗夜の地雷踏んだんだから仕方ないよ。」
「リサさん....見捨てないで....」
その後なんとか事態は収集したが、この事が友希那さんと千聖に伝わったため、帰ったらお説教とのことです。あれ?コンビニ寄ってお菓子とか食べるの目的だったのに.....
ホラー研究会があるんだからバンドがあっても大丈夫だよね.....
今回のイベント絶対にネタに走ってますよね。いい感じにMorfonicaのメンバーも掘り下げられてましたし。
不定期更新リクエスト
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優希くんと千聖ちゃん
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EXTRAと千聖ちゃん、友希那ちゃん
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