ファミレス
「ゆーゆー.....それじゃあ説明してくれる?」
なんて事だ....どうなったらこんな席になるんだ.....さすがに8人と多いので4人ずつに分けたのだが....僕、千聖、ましろちゃん、広町さんという明らかに地雷臭のする組み分けになった。なんか友希那さんもちらちらこっちを見てるけど他のMorfonicaメンバーと楽しくはなしている。
「どこ向いているのかしら♪」
「いたいいたい.....」
千聖に頬をつねられ、またテーブルに目を向けることになった。見えないように恋人つなぎしているせいか片腕しか自由がない。
「えっと.....改めまして。皆千聖の事は知ってるよね?」
「はい、この前のお花見でも見ましたし....テレビでも見てます。」
「実はね....千聖は僕の妹なんだ。」
『い、妹!?』
「ちょ、2人ともここファミレス。静かにね。」
2人ともテーブルに手を付き前かがみになって突撃してきた。.....2人とも胸の谷間見えてるってば。
「とりあえず、2人とも服の隙間から見えちゃうから一旦戻った方がいいわよ。」
「あぅぅ.....でも、ゆーお兄ちゃんに見られるなら.....」
「ふふふっ、とっても親しくなっているのね♪」
声色とやっていることが違いすぎるよ。頼むから足を踏まないで頂きたい。気のせいか恋人つなぎしている手に爪がくい込んでる気が.....
「やっぱり兄さんもそういうのが欲しいのね.....」(ボソッ)
「ん?何か言った?」
「いえ、なんでもないわよ。それで、兄さんとはどこまで進展したのかしら?」
頼むよ......誤解の無いように頼むよ.....
「私は.....相談にものってもらって頭を撫でてもらって.....時にはくっついたりしました。でもあんまり意識してもらえなくて....」
「私は、ゆーゆーと一夜を共に過ごしましたし、舞踏会も一緒に踊りましたよ〜。体くっつけたのにゆーゆー無関心だったんですよ〜。」
「分かるわ。兄さんは男かと疑うくらいに興味を出さないのよね.....」
.....あの、本人の前で愚痴らないでもらえますか?色々メンタル面でのダメージがえぐいので。
「まぁそれでも.....普通の生徒よりかは距離を詰めているのね?」
「はい.....将来的には籍を入れられたらなぁって.....あっ」
ましろちゃんから爆弾発言が飛んできた。ちょいちょい自分から自爆しにいかないで。
「でもお嬢様だったら兄さんとの婚約は難しいんじゃないかしら?御家族も心配するでしょうし...」
「あっ、それは大丈夫です!!私は一般人ですしこの通り.....」
「それは....婚姻届!?というかなんで常に持ち歩いてるの!?」
まさかの全員が驚きである。ましろちゃんとはそこまで何かを一緒にしたわけではないのに何故かここまで進んでいる....何をしたって言うんだ。
「兄さん.....これはどういうことかしら?」
「いや、さすがに僕も理解に追いつけない .....」
「えっと.....私、中学時代友達がいなくて....というか人とあんまり話せてなくて.....関わりを持ったとしても面倒くさいと思われてすぐに離れられたりで....ゆーお兄ちゃんが、初めて最後まで話を聞いてくれて.....」
ましろちゃんは頬を赤くしながら話しているが、おそらく周りの温度は絶対零度並に下がっており、Morfonicaのメンバーも驚いている。
「今の話を聞く限り、なぜか周りが悪いみたいな感じになっているけれど......その性格は後々厄介事をまねく可能性があるから、とにかくまずは自分のやる事に自分で責任を持つ事ね。おそらく責任転嫁を自然としてしまうのでしょうけど.....」
「じ、自分でも分かってるんですけど....」
あれ?急に千聖が物腰が柔らかくなった。まぁ千聖みたいな人間からしたらましろちゃんみたいな性格の子を見るとどこか思うところがあるんだろうなぁ.....特に子役からずっと芸能界のあれこれを叩き込まれてるから。
「周りは変わってくれないわよ。自分が変わってくれるまで。私もパスパレを結成した時、彩ちゃん達の懸命な行動があったから変われた。.......少し話は反れたけれど兄さんの妻になる.....という目標を持っているなら、まずはそこをなんとかしなさい。」
「は、はい!!.....ということは直したら認めてくれるんですか!?」
「え!?.....」
さすがの千聖も面食らったらしい。一応千聖も先輩だから後輩を諭す為に話したつもりがまさかの結婚するための条件と取られていた為、千聖も驚いた顔をしている。
「.....それは、ダメね。」
「えぇ.....」
なんだろう.....千聖とましろちゃんを見ると、親子のように見えてしまう。
「それにしても.....七深ちゃん、だったかしら?」
「は、はい。」
「あなたは兄さんとかなり進んでるみたいだけれど.....というか」
「ん?どうしたんですか〜?」
「なんで兄さんといつの間にかくっついているのかしら?」
「触診ですよ〜。」
そう言って広町さんがいつの間にかくっついてきた。あれおかしいな.....気配一切感じなかったけど。
「しょ、触診って.....」
「先生が生徒の健康状態を確認するのは普通だと思うよ〜。」
「えっそうなの?」
そんな習慣聞いたことないな.....
「.....七深ちゃん?さすがに兄さんと関係が濃くなったら親御さんが心配するんじゃないかしら?ほら、兄さんって別に御曹司とかそういうのじゃないし.....」
「そこは大丈夫ですよ〜。ゆーゆーみたいな人だったら絶対に歓迎されますよ。」
(この子は .....手強いわね。)
「仕方ないわね.....私が加勢してあげるわ。」
「友希那ちゃん!?」
「友希那さん.....ゆっくり食べてたら良かったのに....」
なんか余計にやばいことになりそうで怖い。
「とりあえず先輩は席を外してくれるかしら?」
「は、はい.....」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ふぅ.....2人とも感謝するわ。」
「え?でもさっきまで敵視してたような.....」
「いいえ、あなた達が『私の』兄さんのことを好きになってくれるのは嬉しいのよ?」
「そうね、『私の』先輩の良さが広まってくれるのは嬉しいわね。」
「あら?友希那ちゃん?あなたの兄さんではないわよ?」
「たとえ家族であっても白鷺さんの先輩では無いわよ?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ....
「な、ななみちゃん。こ、怖いよ....」
「うん、しろちゃん。私も怖い。」
「.....足りないわね。」
「へ?」
「倉田さんと広町さん、だったかしら?あなた達が先輩の妻になりたいというのなら今の論争にも入って来れないとダメよ。」
「そうね、少なくとも私が認めない限りはダメね。まぁ、私と兄さんは相思相愛だから誰かと結婚する必要も無いわ。」
「....悔しいけれど、それは認めざるを得ないわ。先輩が白鷺さんにあてている寵愛が欲しいわね。」
「えっと.....ゆーお兄ちゃんって妹さんの事が好きなんですか....?」
「ええ。私は兄さんとデートを重ねた回数だって沢山あるのよ♪」
「回数なら私も負けないわよ。」
((つ、強い....))
「.....で、でも負けない!ゆーお兄ちゃんと絶対に....」
「わ、私も!!」
「ふふっ.....その意気ね。」
「白鷺さん随分余裕ね。私がいることを忘れているのではないかしら?」
「そうかしら?でも友希那ちゃんも私と同じで妹のように見られているのではないかしら?」
「ええ。私はあなたと体型は似ているもの。」
ピキッ(°ㅂ° ╬)
「ふふっ.....それは自虐と煽りを同時にしているのかしら?」
「いいえ。事実を言ったまでよ。それに.....」
『ん?』
「....白鷺さん、この際2人に聞いてみましょう。」
「.....なるほど。そういう事ね。2人とも。」
『は、はい!!』
「どうしたらそんなに発育が良くなるのかしら?」
「それは.....内緒です〜。」
「わ、私はよく分かりません.....」
一方その頃別のテーブルでは
「二葉さん、レタスを残してはダメよ。」
「え!?だって苦手なんだもん.....」
「ふーすけも子供っぽいところあるんだねー。」
「こ、子供じゃないよ!!というかるいさんも豚骨ラーメンちょっとしか食べてないじゃん!!」
「.....克服しようとしているのよ。ただそのペースが遅いだけ。」
「ままっ、2人とも頑張りなって!!」パシャッ
「な、なんで撮るの!?」
「うんん、思い出の1枚ってこと!ふーすけとルイの意外な一面、こういうのいいよね!!」
「全然良くないよ!ちょっと子供っぽいじゃん!」
「桐ヶ谷さんも楽しそうね。」
「うんうん!こうやってメンバーで食べに行くのって珍しいじゃん?」
「それもそうね.....あっちのテーブルは凄いことになっているけれど。」
「あ、あはは.....」
「ほら!!るいさん、透子ちゃん!ちゃんと食べたよ!!(涙目)」
((やっぱり子供っぽい.....))
対バンでRinging Bloomを選んでEXフルコンする人凄いですよね。対バンの基準ってどうなってるんだろ.....総合力なのかな?
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