白鷺家のお兄さん   作:面心立方格子

89 / 98
タイトルは気にしたら負け。久々の投稿で少しおかしいかもしれません。


お兄さん達のクリスマス

豪「商店街のクリスマスキャンペーンの参加、ですか?」

 

商店街の人「はい。3年前くらいにもやってもらったじゃないですか?今年はどこのガールズバンドの子達も忙しいみたいで.....またお願い出来ないかな?」

 

僕達EXTRAと千聖と友希那さんは以前商店街の方々にお世話になったことのお礼としてクリスマスキャンペーンでここを盛り上げるお手伝いをしたことがあった。また縁あってお話を貰えたのはラッキーかもしれない。というのも.....

 

蒼生「じゃあ今回も報酬として俺たちの頼むものを用意してくれるのか?」

 

商店街の人「勿論。君たちの妹さんの好きな食べ物や品物を用意するよ。」

 

翔世「だったら、商店街の為、妹たちの為に頑張りますか!ところで前回はライブだけでしたけど、他に手伝うことってありませんか?今年は暇なので力仕事なり雑務でもお手伝いしますよ?」

 

紅蓮「まぁ、こいつらを便利屋みたいに使ってくれても構いません。」

 

流星「紅蓮は働かないの.....?」

 

紅蓮「いや、働くよ。でも俺の場合、どっちかと言えばイルミネーションのセッティングとか飾り付けの配置とかそっちの方で貢献出来ると思うからさ。」

 

 

商店街の人「他か.....あ、あった。確かね.....」

 

一同「.......!!!!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

白鷺家

 

「そういえば兄さん商店街の方から電話かかってきてたけど何かやるの?」

 

「あぁ、なんかガールズバンドの皆が忙しくて予定取れなかったから代わりに僕達が参加することになったんだよ。前にもやったの覚えてるだろ?」

 

「ええ、珍しく友希那ちゃんも笑顔になってたし子供たちも凄く賑わってたわね。」

 

「悪いな千聖、今年は予定開けてもらったのにまさかこっちに仕事が入るなんて.....」

 

「気にする必要は無いわ。(またそうやって頑張ってる兄さんも見るのもいいもの.....それにお客さんを装って見に行けるし。)」

 

「そう言ってもらえると助かるよ。あ、でも絶対に商店街は来ないでね。」

 

「??.....どういうことかしら?」

 

「色々あるから....お願いだから来ないでね。」

 

(兄さんがこう言う場合....大抵は何か恥ずかしいことをするか、もしくは私たちの為に何かをする時の2択.....おそらく前者ね。何をするのかしら、こっそり行ってみようかしら♪)

 

「わふ!」

 

「.......ん?レオンどうしたんだ?」

 

話をしていたらレオンがハァハァ言いながら近くに来ていた。千聖に撫でられてて羨ましいなぁ.....じゃなかった。どうしたんだろ。

 

「レオンももしかして一緒にイベントに参加したいの?」

 

「わふわふ!!」

 

「ふふっ、レオンは元気ね。兄さん、連れて行ってあげたらいいんじゃないかしら?」

 

「レオンは大人しい性格だから大丈夫だとは思うけど子供たちが怖がらないかな.......?」

 

「多分大丈夫だと思うわよ。散歩してる時も子供たちが撫でに来る時もあったし、連れいってあげて。」

 

「.....分かった。とりあえず商店街の人に掛け合ってみて許可が取れたら連れていくよ。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

クリスマス当日 商店街

 

『メリークリスマス!!!』

 

「わふ!」

 

結局許可は取れて、EXTRA+レオンの6人と1匹でイベントを盛り上げることになった。勿論サンタ衣装を着ている。

 

蒼生「なぁ優希、なんで赤色と白色の二種類なんだ?」

 

僕「赤1色だとつまらないっていうのもあるし、サンタが赤の理由が司教服云々とか〇カ・〇ーラが広めたとか諸説あるし、それなら白があってもいいかなって。」

 

豪「それで、サンタ服着たはいいけどどうやってプレゼント渡すんだ?」

 

そう、僕達が与えられた仕事はサンタ服を着て子供たちにプレゼントを渡すという企画である。まぁ成長したらサンタの役割を担っていたのが親だったり親戚だったりと現実を知ることにはなってしまうが、まぁ純新無垢な間は楽しんでくれればそれでいいだろう。

 

流星「あんまり話せないんだけど....」サクサク

 

紅蓮「まぁ無理する必要は無いと思うがな。とりあえず俺は夜のイルミネーションの為にちょっと席を外させてもらうよ。あとで合流する。」

 

翔世「おう!任せたぞ!さてと.....たえ、そろそろ離れてくれないか!?恥ずかしいんだが.....」

 

「え?何で?しょーくん可愛いのに。」

 

「可愛いじゃなくてかっこいいにしてくれよ!!まぁいいや.....恥ずかしいから頼むから離れろ!!!」

 

「もしかしてしょーくん、反抗期?」

 

「仕事!!今仕事なの!!!」

 

「しょーくん照れなくていいのに。」

 

この兄妹はいつもこうなんだなぁ.....他人のことは言えないか。翔世はこうなってるけど、蒼生は女の子と写真撮ってるし、レオンは色んな人になでなでされてるし、僕は手元にある用紙とかを整理してて割とグループとして動くこと無いんだなぁ.....

 

「あれ?優希じゃん!何やってるのー?」

 

「本当ですね、優希さんはサンタ衣装で何やってるんですか?」

 

「仕事というかお手伝いだよ。今年はガールズバンドの皆が忙しいって聞いたんだけど.....もしかして暇?」

 

「暇というよりかは思い思い過ごしたい、が正しいと思いますよ。」

 

「ねぇ聞いて優希!おねーちゃんが今年はクリスマス一緒に過ごしてくれるんだよ!!」

 

「家が一緒だから毎年一緒じゃない.....」

 

「日菜ちゃんの気持ちは僕も分かるところありますよ。千聖は忙しいし色々あるから、こういう数少ない機会って嬉しいものですよ。」

 

「そういうものなんですね.....」

 

「うん。でも姉妹関係が進展しているようで安心したよ。」

 

「はい.....あの、優希さん、これ。受け取ってください。」

 

「これは.....クッキー?」

 

「はい、羽沢さんや今井さんと一緒に作りました。その.....クリスマスプレゼントとして受け取ってください。日頃お世話になってるお礼もありますので。」

 

「ありがとう。好意としてありがたく受け取らせてもらうよ。」

 

「こ、好意としてですか!?それはその.....嬉しい、です。」

 

「おねーちゃんあたしのは無いの!?」

 

「あなた今日家でプレゼント交換するって約束したじゃない.....あれがプレゼントよ。」

 

「あ、そっか!えへへ....おねーちゃん!!」

 

本当に仲が良くて羨ましいな。千聖もこんな感じで甘えに来てくれればいいんだけどなぁ.....まぁここまで大胆にはやらないか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一方その頃

 

「珍しいわね。友希那ちゃんが1人でふらっとしてることってあったかしら?」

 

「最近色々あったから、少し落ち着こうと思っただけよ。白鷺さんは仕事とか無いのかしら?」

 

「今日はクリスマスだから兄さんと一緒に過ごそうと思ったのだけれど、まさかの用事で....」

 

「先輩に用事.....?白鷺さんと過ごせる時間に用事を入れるなんて先輩らしくないわね。」

 

「商店街の方からイベントを盛り上げるお手伝いを頼まれたそうなの。兄さんはお人好しだから.....」

 

「そうね.....でも、懐かしいわね。前のキャンペーンの時は私たちも参加したのがつい昨日のようにも感じるわ。」

 

「ふふっ、そうね。今年もゲリラライブするのかしら?」

 

「6人揃っていたら絶対するわよ.....そういうグループだもの。」

 

「ふふっ、そうね。」

 

久々に友希那ちゃんとこうやって2人で話をしたわね。お互い自分の道を歩み始めてからは兄さん関連以外で会うことは殆ど無かった。

 

 

「....あれって、紗夜と先輩じゃないかしら?」

 

「そうね.....何やってるのかしら?」

 

『ありがとう。好意としてありがたく受け取らせてもらうよ。』

 

 

「....え?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「むむむ.....」

 

「その.....別に今回は何か悪いことしてないと思うんだけど。」

 

「ええ、悪いことはしてないわ。でも問題なのよ。」

 

「兄さん、言った筈よ?他人を誤解させるような発言はしちゃダメだって、ね?」

 

「だから別にそういう意図で言ったんじゃ『ね?』.....はい。」

 

今僕は、さらっとサンタ衣装に着替えてる2人に商店街のど真ん中で思いっきり怒られている。公開処刑かな?

 

豪「おーい優希、子供たちにプレゼント渡しお邪魔しましたどうぞごゆっくり。」

 

「おい!逃げるなよ!」

 

(まさか兄さんって紗夜ちゃんが好意を寄せてることを知らないのかしら.......?)

 

(鈍感な先輩だから有り得るわ.....)

 

紅蓮「あれ?千聖ちゃんと友希那ちゃんも来てたのか。ちょうど良かった。今から子供たちにプレゼント配ってその後ライブをやる予定だったんだけど.....参加できる?」

 

「ライブは無理だけど....プレゼント配りなら喜んでお手伝いさせてもらうわ。」

 

「私は逆にプレゼントを渡すのは苦手だから.....ライブに参加するわ。」

 

「友希那ちゃん苦手だったの?」

 

「いいえ、以前に私がそういう事をしたら子供が泣いてしまったの。どうしてかしら......?」

 

(それはおそらく笑顔を作ろうとして逆に怖い顔になってたからだと思うわよ.....)

 

 

 

20分後

 

 

蒼生「さてと.....ほら、優希。渡せよ。」

 

「うん.....千聖、これ。」

 

「これは.....イアリング?」

 

「いいものが思いつかなくてさ.....千聖、欲しいとかあんまり言わないし。だからアクセサリー買ってみたんだ。前もそうだったかもしれないけど、使ってくれたら嬉しいよ。」

 

「.......ええ。大切に使わせてもらうわ。今度のライブはこれ付けて出るわね。」

 

翔世「良かったじゃねぇか優希!!」

 

「ところでどうしてここまで隠してたの?」

 

流星「優希個人で渡しても良かったんだけど渡し方が思いつかなかったらしいから協力しただけ........」サクサク

 

「まぁそういうこと.....喜んでもらえて良かったよ。」

 

(これも嬉しいけど.....兄さんの笑顔を見るのが1番癒されるわ。やっぱり可愛いわね。)

 

「先輩、私の分は無いのかしら?」

 

豪「そう言うと思って、友希那ちゃんこの後のライブに参加さてくれたら1日優希を好きにしてくれていいぜ!!!」

 

「僕そんなこと1度も許可してないんだが.....」

 

「先輩を好きに.....ふふっ、いつもなら婚姻届を書いてもらいたいところだけど、少し早いわね。今回はRoseliaの練習に付き合ってもらうわ。」

 

「よ、良かったぁ.....下手したら監禁されるところだった。」

 

「あら?友希那ちゃんまだそんなことしているのかしら?」

 

「そうかしら?将来は同棲する予定なんだからその予行演習としては悪くないと思うわ。」

 

蒼生(監禁を同棲の予行演習なんて言えるのかそれ.....)

 

豪「よし!そんじゃライブしますか!」

 

 




TITLE IDOLは良かったです.....としか言えない。クリスマス千聖さんが来なかったということはもしかしたら正月に来るかもしれませんねというか来て欲しい。

不定期更新リクエスト

  • 優希くんと千聖ちゃん
  • EXTRAと千聖ちゃん、友希那ちゃん
  • 他の妹との交流
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。