色々な異世界飛ばされる俺が現世の知識と新しく得た力でその世界の俺に憑依して全てをHAPPY☆ENDするぜ!!!!(+After)憑依が抜けた後の俺もやらかします★ 作:仏のマスター
「起きろ」
すやすやと眠るミシェルの頬をペチペチと叩きながら起こす。治療も無事に終わり、これから彼を最終決戦の場に飛ばす予定だ。
「んっ……クラン。起こすならおはようのキスでもして……ぐはっ!?」べチン!
どんな夢見とんじゃい! と俺は今度は強めにビンタして起こしてやりましたとさ。てか、さり気なく俺の腕掴んで引き込もうとしてんじゃねーよ。俺にそっちの気は無いからな。
「すまんねぇ〜クランちゃんじゃなくて……てか、そろそろ起きろ!」
「うっ……あぁ、すまない」
これで知らない女の名でも出てきてたら潰してたところですよ、ミシェル君? ワラ
「起きて早々だが、心構えは十分か? これからお前を最終決戦の場に送るわけだが」
「――大丈夫だ!」
「分かった」
ミシェルの意思を確認した俺はゲートを開き、最後の言葉を掛ける。
「クランちゃんを泣かせる奴は俺が許さねぇ! からな……だから、幸せになれよ」
「任せてくれ」
「なら、行ってこい!」
「あぁ! でも、最後に……せめて恩人の名前くらい教えてくれないか?」
「…………大和だ」
「ありがとう、大和!」
そう言ってミシェルはゲートの中へ、愛するクランちゃんと仲間達の下へ旅立った。
「あっ、これで元の世界に戻っちゃう感じかな……」
ゲートを閉じると同時にキラキラと体が光だした事で、再び神に飛ばされるのだと自覚する。どうせなら最後まで遠くから見届けていきたかったんだけどなぁ…………
「あぁ〜帰ったら先ずはミツヒデとカシンに説明だな。飯の前に飛ばされたからお腹空いた」
光の渦が消えた時、そこには宇宙の闇が再び広がったのだった。
「行くぞ野郎ども! 全軍ブチかましてやれぇ!!」
ジェフリーの掛け声の下、各々が最終決戦の場に、飛び出していく。
「ミシェル……私に力を!」
ミシェルの愛機に乗り込んだクランは彼の銃を構え、アルトのサポートへと入る。近くにあった宇宙デブリの上にうつ伏せになり、銃を構え、アルトの飛行線上で邪魔になるバジュラ達を打ち落とそうとする。
「照準がずれてんぞ、お前にはまだコイツの扱いは難しいだろ?」
セリフと共に……クランを包むように、機体のコクピット内にミシェルが飛ばされてきて、彼女の手に自身の手を添えて照準を合わせるサポートに入る。
「はっ!?――えっ!? ミシェ……みじぇ……るぅ?」
「説明は後だ。集中しろ!」
「……うん!」
止まらぬ涙の粒だけ彼女達はバジュラを確実に撃ち落としていった。
「これから俺は敵バジュラの中に入り、ランカを救い出してくる!」
「道中は俺がサポートに入る。ザコは気にせず突き進めアルト」
最終侵攻としてアルトとブレラの二人が敵の前に立つ。
「アルト! コイツを持っていきな!」
「おぉ、サンキュなクラ……ミシェル!?」
「「「「「はぁっ!? ミシェルの声だと!?」」」」」
突如クランが乗っていたミシェルの機体から彼の愛銃がアルトへと渡され、その時に死んだはずのミシェルの声して全員が驚きの声をあげる。
「はっ? なんで? どういう事だよ!?」
「詳しい話は帰ってきてしてやるから、早くランカちゃんを助けて来いよ」
「……ははっ、行ってくる。帰る理由がまた一つ増えちまったな」
軽く笑いながらアルトはブレラと共にランカ救出へと向かった。帰ったら親友の顔を一発ぶん殴ってやると誓って。
「ホントにミシェル……お前なんだな?」
「この通り生きてるさ……みんな心配かけた…………」
「ほんどだぁ……ごのばかやりょおぉ……グズッズズ」
「クラン、頼むから泣き止んでくれよ。じゃないと俺は潰されてしまうから」
ミシェルに抱きつき、頭を撫でられるまま大粒の涙を流すクランにミシェルが説得するものの、クランの涙が止まることはない。今は周りも黙って二人を見守っている。
そして暫くしてアルトがランカを連れて敵バジュラの中から出てくる。そして…………
大和「クランちゃんを泣かせたな?」
ミシェル「待て! アレは仕方ないだろう!? 嬉し泣きは別物だろう!?」
大和「…………ギルティ」フシャアァァァ#
ミシェル「うぎゃあぁぁぁぁ!!」
大和「……冗談だって」
ミシェル「……あはは」
エピローグ……書き……ま……s !