色々な異世界飛ばされる俺が現世の知識と新しく得た力でその世界の俺に憑依して全てをHAPPY☆ENDするぜ!!!!(+After)憑依が抜けた後の俺もやらかします★   作:仏のマスター

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今回、一度過去に飛びます。
初春さんにとって人生の分岐点になった日の出来事ですね…………

(補足)
結局ですが、こちらにも繋げる事にしました。
基本は新作で書いてるのと一緒ですが、一部大和が分離後の部分だけこっちの世界線に変える予定です。
最新話のとこまで毎日2話づつ更新予定です☆



大和#大激怒#

「だだいまですの」

 

 ジャッチメントの仕事を終え、177支部に帰ってくると泣きながら佐天さんをポカポカ殴っている初春に、呆れ顔の固法先輩……また、佐天さんが初春のスカートをめくりでもしたのでしょうね。

 

「ほら、初春も落ち着きな……?」グニャリ。

 

 暴れる初春を止めようと足を踏み出したら、何かゴムの固まりでも踏んだような感触を覚え、視線を下にやると……「――ヒッ!?」……うつ伏せに倒れ血を流す若い殿方を私は踏み付けてしまっていた。

 

「えっ?……ちょ、ちょっと! これはホントにどういう状況ですの!?――って、それよりもこの方の介抱を!」

 

 直ぐに足をどけて、怪我の状況を確認すると、血は鼻から流れているようでしたの。

 

「ちょっと、ぼぉ〜っと突っ立ってないで手伝って下さいまし!」

「あぁ〜これってもしかして」

「?……!?」

「そ・の・まさかよ」

 

 

 

 

 177支部内が混沌とする中、私……有川大和は目覚めるとさっきとは違う場所にいて、椅子に座っていました。

 

「ここは……銀行? 俺は……(✽ ゚д゚ ✽)ハァッ!」

 

 今回は先程の光景を覚えていて……初春さんの……初春さんが…………バッチリあの素晴らしい光景が記憶に蘇り、顔が熱くなっていくのを感じていると、急に目の前に居た男が近くに居た少女を捕まえて…………

 

「(――って、人質なってるの初春さんじゃん! しかも小学生の時の!)……そういうことか」

 

 俺はまたかと思いながらも、どのタイミングに飛ばされたのかを理解して、次に起こりうる事態を思い出しながら、フツフツと怒りを顕にしていく。

 

 

 

 

「てめぇら動くんじゃねぇ! 動いたらこのガキぶち殺……!?」パキン!

「てめぇこそ誰に刃先向けてんだよ? その子傷付けたらガチ殺すぞ?」

 

 身体強化で一瞬の内に強盗犯の前に立った大和は、初春の首に突き付けられていたナイフの刃を強引に掴み、根本からへし折ったのだった。

 

「へっ?……えぇ?」

「地獄で侘びてこいやぁぁぁぁぁ!!」

 

 突然の事態に驚く強盗犯から初春を奪い取り、強く握り締めた拳を強盗犯の胴へと叩き込む。衝撃に耐え切れなかった強盗犯の体はそのまま銀行のガラス壁を割り、防災用のシャッターも突き破り外へと飛び出した。

 

「怪我は無い? 初春さん」

「は、はい! 私は大丈夫です。(私の事を知っているみたいだけど誰だろう?)――あっ、それよりも!」

 

 初春が視線を向けた先には倒れた固法と白井がおり、大和もそれに気づくと二人の治療へと向かった。

 

「そうだね。二人の治療は俺に任せて! 初春さんはアンチスキルの誘導をお願いできるかな?」

「は、はい! 任せてください!」

 

 

 

 

 謎の少年の乱入によって、この場は何とかなったようですの……良かった……そう思っていたらスッと体を支えられ一瞬体が光に包まれる感覚を覚えましたの。

 

「えっ? 痛みが引いて……体が動きますの」

「おつかれ、白井さん。固法先輩の方がヤバいから、とりあえずこれで我慢して」

 

 そう言って彼は私の頭をポンポンと叩いていって、固法先輩の方に移動して、同じ様に固法先輩の体が白い光に包まれて、傷が治っていくのが見えた。

 

「治療系能力者ですの!? それに私達の事を知って……?」

 

 見覚えの無い彼を見つめていると、初春の誘導でアンチスキルの方々が銀行内に入って来た。

 強盗犯二人も捕まり落ち着いた様なので、先程の彼に感謝を伝えようと再び固法先輩の方を見ると、そこに彼の姿は無く、周りを見回しても彼を見つける事が出来なかった。

 

「あっ、白井さん、大丈夫でしたか!?」

「私は大丈夫。それより先程の殿方は何処へ?」

「えっ? 居ないんですか!? 御礼を言いたかったのに」

 

 忽然と消えた? 一体あの殿方はどこの誰だったのでしょうか? そんな彼と後にあんな再会をするとはこの時の私は全く思ってもいないのでしたの…………

 

 




とある黒子の新人研修の時の話です。
本来なら美琴のレールガンに怯んだ強盗犯を黒子が取り押さえるのですが、今回は大和が解決しちゃったお話です。
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