色々な異世界飛ばされる俺が現世の知識と新しく得た力でその世界の俺に憑依して全てをHAPPY☆ENDするぜ!!!!(+After)憑依が抜けた後の俺もやらかします★ 作:仏のマスター
「やったよー! 師匠!」
そういって部屋に飛び込んで来たのは佐天さんだった。そしてその勢いのまま……!!
「ブッ!――ゴフッ!?」バタッ!
「遂に私一人でも風を起こす事に成功したんです!」
それはおめでとうと祝福してあげたいところだが、椅子に座る俺の胸に頭からダイブしてきてふっ飛ばした上に、今は床ドン状態で上にのしかかられている。
佐天さん……あなた、まだ教えていない風を身に纏う身体強化まで使ってないですか? 喜びのあまり無意識にってやつですか??――てかそれより! この状況は……俺はチラリと初春さんの方を……ヒッ!?
「アラアラ、白井さんだけでなく佐天さんともいつの間にかそんなに仲良くなってたんデスねぇ〜#」
「いや、これは!?」
「あっ、あはは……ごめんなさい、師匠」
直ぐに佐天さんはどいてくれたものの、黒いオーラを放つ初春さん。(尚、このオーラは大和にしか見えていない模様)
せっかくここ最近は良い感じで好感度あげれてた(つもり)っていうのに、これじゃあ……
「佐天さんもココア飲みますか?」
「飲むー! けどその前に覚醒したあたしの能力を見ていってよ!」
そして初春さんの前で能力を使おうとした佐天さんだったが、何も起きない……多分だけど集中力が欠けてるせいだね。
「あれっ? さっきまで起こせてたのに??」
「ちゃんと集中しようか。一回補助入れるから落ち着いて発動させてみよう」
「あはは、ちょっとテンション上がり過ぎちゃってたかな私?」
「佐天さんらしいですね」
「まぁ嬉しいのは分かるけど、まだ覚醒したばかりだからね。集中、集中!」
「はい!」
そして初春さんの見守る中、俺が補助に入り佐天さんが集中して能力を発動して……ブシュッ!…………バタリ。
「へっ?――キッ、キャアァァァァァ!?!?」
「おっ、今日は水玉模様かぁ☆――って、できたぁ!」
意識が飛ぶ前に俺に見えたのは、佐天さんの起こした風によってブワリと舞い上がった初春さんのスカートから覗く初春さんの……カクッ…………
「佐天さん! なんてことするんですかあぁぁぁぁぁ!(大和さんにモロに見られた……見られちゃったよぉ……涙)」
「いやぁ〜師匠の補助があったおかげか予想外の威力が出ちゃったって感じかな?」
スカートを押さえながら涙目で佐天に叫ぶ初春。
まさに佐天の言うとおりで、本来ならスカートがフワフワと軽く揺らぐ程度のはずだったが、補助があったおかげで1ランク上のレベルの風を起こしてしまったのだった。そのせいで大和は久しぶりの鼻血ブーからの意識飛ぶ事になってしまったのだ。
「ただいま戻りまし――グニャリ――ん? ヒッ!?」
そしてまたテレポートで戻ってきた黒子に踏みつけられてしまう大和なのであった。
「おっ、お・に・い・さ・まぁぁぁぁぁ!?!?」
「あっ、師匠の事忘れてた」
「佐天さんのバカァ……バカァ!」ポカポカ☆
黒子の絶叫と佐天を叩く初春のこぶしの音が悲しく響く177支部なのであった。
助)大和君、久々のラッキースケベだったね★
大)違うんです。アレは本当に事故で……
助)ホントは大和君も今日の初春ちゃんのスカートの中が気になってたんじゃないのかな?さぁ、お姉さんに真実を語ってみたまえ★
大)いや、ホントにいつもみたく紙や落ち葉を浮かせたりするものとばかり思ってたので……まさか佐天さんが風でホントにスカート捲りしようとするなんて…………
助)フムフム。それで久しぶりに見た感想は?
大)感想て…………ムゥ。
助)…………(ムフフ、顔が赤いぞ少年よ。きっと思い出しておるなお主――あっ!)
初)忘れて下さい……忘れて下さい!! ポカポカ
大)初春さん!? はい――大丈夫です! もう忘れましたから!
初)ホントですね?(涙目)
助)…………(しかし、しっかりとその絶景は大和君の脳内フォルダーに保存されているのだった笑)