色々な異世界飛ばされる俺が現世の知識と新しく得た力でその世界の俺に憑依して全てをHAPPY☆ENDするぜ!!!!(+After)憑依が抜けた後の俺もやらかします★ 作:仏のマスター
あと誤字報告ありがとうございます☆
(補足)
こっちではお気に入り達成ではなく時系列に合わせて良さげなところで入れてます!
「フーフン、フーフン、フッフンフーン♪」
俺の名前は上条当麻。超能力者を育成する学園都市に通う高校二年生だ……とはいっても俺はレベル0の無能力者なんだけどな。
今日は実家が隣通しで、今も同じアパートの隣に住んでる一個下の幼馴染、有川大和のお願いに付き合っている。昔からよく遊んでやってた事もあって俺の事を当麻兄と呼んでくるかわいい弟分である。
「今日は付き合ってくれてありがとうね、当麻兄!」
「まぁ、俺も暇してたし、クレープ代も奢ってくれるって話だったからこちらこそだな」
大和の話では、学園都市内でチェーン展開しているクレープ屋台がコラボした【ゲコ太】というカエルの携帯ストラップを各店先着50名様、コラボクレープ購入の方にプレゼントという企画で、自身の携帯に着ける用と保存用で、できれば2個ゲットしたいとお願いされた事に始まる。
「ゲコ太ねぇ……こんなカエルのどこがいいんだ?」
「むぅ……当麻兄にはゲコ太の良さが分からないんだね」
そんな話をしていたらお店の前まで到着した。
「コラボクレープ2つ下さいな☆」
「おぉ〜良かったな兄ちゃん達。あんた達二人で丁度売り切れだったよ!」
「マジで!? 危なかったぁ〜」
「良かったな、大和」
こっちはメインストリートにあるお店と違って人通りも少ないから大丈夫だろうと思ってたらギリギリだった……セッ……セーフ。
二人分の代金を支払い、クレープとストラップを受け取る。やったぁー♪ クレープ食べたら早速スマホに着けちゃお! とクレープに口を近づけたところで…………
「あぁー!?……そんな……ここもダメなの…………」
後ろを振り返ると、お店の前で両膝を付き、崩れ落ちる常盤台中の制服の女の子がいた……というかめっちゃ見覚えのある後ろ姿なのは気のせいかな?
「ゴメンな嬢ちゃん……さっきの兄ちゃん二人で売り切れちゃったんだよ」
獲物を逃したニャンコの様な瞳でこちらを振り返った少女と目が合う。
「「あっ…………」」
思いきり知ってる子だった……御坂美琴さん。同じジャッジメント177支部で活動する白井黒子さんの学生寮の相方で、常盤台中学三年のお嬢様だ。
「ん? 誰かと思ったらビリビリ中学生じゃん」モグモグ
「あんたは!――って、ツンツン頭と大和さんは知り合いだったの!?」
俺が当麻兄と一緒にいた事に驚いていたので、簡潔に俺達の関係を御坂さんに説明したのだった。モグモグ
「なるほど、幼馴染ね」
「うん。それで御坂さんは……って聞かなくてもコレだよね」
俺は先程手に入れたゲコ太携帯ストラップをポケットから出す。
「ゲコ太ぁ〜♡ そうなの! 寮近くのお店に並んでたんだけど直前で売り切れて……もしかしたらと思ってダッシュでこっちにも来たんだけどまた目の前で…………」ウルウル(涙)
俺が御坂さんの目線の高さに持ち上げたゲコ太ストラップを愛おしそうにガン見する御坂さん……暫く見つめた後、今度は俺の方を見てきて…………
「ダメ元で聞くけど、譲って下さいって言っても駄目ですよね? 大和さんもゲコラーなのは話してて知ってますし」
「……ゴメン。コレは譲れない」
いくら御坂さんのお願いでもこの子は譲れない……けど…………
「だけど、まさかあんたまでゲコラーだったなんて驚きだわ」
「……いや、俺は……」
「やっぱゲコ太の人気は男女問わず人気なのよね〜」
「いや、御坂さん、当麻兄は……」
「しかし、大和さんはともかく、最後の一個をあんたに奪われたって考えると何かイライラしてきたわ!」
「おいおい、それは完全な言いがかりだろ!」
確かにそれはねぇ……当麻兄が言ってる事が正しいと思う。
「……分かってる! 分かってるけど!」
「だからね、御坂さん。当麻兄は……」
「そうだ! ここで会ったがってやつよ――私と勝負しなさい! 今度こそ決着をつけてやるから! それで私が勝ったらあんたの持ってるゲコ太ストラップを私に譲りなさい!」
ダメだ……御坂さん、こっちの話聞いてくれない。
「いや、だからなビリビリ」
「ビリビリ言うなぁぁぁぁぁ! 私には御坂美琴って名前があるの!」
バチバチッ……キュイン。
「あぁ〜ビッ……じゃない、御坂さん? だからむやみやたらに電気飛ばしてくんじゃねえよ!――『どうせ、今みたいに消しちゃうじゃない!』――周りを気にしろって意味だ! 今は大和も側に居たんだぞ!」
「――あっ、それは……悪かったわ。大和さんもごめんなさい」
おっ? やっと話が通じた。まぁ、今くらいの電撃なら障壁で防げたけど、ここは黙っておこう。
「悪いがその勝負は受けらんねぇ……このストラップは――「逃げる気!?」――あん?」
「私みたいな年下の中学生女子に弟分の前で負けて、奪われるのが恥ずかしいのかしら? いつもはなんだかんだ勝負するくせに!」
「……ハァァァァァ……あんま調子にのるんなら上条さんだって怒っちゃいますよ?」
当麻兄のクソデカため息久々に聞いたなぁ……最悪同じゲコラーとして保存用の方を御坂さんに譲ろうかなと思ったんだけど……御坂さんなら大切にしてくれそうだし。
「やっとヤル気になったみたいね!」
「分かったよ……試合はしてやる。だけど聞け! このストラップは大和にあげる用で俺のじゃねぇ。だからそこは大和に交渉してくれ」
「……えっ、あんたのじゃないの?」
「俺はそのゲコラー? でもなんでもねぇ。大和の付き添いでついてきただけだ!」
御坂さんが視線を俺の方に向けて確認してきたので、俺はうんうんと首を縦に振るのだった。
「あはは〜ならそう言ってくれたら……」
「「言おうとしたのに言わせなかったでしょうが!」」
俺と大和兄のツッコミにタジタジとなる御坂さん。
「でっ? 結局どうすんだよ?」
「えっ、何を?」
「試合すんのか、しないのか!?」
「……する」
するんかぁ〜い!?……ってなわけで俺達は周りに迷惑の掛からない場所に移動しようとしたのだが、途中で当麻兄がある人物に気づいた事で話は別方向に傾く事になる。
「ん〜何かあの人困ってる風じゃね? 何かずっと右に左にと何かを探してるみたいだし」
「どの人……ってあの人は……木山先生?」
「ん? 大和の知り合いか?」
「いや、知り合いってわけでもないんだけどぉ……」
「ちょっと声掛けてくるわ!」
「あっ、当麻兄!」
「ちょっと!? あんたどこ行くのよ!!」
当麻兄は俺達の静止を聞かず、その女性の方へ駆けて行ってしまったのだった……タイミング的にあれか? 都市伝説回のアレ……【脱ぎ女】
仕方なく俺と御坂さんもその後に続くのだった。
街中でいきなり知らない女性が脱ぎ始めたら皆さんはどう思いますか?
私は経験ないですが、昔……友人が夜に家に帰っている途中でいきなり「ファ○ク・ミー!!」と叫び、服を脱ぎながら走り寄ってくる外人女性の痴女に追いかけられた事があるらしいです。
全力ダッシュで何とか逃げ切ったらしいですが、もし捕まっていたら彼はどうなっていたのだろう…………
あまり表沙汰にはなりませんが、男の子が女性に襲われる事件も実際あるんですよね……。