色々な異世界飛ばされる俺が現世の知識と新しく得た力でその世界の俺に憑依して全てをHAPPY☆ENDするぜ!!!!(+After)憑依が抜けた後の俺もやらかします★ 作:仏のマスター
意識の覚醒に合わせて、私を包んでくるこの幸福感は何だ? ほのかに香るこの匂い……そうだ、義昭様の匂いだ。なぜ私は義昭様の匂いに包まれて…………
こっ、こ、これは――なぜ私は義昭様の布団で眠っているのだ!? それに隣にはヨシテル様が……ん? 義昭様と大和殿が話している。どういった状況だ?
「今の私の想い人は先ほど話した通りなのですが、前の私は……身分差の叶わぬ恋と思いながらの……その、ヨシテル様に淡い恋心を抱いていたようでした。義昭様の予想的中でしたね」
や、大和殿の想い人!? 今と前? 前はヨシテル様って、今は違うのか!?
「もし仮に、このまま私の想いが叶い、ミツヒデさんと結ばれたとします。ですが、また私と以前の私とが再び入れ替わるようなことがあれば、……その時、彼はどう思うでしょうか?」
はっ? 今大和殿は何と……「ミツヒデさんと結ばれ……」えっ?
「 因みに参考までに聞きますが……以前の兄上はミツヒデのことをどのように思っていたのでしょうか?」
そ、それを聞きます、義昭様!?
大和殿は少し考えるような仕草をしてから……「十分に魅力的な、身近では最良の相手」だと!? わ、私のような女が……
「ん〜〜全く脈なしというわけではなかったわけですね……これならなんとか説得もできるかな? 分かりました」
あっ……あぁ〜〜!?「説得もできるかな?」って何を説得するつもりですか、義昭様?? 突然の告白に、もはや私はどうすればいいのかも分からなくなってしまった。
「さて、ミツヒデ。というわけなんですがどうでしょう?」
「!?…………」
「バレてますからね。まあ、兄上は気付かれてなかったようですが……あっ、ついでに姉上も起きましょうか。途中からですが起きてますよね?」
兄上が部屋を出たあとに……寝たフリをしたまま、盗み聞きしていた二人に声をかけるのですが、起きてくれません。まあ、内容が内容だけに、聞かなかったフリをしたい気持ちも分からないではありませんが、この機会を逃すと後々困りそうな気がするので…………
「おはよう、おねえちゃん! 起きて!!」
「「!!…………(グフゥッ!)」」
あれ? おかしいですね……今ので飛び起きてくると思ったのですが…………
『いや、突然のクリティカルヒットに動けないだけでしょうよ、義昭君…………』
ならば仕方ありません…………
「起きてください、足利様に、明智さん」
「ゴフッ……やめて義昭……お願いだからそんな他人行儀な呼び方でおねえちゃんのことを呼ばないで……(おねえちゃんと、今一度おねえちゃんとおぉぉぉぉ!)」
「ゲフッ……おやめください……お願いですからそのような他人行儀な呼び方で私のことを呼ばないで……(おねえちゃんと、今一度おねえちゃんとおぉぉぉぉ!)」
悲痛な顔をした二人がようやく起きてくれました。後は二人とも私の話を聞いてくれるでしょうから、呼び方を元に戻してあげてもいいでしょう。
「姉上はどこから起きていましたか?」
「大和がミツヒデのことを話しているところ……(そうだ……大和はミツヒデのことが……ヤマトはミツヒデのコトガ……)」
姉上の体から、負の気配が漂ってきているのを感じます…… そうか! その前の部分の話しを聞いていないからですね。私は話しの全容を姉上に話し、今後の未来の対応の話しをしました。
因みに現状は、対カシン殿で、とりあえず三人協力し合おうということになりました。
次はカシン&ユウサイの番ですぞ〜〜