色々な異世界飛ばされる俺が現世の知識と新しく得た力でその世界の俺に憑依して全てをHAPPY☆ENDするぜ!!!!(+After)憑依が抜けた後の俺もやらかします★ 作:仏のマスター
週一定期投稿だけはくずさないぞ!
どうしてこう……悪い時に帰って来るのでしょうか? カシンは私に抱きついたまま気づいて無いようですし、輝元殿の表情を見る限り、言い逃れはできそうに無さそうですが……とりあえずカシンが余計なことを言う前に、影に戻してしまいましょう。
「カシン……とりあえず今すぐ影に戻りなさい」
「なんじゃ……!? ちっ!」
とりあえずカシンは影に戻りましたが、さて何と説明しますか……強引にしらばっくれてみましょうか? 正直まともな返答も思い浮かびませんしね。
「おかえりなさい、輝元殿……調査の方はどうでしたか?」
「それは問題なかったが……今のは……『そうですか……なら私は急いでますのでこれで』……おい!?」
輝元殿が止めようとするのを振り切り、私はその場を後にした。
「じっと、こっちを見ておるな……」
そうでしょうね……おそらく、今の一件で彼は動きを変えてくることでしょう。こちらもカシンを大和に受け渡し、早く対策をねらねばならないかもしれません。
今のはユウサイとカシン居士の二人だった。ユウサイはカシンが乗っといて操っていたはずなのに……私のいない間に何があった? まさか二人は敵の手に落ちたのか? いや、負の塊とも言えるカシンがあちら側につくとは考えにくい。とりあえずは様子見か……だが、計画は念のために、早めに動いたほうがよさそうだな。
我らが悲願をこのようなところで止めるわけにはいかぬのだ!
「さて、ユウサイ様とカシン殿は……!?」
二人を義昭様に任せて、カシン殿と合流しようと二人の気配を探ると、二人の他に……輝元殿……まさかのさっそくバレてしまったパターンでしょうか? すぐにカシン殿の気配は消え、輝元殿とは別れたようだが……これは早急に話を聞かないといけない。向こうもそのつもりなのか、私の部屋へと向かっているようだ。
私の部屋に着いたところで、ユウサイ様たちもやって来たようだ。
「大和、すみません……輝元にカシンを見られました。カシン……大和の影へ」
かげ? ユウサイ様の発言を後に、自分の影に何が入ってきたような感覚を得る。
「すまぬ、大和……我としたことが……」
「これは……念話ですか? ということはさっきの影はカシン殿と。まぁ、過ぎたことは仕方ありません。それで輝元殿はなんと?」
「話す前に、急ぎだと逃げてきました」
「……そうですか」
下手なことを聞かれるよりはその方がよかったのかもしれないな。ただこれで、向こうも確実にこっちを疑ってくるだろう……もはや一刻の猶予もないのかもしれない。
「各国に使者を送り、今一度戦国乙女の皆さんをこの地に集結させましょう。出来れば次の輝元殿が外に出向く際に」
「そうですね。私たちだけでは難しいでしょうから、各国に協力を要請しましょう」
こうして再びこの地に戦国乙女たちが集うこととなり、新たな戦乱の幕開けとなっていく。
「のう、大和や」
「なんですか、カシン殿?」
「それじゃ……」
「??」
「主は我に敬語不要じゃ。それに殿付けも止めろ」
「えっと……それは……」
「すぐに慣れろとは言わん……しかし殿付けは止めるのじゃ。大和とは対等でありたい」
今度はカシン殿ですか……仕方ありません。
「カシン……一つ確認だが、もしかして私の影にずっと潜むつもりか?」
「存在を隠さねばならぬ場ではそうな……いや、これから我は主と一蓮托生、ずっと一緒じゃ」
どこかの幼女吸血鬼みたいな存在が私の影に住み始めました。
「あの、お手洗いやお風呂は……」
「…………」
「もしも〜し、カシンさーん?」
「わ、我は……気にせぬ……なんなら、一緒に入るか?」
アウトーー!! これはあかんヤツや!……とそんな会話が二人の中で交わされていた。
また少し? 日常パートはさみみます。
失礼……噛みまみた。