色々な異世界飛ばされる俺が現世の知識と新しく得た力でその世界の俺に憑依して全てをHAPPY☆ENDするぜ!!!!(+After)憑依が抜けた後の俺もやらかします★ 作:仏のマスター
追記
例の……仏のイチャエロ作品集の方にアップしました★エロス恐るべし……(笑)
二話まとめました。
有川大和……私と共にヨシテル様へお仕えする家臣の一人である。
有川家は足利家に仕える武家の一つであったが、大和殿がヨシテル様の遊び相手として召されたことで注目された一族である。
本人の努力もあり、侍として実力を認められた大和殿は、そのままヨシテル様の護衛としても傍に仕えることとなる。(本当は幼少のヨシテル様が駄々をこねて、他に護衛として付こうとしていた者を突っぱねたからであるが……)
成人後、彼自身の成長もさることながら、元々有川家はそれほど有力な武家ではなかったが、彼が有川家を継いでからというものは急速にその勢力を伸ばしていった。
ヨシテル様が将軍となられてからは、その側近の一人として我々と大差ない立場と、ヨシテル様の懐刀として、その地位を確立させた。
私も明智家を継いで、より近くでヨシテル様にお仕えするようになり、彼とも仕事を共にするようになったが、まさか……今このようなことで悩む事になろうとは当時の私は思ってもいなかった。
身近で二人を見て、まず初めに思ったことはヨシテル様の大和殿に対する信頼の高さだった。将軍と側近の護衛という立場になった今でも、時折見せる二人のやわらかい雰囲気に、二人の絆の強さを感じた。
おそらくだがこの時にはもうヨシテル様は大和殿のことを異性として意識されていたのであろう。それに気付いた家臣団の一部が大和殿ではヨシテル様にふさわしくないと、二人を離そうとしたが、ヨシテル様がそれを頑なに拒み、今の関係が続いている。
私も大和殿がヨシテル様に不埒な真似をしないかと監視していたが、そういったことはなく、むしろ本当の兄妹のように仲の良い関係に見えた。
表向きは二人を監視するように言動していたが、心の中では、この二人ならよき関係になれるのではと思ってもいた。それもあってか、私が大和殿を異性として見るようなことはなかった。ヨシテル様の側にお仕えするようになってからは、その忠義を果たすことだけを考えて生きてきた。
一部? 使用人の間では、私は義昭様を溺愛していると言われているが……いや、否定はしないが、それも恋愛感情ではなく、忠義に近しいものと考えている。ヨシモト殿がイエヤス殿のことを溺愛しているのと同じように考えてもらえればいいだろう。一度ヨシモト殿とはお酒の席で、お互いの溺愛っぷりを熱く討論し合ったことがあるが、互いに一歩も引かず……その時は引き分けに終わってしまったが……次は私と義昭様が勝つ!!
――っと、脱線してしまったが、あの日……大和殿と義昭様の話を盗み聞いてしまい、一人の異性――いや、二人の異性……彼らの想いを知ってしまった。
以前の大和殿は、ヨシテル様に好意を抱いていたようだが、身分的なものを考え、その想いは心の奥へと封印していたようだ……今でこそ有川家も上流階級の域にいるが、大和殿の代で急速に成り上がった一族でもあるためか、それを快く思わない連中も多く……ヨシテル様との婚姻には否定的な人たちも多い……先の松永殿もその一人だったな。
おそらくそういった連中から陰口を言われることもあったのであろう。その中で大和殿が他の身近な異性として、最良の相手と言ったのが私であった。
私のような男女を魅力的と……ヨシテル様ほどではないが、私も女性としての身体的には悪くないと思っている。これまでに色目で見られたことが無いわけでもない……しかし、これまで異性として男性に相手をされた覚えはないし、私自身もそのように見る異性がこれまでにいたわけでもない……ま、まぁ、以前の大和殿はとりあえず置いといて、今の大和殿が私のことを好きな理由が分からない…………
23話の続き部分
最近、ふと視線を感じるようになった……私が気づいた時には、その視線は無くなっているのだが、今思えば……その時いつも大和殿が近くにいたような気がする。入れ変わったその日から、彼は私のことを異性として見ていたのだろうか?
そうだとしたら…………どうなのだ?
実際、彼が私のことを好きだと知ってしまったが、私はどうすればいいのか分からないでいる。
一人の女性として、異性に真面目に好意を持たれていることを嬉しくも思うし、私だってそういったことに全く興味がないわけではない……のだが、いざそうなって、何をすればいいのか全く分からない!――というかまず!――私は大和殿の気持ちを受け入れる気持ちがあるのか……?
有川大和……私の身近にいる異性の中では一番親しい相手かも知れない……ヨシテル様のことで、時々言い争いになる事もあるが、別に仲が悪いわけでもないし……嫌いでもない。
ヨシテル様のこともあって、今まで異性として意識したことはなかったが……これから意識できるのか?――いや、こうして考えている時点で意識してしまっているのだろうが――べ、別に!? だからといって大和殿のことが好きとかそういうわけではないんだからな!?
…………
好きではない……か。それならば「私は大和殿のことを異性としては見ていない。むしろヨシテル様とのことを応援している」と彼本人に伝えればいいだけのこと……なのに、ここ数日……彼を前にすると何も言えず、むしろ彼との会話を楽しんでいるようにすら思える。
…………
あぁぁぁぁあ! ダメだ……好きとかはまだ関係なしに、私は大和殿のことを意識してしまっている。私を見つけると、まるで子犬のように笑顔で寄ってくる彼(義昭様に打ち明けたせいか、より積極的になった彼)を……なんだろうか? なんとも言えない感じになってきてしまっている。
考えれば考えるほどに……ダメだ、寝よう。毛布にくるまりながら、布団の中でモヤモヤとした気持ちの中で丸くなる。
…………
……寝れない……
「あっ、ミツヒデさん! おはようございます!」
「……おはよう」
「――って!? 目の下にクマができてるじゃないですか!」
心配そうに私を見てくる大和殿であるが……これがいったい誰のせいなのか分かっているのかと、一瞬問い詰めたくなるのを諦め隣に並ぶ。
嬉しそうに話しかけてくる彼の横顔を見つめながら、彼の真偽を見極めようとする……なぜ私を好きなのか、その気持ちがどこまで本気なのかを……そして私自身の気持ちも…………
この作品もあっちくらい読んでもらえるよう頑張らななぁ〜思いつつ、書けてない現実……(汗)
コロナウィルスのおかげで? 仕事がどんどん「中止・キャンセル!」という言葉が流行語並に耳に入ってくる今この頃……ある意味書く時間が増えるチャンスか?……皆様は大丈夫ですか?