色々な異世界飛ばされる俺が現世の知識と新しく得た力でその世界の俺に憑依して全てをHAPPY☆ENDするぜ!!!!(+After)憑依が抜けた後の俺もやらかします★ 作:仏のマスター
「み、皆さん落ち着きましょう」
ヨシテル様とカシンに睨まれ、あたふたと困惑するミツヒデさん……なんかかわいいな。さっき助けて貰えたのも嬉しかったしな。
次に、さっきから表情がコロコロと変わるヨシテル様……怒ったり考え込んだり頷いたりと何か忙しそうである。
そして、まるで犬が威嚇をして唸り声をあげるかのような表情でミツヒデさんを見るカシン……あっ、本当に唸って威嚇し始めたよ。
最後に、ニヤニヤとした表情で一人こちらを眺めるだけのユウサイ様……あっ、お茶菓子一人で食べきらないでくださいよ。
やはりこの四人が揃うとこうなるかという諦めにも似た感覚を得ながらも、流石に……いい加減に先の計画を話し合わないことにはまずいと思い、皆をまとめ話し合いの場を作ろうとする。
「皆さん席に着いてください! 会議を始めます。話し合う気のない方は退出されて下さい」
ユウサイ様の対面に座り、残りの三人に声を掛ける。ぶっちゃけて言えばスルーして先に進める……これが一番と気づいた。 止めに入ろうと混ざれば、今までと同じ繰り返しになるといい加減理解してからはこうしている……誰が言ったか……「諦めも時には必要」ってやつですね。
渋々ながら言い争いを止め、席へと座る三人……ヨシテル様とカシンは私の両隣に座り、ミツヒデさんはヨシテル様とユウサイ様の間に座る。皆が座ったのを確認し、余計な会話が出る前に話し出す。
「先ずですが、ユウサイ様……輝元の動向はどうなってますか?」
ニヤニヤ顔からいい加減戻りましょうね、ユウサイ様。
「最近、外に出る機会が増えてますね。元々対外部門の担当であったのですが、最近は特に……カシンの一件後は、計画をかなり早めて動いている感がありますが、とりあえずこちらのことはまだバレてはいない模様。
鬼灯と紫苑には他部隊が動いているので、近くのカシンの塔にて待機して、新しい塔は作らないよう指示を出しています。
後は、斉藤ムラサメですが……輝元に協力して榛名のことを調べているのは分かっているのですが、現状足取りがつかめていません」
「そうですか……ユウサイ様はそのまま芝居を続けて、輝元の動向を調べてください」
さて、他の方ですが……
「ミツヒデさんには敵陣の動向調査をお願いしたいです 。ですが……深入りはしないように気をつけて下さい。 危険と感じたらすぐに逃げて、特にウジマサ殿との戦闘は必ず避けるようにしてください」
「分かったが……あのウジマサ殿が襲ってくるのか? それにそこまで彼女は強そうに見えなかったが……」