色々な異世界飛ばされる俺が現世の知識と新しく得た力でその世界の俺に憑依して全てをHAPPY☆ENDするぜ!!!!(+After)憑依が抜けた後の俺もやらかします★ 作:仏のマスター
「オ、OVER斬獲得ですか!? やりましたね!」
必殺乙女チャンス!
「ボクだって――やる時はやるんだぁぁぁぁ!!」
33話 ミツヒデサイド 其の一 いざ、小田原へ
敵陣の動向調査のために輝元の足どりを辿り、小田原へとやって来た。城下町は以前来た時と変わらない印象を受け、これから戦が始まるといった感じもしない。
しかし、大和の話では城の中では輝元主導の元、いくつかの実験が行われていて、ウジマサ殿は自身の城に幽閉され、カシンの器となる少女が謎の儀式を受けているということらしい。
「ふむ……とりあえずは拠点となる宿を探すか」
町並みの露店を見回りながら、手頃な宿を探す。もちろんその時に情報収集も忘れずにだ。
今回の潜入調査で調べるのは敵対勢力数の確認と輝元の行動だか、町民からは大した情報は得られなかった……「最近ウジマサ様が城下へと来られなくなった」とか「最近この辺では見ない連中が城の方へ行っていた」といった関連情報もあるにはあったのだが。
それと、大和からは「単身、城内部への侵入は絶対にしないで下さい!」と何度も言われた……私のことを心配して言ってくれているのは嬉しいのだが、私とて一戦国乙女、自身の戦闘力にはそれなりの自信は持っているし、足の軽さには自信があり、逃げの一手となればよほどのことが無い限り、逃げ切る自信もある。
だ、だが今回は大和の意志を尊重して、深入りはしないようにしようと思っている。
「攻め込む時は共に行きましょう!」か……共に戦場を駆け抜け、時に背を合わせ後ろを任せ合い、お互いの信頼という名の絆を深め合った二人は…………――って!? 私は何を考えている!! これじゃあ…………
首輪振って自身を落ち着かせ、今は任務中なのだと自分に言い聞かせる……大和は無事にカシンの部下二人を開放できただろうか? 怪我などしていなければいいが……そういえば、その間、大和はカシンと二人きりなわけか……二人きり…………
「あぁーもう!」
また脱線してしまっている……ガシガシと髪をかき分け、悩む気持ちをここには居ない大和にぶつける気持ちで叫ぶ。
そもそも大和がいけないのだ! 私のことを「好き」などと言うから……好き…………私は毛布を頭からかぶり、熱くなった体を心を感じながら目を閉じた。
「クッ…………」
私が眠りにつけたのはそれからしばらくしてからだった。
ミツヒデが叫んだその頃……鬼灯と紫苑を連れ城へ戻る途中、休憩所で休んでいた大和の背筋に冷たいものが刺さったかのような感覚があり、ビクリと体を震わせたのは偶然だろうか?
「どうされました?」
「いや、一瞬ですが怒気を含んだ何かが背中に刺さる気がしまして……」
「…………?」
心配そうに声を掛けた紫苑であったが、三人ともわけが分からず?マークを頭に浮かべるだけであった。
「…………(今の気の波動はミツヒデのものか?)」
気の扱いに長けたカシンのみそれに気づくという超感覚的な反応を大和の影の中でしていた。
34話 ミツヒデサイド 其の二 敵戦力
「ムウ……」
眩しい朝日に照らされて、目が覚める…………ウムム……あまり寝た気がしないな……よし、一度顔を洗ってから朝食に行くか。
朝食を済ませた後、私はそのまま町へと繰り出した。 今日は外回りを調査する予定だ。
城下町を離れ、一般民の多い地域に入った辺りから城を中心に回るように調査を進めて行く。
「この辺も特に違和感は無いな」
朝から農作業に勤しむ方々がいて、我々の城の周りと大して変わりはない。そのまましばらく歩いて城の裏側の方に近づいて来たところで、それを目にした。
「百……二百……いや、それ以上いるか?」
城壁の裏門辺りから一般兵と思われる歩兵隊の集団が列をなして城の中から出てきて、どこかへ向かっている。列の先の方を高台から双眼鏡で覗いて見ると、多数の天幕を張り、野営をしている集団が見えた。
「ここからでは見えない……少し近づいてみるか」
より正確な人数を確認すべく、距離を取って林づたいに近くまで近づいてみると、そこにいたのは何千という兵隊の数だった……すでにこれほどの数を集めていたのかと敵の数に驚き、しばらく監視していると、一つの違和感に気づいた。
「なんだ? これは…………」
新しく合流してきた兵たちが列に加わっていく……それだけなら違和感は無いのだが、加わった者、そして始めからいた者たちが立ったまままったく動かないのだ。
その不思議な違和感に悩むところだったが、次の瞬間その悩みは解決することとなる。
「――グ、グルル、ガッ、ガアァァァァ!!」
新しく加わった兵隊の一人が、突然狂ったかのように奇声をあげ暴れ始めたのだ。突然のことに驚きを隠せない私であったが、それはさらなる驚愕への一歩でしかなかった……武器を持って暴れだした兵の周りにいた兵隊たちが一斉にその兵を攻撃し殺害した。
「同士討ちだと? 何がどう……はっ!」
私が一つの結論に辿りついたところで一番大きな天幕から一人の女が姿を表した。
「あら? またなりそこないがでたのかしら?」
部下と思われる兵を連れ、やって来た乙女は部下に指示を出し、その惨劇の後を処理させた後、隊列を直し、再び天幕へと戻ろうとしていた。
「――ん!?」
その乙女がミツヒデの隠れている林の方を見る。
「…………一瞬見られているような感じがしたのだけど気のせいかしら?」
「――マズい!」
この距離ならば大丈夫だろうと思っていたが……一瞬、その出てきた女の視線がこちらに向いたことに気づき、私は慌てて気配を消し、姿を隠した。
「斉藤ムラサメ…………」
大和が警戒していた敵側の一人……戦闘になれば私でも勝てるかどうか分からない相手の一人だ。
「今日はここまでにして一旦、宿に戻ろう」
これ以上の調査を諦め、宿に戻る。後は明日、城内部の状況を遠目にだが望遠鏡で確認してヨシテル様たちの下へ戻ろう……それによさそうな高所は昨日の内に見つけていたので問題ないだろう。
35話 ミツヒデサイド 其の三 敵襲! あとオマケのオウガイエンド
潜入調査三日目……朝食後、すぐに出発した私は、近くの高台に登り、望遠鏡で城内部を確認している。
「中央広場に兵がかたまっているな……しかし……」
軽く五千くらいの兵がいるだろうか? しかしどの兵も隊列に並んだまま動きが無い……外にいた兵たちと同じだ。恐らくは操られたりした魔神兵たちだろう。
「思った以上に敵兵力が集まっている……早くしないと逆に攻め込んでくる可能性もあるな……ん? あれは……」
観察していると、視界のすみに輝元の姿確認する。そして、それに付き従う形で一人の少女が後ろに続いていた。
見たことのない少女……もしかして大和の言っていたカシンの器になる予定だった少女だろうか?
「ふむ、大体の情報は得れたし、戻る――ムッ!?」
「チッ、外れちゃったわね」
後方からの奇襲をなんとかかわす。
「…………(……斉藤ムラサメ)」
「戻る前に、私と一戦遊んで――って、きゃあ!」
相手の言葉を聞くまでもなく、私は煙玉を大量に投げ、内いくつかをムラサメの目前で苦無で炸裂させ、直ぐさまその場を後にした。
私はこれ以上の深入りは止め、急ぎヨシテル様たちへの下へ戻ることにした。
「余計な戦闘などしない……私は私の任を果たす」
「ケホッ――ゴホッ――誘い文句くらい付き合いなさいよね……まったく……#」
外套のすき間から見えた感じだと……あれは明智ミツヒデかしら? 苦無も使っていたし……あちらも近々動き出しそうだし、輝元はもう戻らせない方がよさそうね。
お・ま・け
恋に恋するオウガイちゃん
大和たちと別れ、姿の見えなくなったところで立ち止まる。深いため息とともに、膝から崩れ落ちるように倒れた私は近くの木に背中を預け、青き空を仰ぐ。
「なんだろうな」
やっと宿願だった奴に勝てたというのに、私の気持ちは晴れない……私が唯一負け越していた相手の有川大和……これで後は我が最強への道へ進むのみ。もはやなんの憂いもない。
「大和……強かったな」
しかし、それ以上に私は強くなった。二人がかりでこられていたら大和の雷切を受け、負けていた可能性もあるがな……現に気の抜けた今はそのダメージでしばらく動けそうにない。何とか気合いで立ってはいたが――そういえば大和は直前に何者かと戦っていたな――もし、大和が連戦ではなく、万全の状態だったなら…………
いや! もういいだろう。今更どんな顔して奴に会えばいいのだ……長年の想いも告白して、振られたし…………そうか……だから気持ちも晴れぬか…………
その時、私は頬をつたう何かを感じ取り、何も言わずそれを腕で拭い取っていた。
「雨……のわけはないよな……」
これが最後だ……
もはや、夢か現かなどどうでも良い。力こそが我が真実……我が覇道の元、最強を目指すのみだ!
いつか願った少女の願い……「アイツを負かして、私のものにしてやる!」……追いつき、追い越した背中はともに歩むことは無かった。
!【気合の一撃】!
七 七 七
「よし! それじゃ、散歩行くよ〜シロ」
「ワッフ!」
「ジィィィィッ……」
「もちろんグミちゃんも一緒だって☆」
「♪」
☆戦国RUSH継続☆(更新率上昇中☆)
ここにきてコタロウちゃん登場!
34話 ミツヒデサイド 其のニ 敵戦力
城門が閉ざされる……
乙女ボーナス 三回
0VER斬ボーナス 一回
四連。
「大義であった」
皆さんは最高何連チャンしたことありますか? 私は18連チャンが最高です。