色々な異世界飛ばされる俺が現世の知識と新しく得た力でその世界の俺に憑依して全てをHAPPY☆ENDするぜ!!!!(+After)憑依が抜けた後の俺もやらかします★   作:仏のマスター

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 多分ですが、ヨシテル+ユウサイサイドは二話で終わり、また共通の本編へ進むと思いますです!




36話+37話☆ ヨシテル+ユウサイサイド 義昭君はみんなのアイドルです☆

 36話 ヨシテル+ユウサイサイド 一話 義昭君はみんなのアイドルです☆

 

 大和とミツヒデの出発を見送ってすぐに、一番手としてやってきたのは毛利モトナリ殿と伊達マサムネ殿であった。

 

「マサムネ殿早くからすみません。モトナリ殿とは一緒に来られたのですか?」

 

 マサムネ殿は得意の魚料理を皆に振る舞ってくれるとのことで、早めに来てくれていた。しかしモトナリ殿がこれほど早く来るとは思っていなかったのだ。

 

「いや、京に入ったところでバッタリ出会ってな……あと、料理の方は任された!」

 

「……私が早く来たのは、輝元に関する情報を早く聞きたかっただけ……」

 

 そう言うと、モトナリ殿は私の横を?通り過ぎ、義昭の前へと歩み寄る。

 

「大きくなったわね、義昭……」

 

 優しい笑みを浮かべ、モトナリ殿は義昭の頭を優しく撫でていた。

 

「お久し振りです、モトナリ様!……その、くすぐったいです」

 

 少し照れたような表情で挨拶をする義昭はやはりかわいい……天使である。うん、天使だ。

 

「あの子も今頃はきっと大きくなって……『あの子?』……いや、なんでもないわ……」

 

 一瞬だがモトナリ殿の表情が曇ったような気がしたが、すぐに優しい表情へと戻り、義昭の頭を撫で続けている……むむむっ……私もあまり甘やかせていないのに!

 

「ヨシテル様!」

 

 周辺警備を担当していたコタロウが走ってこちらへとやって来た。

 

 

「城壁に詰めていた者からの報告です! 尾張の織田様一団と駿河の今川様一団の姿を確認、もうすぐ到着されるとのことです!」

 

「そうですか……ありがとうコタロウ。警備に戻って下さい」

 

「はっ!」

 

「さて、義昭。お二方をご案内してあげて下さい。私とユウサイはこのままノブナガ殿たちを迎えますので」

 

「分かりました! モトナリ様、マサムネ様、こちらへどうぞ!」

 

「うむ。義昭殿はしっかりと成長されている様だ」

 

「よろしくね」

 

 義昭に連れられて、二人は城の中へと入って――あっ! モトナリ殿が後ろから義昭に抱き着いて――隣のマサムネ殿もそんな二人を見て何かウズウズしているように見えるのは気のせいでしょうか? ぬぬぬっ……よ、義昭がかわいいのは認めますが、うぅ〜〜…………

 そんな三人を眺めていたら隣のユウサイがため息をついていた。

 

「ユウサイ、どうかしましたか?」

 

「いえ、ちゃんとした形で巫女様に会うのも久しぶりだと思いまして……あと恐らくですが、リキュウも一緒に来ているだろうと思いましたので」

 

「あぁ……なるほどですね」

 

 カシンが仲間になった際に昔のことは聞かされていたので、なんとなく察することはできた。

 過去にユウサイとリキュウ殿は、イエヤス殿の代々受け継がれてきた邪馬台国卑弥呼様のお力を宿す巫女様に仕え、守護する存在であったからだ。

 

「今晩はゆっくり三人で話すといいでしょう」

 

「はい。ありがとうございます、ヨシテル様」

 

 さて、久しぶりに城が騒がしくなりそうですね。大和たちも無事に帰って来てくれればいいですが…………

 遠くに姿の見えたノブナガ殿たちを見つめながら、私は愛しい人たちのことを思った。

 

 

 

 

 37話 ヨシテル+ユウサイサイド 二話 義昭君ファンクラブ会員募集中です☆

 

「こちらでお待ち下さい……あの、モトナリ様?」

 

 モトナリ様を客間へと案内し、マサムネ様を調理場へと案内しようとしているのですが、モトナリ様が僕を後ろから抱きしめてまま離してくれません。

 

「……このまま義昭に、輝元の件について教えてもらおうと思ったのだけど……」

 

「私はその件については詳しくは聞いていないので、ユウサイ辺りから聞いてもらえるとよいかと……」

 

「ほら! 義昭殿もそう言っていることだ。いい加減離れたらどうですか?(私だって抱きしめたいのに!)」

 

 マサムネ様の助けもあり、なんとかモトナリ様から抜け出すことができた……なぜか皆さん僕を見ると、抱きしめにくるのはどうしてでしょうか?

 

「もぅ……まだ補充しきれてないのに……」

 

「何が?」とは聞かないほうがいいのでしょうね。不満げなモトナリ様を客間に置いて、マサムネ様を調理場に案内することにした。

 

「あっ――そ、そのだな義昭殿……」

 

 少し顔を赤くしたマサムネ様が言いづらそうにしながらこちらを見ています。

 

「(言え、言うんだ、マサムネ!)――わ、私も調理場までで構わないから……そのだな」

 

「……どうぞ」

 

 察した僕は諦めて、こうして、また後ろから抱きしめられたまま次の目的地へと向かうのだった。

 

「♪」

 

 

 

 

 少しユウサイとともに待っていると、ノブナガ殿たちと、ヨシモト殿たちがやって来た……なんでしょう? ヨシモト殿がとても疲れた表情になっているのは何かあったのでしょうか?

 

「ハッハッハ! お嬢は相変わらずからかいがいがあるのう!」

 

「ノブナガさんの相手はもう疲れましたわ……ヨシテル様に譲りますの…………あれ? 義昭さんは??」

 

「義昭なら先に来たモトナリ殿とマサムネ殿を案内するために、先に城に戻りましたよ?」

 

「そんな……!? くっ、先を越されましたわ! 案内先はいつもの客間でよろしくて!?」

 

「――あぁ、そうだが……」

 

「先に行かせていただきますわ! 義昭さんがあの二人の毒牙に掛かる前に私が救い出さねば!」

 

 そう言うやいなや、ヨシモト殿はこちらの静止も聞かず、走り去ってしまった……うぅ〜〜義昭が心配になってきました。

 

「さて、儂等も案内願おうか。おい! サルにイヌ! ゆくぞ!!」

 

「はぁ〜い、お館様! イエヤスちゃん、この前の饅頭大食い大会は負けたけど、次は私が勝つんだからね! 今日の晩御飯で勝負だ!!」

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「ま〜た、お前らはやるってーのかよ……おいら正直見ているだけで胸焼けが……」

 

「は〜い。次も勝っちゃいますね〜☆」

 

 あぁ、米を多めに炊いとくようマサムネ殿に伝えておかないといけませんね……私はノブナガ殿たちを連れて戻ることにしましょう。

 

「ユウサイ。イエヤス殿とリキュウ殿を任せました……ゆっくりで構いませんよ」

 

「はい。ありがとうございます、ヨシテル様」

 

 

 

 

 ヨシテル様が尾張組を連れて行かれたことで、この場には私とリキュウ、そして巫女様の三人が残った。

 

「こうしてちゃんと話すのは、かなり久しぶりに感じますね……巫女様……そしてリキュウ」

 

「ユウサイ様……お話しはリキュウ様より大まかにですが伺っております。今まで私を救い、守っていただきありがとうございます」

 

 巫女様が頭を下げて、お礼を……!?

 

「そんな!? 今まで守っていたのはリキュウと今川様でございます。私は最初数年間お守りしていただけで……『違います!』……えっ――って、キャッ!」

 

 巫女様が大声で叫んだところで、それまでずっと黙っていたリキュウが私のことをぎゅっと抱きしめてきました。

 

「よくぞ、ご無事で……すみませんでした。まさか途中からずっと操られていたとは……まったく気がつきませんでした」

 

「カシンをその身に封印したことで、私と距離を置き、離れていたのも聞いています。あの日、あなたが私を庇ってくれなかったら……これまでカシンの力を抑えてくれていなかったら……私はどうなっていたか分かりません」

 

 巫女様の言葉を肯定するようにリキュウも頷く。

 

「だからこそ私からも言わせて下さい。今まで辛い使命を一人背負わせてしまい申し訳ありませんでした……そして、ありがとうございました」

 

 再びリキュウがぎゅっと抱きしめてくるのに合わせて、巫女様も私を強く抱きしめてこられて……これはどうにも困った状態になってしまいました。

 しかしながら、嫌な気分ではなく、心の中から何か熱く湧き上がるものを感じます……二人が満足するまではこのままでいることにしましょう…………

 




 あれ? まだ二人来てなくない? と思われた方もいるかと思いますが、それは次回で分かりますのでお待ちあれ★
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