色々な異世界飛ばされる俺が現世の知識と新しく得た力でその世界の俺に憑依して全てをHAPPY☆ENDするぜ!!!!(+After)憑依が抜けた後の俺もやらかします★   作:仏のマスター

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 お城に残った者たち編ですかね。
 今週は余裕がありそうなので間に一話あげられそうです!

(追記)
 明日の予約投稿のつもりがそのまま上げてしまいました^_^; まぁ、今更消して再編集も何なのでこのままいきます!



50話 守るぜ

 姉上達が旅立たれて、一日が過ぎた……賑やかだった城の中は今は静かになっていて、念の為に篭城策がとられている。

 実際のところ、こちらに侵行してきていた傭兵団の集団は既に壊滅状態で生き残りの者達も捕らえられ牢の中にいる。周辺を探らせていたミツヒデの部下たちの報告でも怪しい集団などは見受けられなかったそうだ。

 

「姉上たちは無事でしょうか」

 

 未だ前線には立てない己の未熟さを思いながら、皆の無事を願う……いつかは姉上や兄上の隣に立って指揮を取る自分を想像しながら城下を見渡していると、私を探していたのでしょうか? 慌てた様子で紫苑がこちらに走って来るのが見えました。

 

「義昭様、こちらにいらしたのですか。お部屋に起こしに行ったらおられなかったので」

 

 紫苑は姉の鬼灯と共に、私を護衛してくれているくノ一である。最近ですが里に戻れなくなって、大和の推薦で私の護衛として働いてもらっています。まだあまり二人と話していないので詳しくは分からないけど、二人とも強くて優しいお姉さんって感じですね。

 

「食事の用意ができたので呼びに来ました。姉も朝の巡回が終わり次第合流するとのことです」

 

「分かりました……って、どうしました?」

 

「(物憂げに外を眺める美少年……イイっ!!)――いえ、何でもありません。行きましょうか」

 

 鬼灯はそうではないのですが、紫苑は時折キラキラとした眼差しで私を見てくる時があります……新しい主に興味津々って感じなのでしょうか? 

 

 

 

 

 昼食後、日々の日課を済ませた義昭は汗を流すために風呂場へと入る。さすがにこの時は鬼灯と紫苑も外で待機である。

 

「ふぅ……さすがに今日は頑張り過ぎましたか」

 

 鍛錬によって悲鳴をあげる腕を揉みほぐしながら、湯船につかる義昭。この時ばかりは気が緩むのも仕方ないというものである。そして女性である二人が少し距離を離したこの時がまずかった。

 静かに忍び寄る存在に義昭が気づいた時には、既に目の前まで迫られていた。

 

「――ぐっ……何奴だ!!」

 

 何とか回避行動を取ったものの、左肩を深く斬られてしまった義昭。直ぐに次の攻撃に移ろうとした侵入者であったが、駆けつけた鬼灯と紫苑によってギリギリそれは防がれることとなった。

 

「「ご無事ですか、義昭様!?」」

 

 直ぐに主の容態をみたい二人であったが侵入者の放つプレッシャーによって、対峙した姿勢を崩せないでいる。

 

「私は大丈夫ですから、賊の対応をお願いします」

 

「ふむ……首を斬り落としたつもりじゃったが、小童にしてはやるようじゃの。そして、鬼灯に紫苑も良く間に合ったといったところか」

 

「「??」」

 

 侵入者の発言に疑問符を浮かべる二人であったが、顔を表したその人物に二人は驚愕することとなる。

 

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