色々な異世界飛ばされる俺が現世の知識と新しく得た力でその世界の俺に憑依して全てをHAPPY☆ENDするぜ!!!!(+After)憑依が抜けた後の俺もやらかします★   作:仏のマスター

63 / 150
63話 集う乙女達

 今、目の前で展開しているカシンと輝元の人外の力のぶつかり合いを見て、自分達が本来戦う事になっていたであろう相手の強大さを認識する乙女達。

 

「大和の話だと本来の歴史ではあの完全体カシンと先ず戦って、勝ったんですよね?」

 

「えぇ、そういう話でしたが……まさかこれほどとは」

 

 カシンに少し遅れて合流したユウサイ達の組が同じ様に二人の戦いを見上げている。決して彼女達が弱い訳ではないが、そう思わざるを得ない程にぶつかり合う二つの力は強大なのだ。

 

「カシンは勝てるのでしょうか?」

 

「気の総量と最大魔力ではカシンが勝っています。しかし、その力を全力で扱っている輝元に対し、飲まれぬよう制御しながら扱っているカシンでは負ける事は無いですが、決め手に欠けている状態なのです。まぁ、少しづつ制御に慣れていっているようなので、長期戦になればカシンが勝つでしょうね」

 

 ユウサイの言葉に安堵する乙女達。

 

「「「「「…………(カシンが味方になってて良かった!!)」」」」」

 

 一同そう思ったのだった。

 

「ウッ……っと……」

 

「「目覚めましたか? 大和(殿)」」

 

「……ッツ。戦況は?」

 

 ヨシテルとマサムネに介抱されていた大和が目覚める。

 

「ほぼ均衡といったところですが、カシン殿が僅かに押しています」

 

「そうですか……悪しき気に飲まれずに戦えているのですね」

 

 無事戦えていたカシンに安堵して、大和が戦況を見つめていると…………

 

「やけに柔らかい表情でカシンを見つめるのですね……そんなにさっきのカシンとの接吻が良かったのですか?」

 

「……何だと!? どういう事だ、大和殿!?」

 

「……あ、いや、それは今関係なくは……というかカシンの不意打ちで私にはどうしようも無かったですし! それに飲まれていないカシンに安堵しただけです!」

 

「「ふ〜ん…………」」

 

 怪しげな瞳で大和を見つめる二人……尚現在も人外バトルは継続中。

 

「もし飲まれていれば、あの二人が同時に襲ってきていた訳ですよ!?」

 

「「「「「……それはヤバイ!!」」」」」

 

 今って世界の命運を分ける戦いの最中ですよね? そんなツッコミも入れたくなる状況が打って変わる。

 

「ぬぅ!?」

 

 激しい衝撃音と共にカシンが吹き飛ばされてくる。

 

「カシン、大丈夫ですか!?」

 

「不味いことになった……悪しき気の一部が我を離れ、輝元の方へ流れておる。まだ我が勝ってはおるが、じきに逆転されるやもしれん」

 

「えっ、それってヤバいんじゃ……」

 

「……私達に出来る事はないの?」

 

「先の一撃を返す自信があるなら混ざるが良い……チィ、イエヤスはまだ来ぬのか?」

 

「大和! ヨシテル様!」

 

「噂をすればか……大和こっちは我が抑えておるから、早くイエヤス達に準備させよ。あちらさんも復活してきたようじゃ」

 

「コロス……ハカイスル……ウガァァァァア!!」

 

 ……最終局面が始まる。

 

 




また一分……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。