色々な異世界飛ばされる俺が現世の知識と新しく得た力でその世界の俺に憑依して全てをHAPPY☆ENDするぜ!!!!(+After)憑依が抜けた後の俺もやらかします★ 作:仏のマスター
あっ、数日前ですがふらっと寄ったゲーセンに何と戦国乙女2の台(1⁄299)があったんです! 迷わず座った私……リーチは出るが当たらない……100円玉が一枚、また一枚と飲み込まれていく……ミツヒデさんの朱雀剛爆砕がっ!!……当たらない……結局その日は当たらず帰ることになりました。本日リベンジ行ってきます(笑)
まっ、そんなこんなで宜しければ今後ともこの作品を宜しくお願い致しますm(_ _)m
「イエヤス殿」
「これも私の宿命。何をすべきかは理解しています」
「そうですか」
ミツヒデに支えられた私がイエヤス殿に説明しようとしたが、イエヤス殿は覚悟を決めた上で、術式を展開し始めた。
「嚆矢の祖に導かれし刃を贄に、収斂の門を開かん」
「戦国乙女の皆さん! 展開された魔法陣の輪の中に飛び込んで気を最大限に開放して下さい!」
一人、また一人と輪に飛び込んでいく中で、残るは私とミツヒデの二人となる。
「この戦いが終わったら、いっぱいいちゃいちゃしましょうねミツヒデ♡」
「なっ!? こんな時に何を言っているんだ大和!?」
「いちゃこらしとらんで、さっさと飛び込まんかぁ!!」
「あらまぁ」
顔を赤くしたミツヒデかわいいよ! しかし、カシンの怒号が飛んだことで、ミツヒデが離れて……
「行ってくる、大和」
「行ってらっしゃい、ミツヒデ。私はここで皆さんの活躍を見届けさせて頂きます」
輪の中にミツヒデが飛び込んで行くのを見送る……正直、立ってるのも辛い状態ではあるが、ミツヒデが輪に入るまでは断固立ち続けてみせる。
そして…………
「お待たせしました」
「遅いぞ、イエヤス!」
本来なら向かい合っていたであろう二人が、隣に立つ。
「それが欠片が集いし、もう一つの榛名の力か……本来ならコレを受けていたとなるとゾッとするぞ」
「制御し続けるのに時間がありません。一撃で決めます」
「しっかり合わせるのじゃぞ、イエヤス!」
「ウガァァァァア!!」
輝元が放ってきた黒き閃光に合わせて、カシンも最大限に力を解き放つ。
「称呼」
ぶつかり合う二つの黒い閃光のカシン側を囲うように輪から放たれた光の矢が、カシンの閃光を包み込むように混じり合い、虹色と化した巨大な閃光が輝元の黒い閃光を飲み込み、輝元へと迫る。
「ウガァ……クソガァァァァア!!」
「ふう。終わりました」
「そうじゃな」
術式が解かれた事で私達は元に戻り、皆が戦い終えたカシンとイエヤスの下に集う中、私は帰りを待つ大和の下へと向かっていた。
「……大和……大和!?」
うつ伏せに倒れたまま動かない大和を急いで抱えあげる。どうやら意識を失っていたみたいだが、抱えたところで大和が意識を覚ます
「……うっ、こ、ここは? えっと……ミツヒデ殿か?」
大和の言葉に体が違和感を唱える……聞き間違い? いや違う……「ミツヒデ殿」……
少し遅れて、ヨシテル様にマサムネ殿、そしてカシンがやって来た。
「「「無事(です)か、大和(殿)!」」」
「ヨシテル様にマサムネ殿……あと客人か?」
「客人じゃと!? 大和、キサマ何を言っておるのじゃ!」
客人と呼ばれ怒号をあげるカシンをヨシテル様が止めている。マサムネ殿は何が起きているのか分からず慌て、私は……頭の中が真っ白になっていく……同時に叫びだしたい衝動を抑えながら…………
直ぐに違和感には気づいた。客人扱いされたカシンを抑えながら、横目で見たミツヒデは……【絶望】……人の表情だけでこれをここまで強く感じ取ったのは初めてかもしれない。
「大和……これまでの事を覚えていますか?」
「これまでとは? 因みに私は何故このような場所に?」
「ヨシテル! キサマ何を聞い……まさか!?」
大和の言葉で私は分かってしまった……ここに大和が後を託した義昭はいない。ならばこれは話を聞いていた私の仕事でしょう。
「カシン。マサムネ殿と一緒にミツヒデをお願いします。恐らく私にはその資格が無いでしょうから……大和には私から説明しますので」
「……不本意じゃが、任されてやろう」
「「??」」
「…………」
私は大和を連れ少し離れた場所に移動し、これまでの全てを大和へと伝えた。案の定、今の大和に先程まで一緒に戦っていた大和の時の記憶は無く、話を聞いて只々驚くだけでした。
終戦から数日が過ぎた。目が覚めればアレは夢でしたなんてことは無く、大和は元の大和殿のままだった。
さすがに何時までもこのままでいる訳にもいかないと自分を奮い立たせ、仕事に戻りはしたが、直ぐには元通りとはいかなかった。
私が落ち着いた頃合いで大和殿とも話した。結果として元の我々の関係に戻ろうという話になり、それからは足利家の家臣として仕えていった。
それから幾年の時が過ぎただろうか? 義昭様が将軍職をヨシテル様から引き継ぎ14代将軍になった頃合いで、ヨシテル様と大和殿か正式に婚約。私はそのまま義昭様の家臣となり、生涯を終える事になるだろう。
「カシン……あなたは変わりませんね」
「そういうミツヒデは老けたの」
「今の私は義昭様のお孫様達を愛でるのが楽しみなお婆ちゃんですからね」
カシンについてですが、あれから足利家の守護者として、大和殿の直系の者に憑く守り神の様な存在になっています。
「何も生涯独身を通す必要は無かったのではないか?」
「良き話はあれど、その気になれませんでしたから」
カシンは大和が言っていた500年程未来から来たという言葉を信じて、いつか生まれ変わって、その時代に戻った大和に再会した際にぶん殴ってやるとの事で……正直羨ましい限りです。(その不老なところも含めて#)
「何か大和に伝えたい事はあるか?」
「そうですね……バカヤローとだけ伝えといて下さい」
「よかろう」
そういってカシンは光に溶け込むように消えて行った。
「ん、んん? ハッ!? ここはど……俺の部屋!? 私はだ……大和だよ!!」
「…………(フン。やっと目覚めおったか……とりあえず一発殴って目覚まし代わりにしてくれようぞ!)」