色々な異世界飛ばされる俺が現世の知識と新しく得た力でその世界の俺に憑依して全てをHAPPY☆ENDするぜ!!!!(+After)憑依が抜けた後の俺もやらかします★ 作:仏のマスター
生存報告……次話にくるまでにだいぶ間が開いてしまい申し訳ない……しかし死なない限りいつか完結は必ず!
今日ワクチン接種二回目です……ビクビク(´Д⊂ヽ
「…………」
『…………むぅ……何かしんみりしてしまったのう』
大和も何か思う事があったのか黙ったまま偶にこちらをちらちら見てくるだけである。しかし、大和も大和なのじゃ! 折角これからは我が大和を独占してこれまでの分も……二人で♡……コホン。
まぁ……とりあえず何があったのか聞く事にするかの。
『それで? 何がどうなっておったのじゃ?』
カシンが過ごしてきた時間の重さを知り、言葉に詰まっていた大和であったが、カシンからの質問により、やっとその重い口を開くことができた。
「……少しの間でしたが、またこことは違う別世界に」
『大和だけ更に飛ばされておったと?……で?』
先程までの事を大和はカシンへと話した。
ミサカ妹を助けた事、アクセラレーターと戦闘になり、その世界の大和の能力で身体強化をして、アクセラレーターの演算を上回る神速の一撃で倒した事。
「アレは天翔○閃を超えてたかも……!」
『???』
大好きだった漫画の必殺技。子供の頃に練習したソレを放てた事に今更ながら興奮する大和を、るろうに○心を知らないカシンにとっては何の事か分からず、首を傾げるしかなかった。
「それで此処はまだ、まどマギの世界でいいんだよね?」
『じゃな。さて、この世界はどうすれば元の世界に戻れるのかのぅ?』
恐らくだが、これまで通り良い未来へと導く事で元の世界に戻れるのだと俺は思っている。しかしこの世界はパチ·スロ知識でアニメも漫画も読んでないからイマイチそこが分からないんだよね…………
「そういう訳だから……そろそろ専門家に登場してもらいましょうか?」
『じゃな!』
カシンと二人で部屋の窓を同時に見る。
「…………」
「『…………』」
暫くの沈黙の後、その少女は姿を見せる。姿を隠し、俺達の会話を盗み聞いていた少女であったが、残念ながら俺達の気配察知能力の前では意味を為さなかった。
「…………」
「とりあえず中に入って話しませんか?(眼鏡無しって事は既に何度も繰り返した後みたいだな)」
「……私の知らない魔法少――年、それに隣の貴女はインキュベーターなの? あなた達が出てきてからというもの私は分からない事ばかりよ」
「その辺も含めて、話し合いの場を設けたいのですが……」
『とりあえずその殺気を消さぬか! 恐らくじゃが我らの目的は同じはずじゃし』
「…………」
渋々といった感じでその少女は靴を脱ぎ、窓から部屋へと入り、正座で俺の前に座った。間近で見るとやっぱり可愛いなぁ〜ほむらちゃん……杏子ちゃんがお気に入りだったけど、まどマギのキャラはみんな個性があって可愛いと思う。
そんな事を思いながらほむらちゃんの事を見つめていると、脇に痛みを感じ隣を見る。
『ヤ·マ·ト?(=_=^#)』
カシンさんがジト目で見てきてます……脇を抓りながら。何ですか? その浮気を疑う妻のような視線は……いくら今、体が中学生の頃に戻ってるとはいえ、中の人格は二十*歳の有川大和なんですからね!
「先ずは自己紹介といこうか。俺は有川大和。こっちは――『カシン居士……大和の嫁じゃ!』――ちょっ、カシンさん!?」
勝手に宣言するのは止めてほしい。そりゃカシンの事も大切には思っているけど、あくまで俺の嫁はミツヒデさんなんだからね!
「あなた達の関係はどうでもいいの……私が知りたいのはあなた達が私の邪魔になるか、味方なのかだけ」
おおっ……この辺は流石の眼鏡ほむらちゃんとクールほむらちゃんの差だね。どうせならワタワタした眼鏡ほむらちゃんもリアルで見てみたかったかも★
このまま脱線したら更に不況を買いそうと感じた大和は、自分達の事を手短にほむらへと説明する事にした。
「……異世界からの転移者」
ほむら自身も時を止めたり、過去に跳ぶ同系列の魔法の使い手だけあって、その辺は何となく受け入れたようである。また同じ能力を持つカシンが説明した事で納得した部分もあった。
「それで、恐らくだけど、この世界を良い方向に導く事で元の世界に戻れると思うんだ」
『そのキーとなるのがお主じゃな』
「私は……まどかを救いたい。その為に何度も過去を繰り返している」
そうしてほむらの口からこれまで繰り返されてきたまどマギの世界が語られる事となる。そしてこの世界を救う道を三人は導き出していく…………
では生きてたらまた会いましょう★
因みに私はファイザーワクチンです。