色々な異世界飛ばされる俺が現世の知識と新しく得た力でその世界の俺に憑依して全てをHAPPY☆ENDするぜ!!!!(+After)憑依が抜けた後の俺もやらかします★   作:仏のマスター

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本編では簡潔にまとめられたネタ達の集合体……Σ(゚Д゚)




ボツネタ集 その壱(とある科学) (# ゚Д゚))ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

・ストー○ー被害解決編(とある科学の超電磁砲より)

 

 なんで……どうしてオレはここに居る……目の前のヤル気満々のアクセラレーターを前に俺は自分の不幸を呪う。

 

「……不幸だ」

 

 上条先輩じゃないけど、このセリフが出てきちゃうよ。未だに俺がリベンジ戦挑まれる理由は分からねぇし、御坂姉妹に追っかけまわされるのも……いや、こっちは正直嬉しかったりする、

 あんな可愛い子にアプローチされて嬉しくないはずが無い! しかし、何故か三人は揃って現れんだよ!!

 

「もう鬼ごっこは終わりってことで良いのかなぁ? やぁ〜まとくぅ〜ん?」

 

「やっと決心したのね。まぁ立会人は私がやったげるからチャチャッと終わらしなさいよね」

 

「大和さん……頑張って!! とミサカはあなたの勇姿を目に焼き付けるべく応援します」

 

 三者三様な反応に苦笑いしながら、俺は諦めて、アクセラレーターの前に立つ……正直もう限界だったんだよね。

 ネット上で『最強に○を狙われるショタ中』とか『美少女姉妹に追っかけられるリア充糞野郎!』とか『御坂さん、御坂さん……御坂さぁぁぁぁぁん!!』とか意味不明な投稿まで…………

 

「とりあえずこれでもう俺に付きまとうの止めて下さい。お願いします」

 

 三者三様な笑顔を見せながら誰も返事してくれないのはなぜっ!?

 こうしてリベンジ戦? は始まった。

 

 

 

 

「風よ!」

 

 先制攻撃と最大限の力を込めて大和の放った鎌鼬は、アクセラレーターの前で弾け飛び、拡散された。

 

「――きゃ……っ!?」

 

「あん? 先ずは軽いジャブでご挨拶ですかぁ〜? さっさと例の刀出せよ!」

 

「…………(…………俺の最大威力。てか刀って何!? 銃刀法知ってますかぁ!?)」

 

 大和の最大威力がアクセラレーターに軽いジャブ程度に勘違いされていた横で……

 

「…………(ヤバッ!? 今日はショートパンツ履いてくるの忘れてた……み、見られてないわよね?)」

 

「…………(お姉様のゲコ太パン○w)」

 

 【ここに居る】男達は試合に集中している為、気づいていなかったものの、妹にはしっかりと見られていた御坂美琴なのであった。

 

「クソがっ!」

 

 諦めモードに入った大和は、せめて一撃と体に身体強化を掛け、アクセラレーターへと殴りかかったが、一瞬にして地面に叩きつけられ気を失ったのであった。

 

 

 

 

「はあぁぁぁぁ!?」

 

 今、目の前で這いつくばって意識を失った相手を見る。何かがおかしい。以前戦った時の威力も無く、スピードも遅すぎる……まるで別人のようだ。

 俺はこんなザコに負けたっていうのか? 訳の分からねぇまま突っ立ってると、御坂姉妹が俺と有川大和の間に入ってくる。

 

「ちょっとアクセラレーター! いくらリベンジ戦で楽しみにしてたのは分かるけどやり過ぎよ!!」

 

「や……大和さぁぁぁぁぁん!」

 

 車椅子からズレ落ちる様に大和の下に降りた御坂妹が見た大和の怪我の状況としては…………

 

 全身打撲(一部骨にヒビも入っているであろう)、右腕から指にかけてまでの複雑骨折……口からは血反吐を吐き、右腕はあらぬ方向へと曲がってしまっていた。

 

「…………」

 

「アクセラレーター!」

 

「……違ぇ……俺が負けたアイツはコイツじゃねぇ!!」

 

「はあっ!? 何意味不明な事言ってんのよあんた! リベンジだからって全力で殺す気でやったでしょ!?」

 

 アクセラレーターに掴みかかり、彼の非を問いただす御坂美琴であったが、これには一つ大きな誤解が生まれていた事にまだ気づいてはいなかった。

 

「はぁ!? 殺す気もねぇし、全然全力でもなかったっつーの! コイツが弱すぎたんだよ! 自分の力が反射したので自滅して、こっちこそ意味分かんねぇ!!」

 

「えっ? 何よそれ…………」

 

「大和さん……ミサカは、ミサカは…………」

 

 御坂美琴の手を振り切り、アクセラレーターはブツブツと何かを言いながら、闇の中へと消えていった。

 御坂美琴は二人に駆け寄り、とりあえず大和を気の動転した御坂妹と共に病院へと連れて行く事とした。

 

 

 

 

 

「とりあえずの治療は無事に完了したよ。しかしあの怪我だ……暫くは入院してもらう事になるだろう」

 

「入院……そうよね――!! そうだ! ゲコ――ゲフゲフッ。先生! 実は折り入ってご相談が……ゴニョゴニョ」

 

「ふむふむ……話は分かったから、その威圧を消してもらえないかな? 割と真面目にキツイんだが……(ゲコ?)」

 

 

 

 

「……んっ」

 

 ゆっくりと意識が覚醒していくのに合わせ、重い瞼も開いていく。

 

「ここは……」

 

 知らない天井……俺は……「おはようございます。とミサカは貴方が目覚めた喜びを最高の笑顔で貴方を迎えます」

 

「…………ノワァ!?――ってぇー!」

 

「まだ激しく動いてはいけませんとミサカは貴方を布団に体ごと押し付けます……ポッ♡」

 

 目覚めると目の前に天使がいた……そして驚いた俺はそのまま押さえつけられ……えっ? ナニコレ? 天国ですか?? 

 

 

 

 

「入るわ……失礼しました!? ごゆっくりぃぃぃーー!!」

 

「あっ、待って! 誤解だから!! 戻ってき――『大和さん……』――ひゃい!?」

 

 二人のお見舞いに来た御坂美琴であったが、病室内のただよらぬ雰囲気にその場を離脱した。(というか美琴ちゃんのアングルだと妹ちゃんが大和君にキスしてる様に見えたんじゃないかな?かな?)すぐに止めようとした大和であったが目の前に迫る御坂妹の顔に変な声を上げ、体は硬直……そして……

 

「良かった……」

 

 キスされるのかと硬直した大和であったが、抱きついて震える御坂妹に、少しずつ記憶が戻ってくる。

 

「俺は……」

 

「大和、無事かぁ!!――なぁっ!?」

「大和ちゃん無――あらあらぁ♡」

 

 能力者同士の争いで大けがを負ったと連絡を受けた両親が、大和の病室に飛び込んでくる……しかしそこで見たものは……♡♡

 こうしてあれよあれよと親公認を得て、同室になった事を良いことにミサカ妹は大和へ猛烈アピールを……以下略(笑)

 

 

 

 

オマケ

 

「ぐはぁぁぁあべし!?」

 

「ナニ!? 新手の能力者の攻撃!?」

 

 すぐに警戒態勢に入ったものの、その後攻撃があるでも無く大丈夫と判断した少女は、仲間の下へ駆け寄ると、口……いや鼻から大量の血を噴き出し、地面に倒れる仲間がいた。

 

「ゲ……ゲコ太……ゲコゲコ……ゴフッ」

 

「ゲコ太?」

 

 彼がナニを見……何があったのか、それを知る者はいなかった。ただ彼の死に様は鼻の下が伸びたとても幸せそうな顔だったらしい…………




 ここはとある喫茶店……今日も迷える子羊達が……「僕死んでませんからね!」

「これはこれはいらっしゃいませ、覗きm――ゲフンゲフン、海○……でも無かった…………誰でしたっけ?」

「アステカの魔術師ことエツァ――『邪魔するぜ』――貴様、アクセラレーター!」

「いらっしゃいませ。おやおやこれは」

「そ、そうだ! 貴様も見たのか!?」

「あん? 見たって何をだよ」

「何って……その……ブフッ!?」

 あの光景を思い出したのか、再び鼻血ブーな御坂ストー○ーさんは――って、店内を汚さないで頂きたい。せっかく綺麗にしているというのに。

「?……何か知らねぇが訳分かんねぇ事言ってんじゃねーよ」

「ぐっ……まぁ、良いでしょう。それで――『こんにちわ〜』――またですか!?」

「……ニヤァ〜♪」

「ん? これどういう状況?」

「いけない! 大和君逃げて!」

 ウォルターが急ぎこの場を離れるよう大和君に告げるも、もはや手遅れであった…………

「見つけたぞ……この野郎♪」

『ほう。中々に良い黒い気を纏っておるのう? 大和の知り合いか?』

「あぁ〜例の一時飛ばされたとあるの世界で戦ったアクセラレーター」

『なるほど』

「御託はいい……さぁ、殺ろうか♡」

『大和に手を出そうものなら我が許さぬぞ!』

「あぁ!? 餓鬼はすっこんでろや!#」

――ピキッ――

『我を餓鬼じゃと? どうやら死にたいようじゃの?#』

「チョッ、カシ――ヒッ!?」

――ピン――

『なんじゃ……体が動かぬ』
「どう……なってやがる?」

「ウォルター!! 店内での揉め事は!?」

「見敵必殺(サーチ&デストロイ)……餓鬼共、神に祈りは捧げたか? 調ky……説教部屋でガタガタ震えながら命乞いをする準備はオーケー?」

「あわ……あわわわわ」

「えっ? 僕もですか!? なんでぇぇぇぇ!!」

 ズルリズルリと引きずられていく三人を見送り……「さて大和君」

「はっ、はひぃ!」

「何をそんなにビクビクしてるんだい? フィナーレだよ♪」

「あっ、はい」

「「次話もお楽しみに〜『『『ふぎゃぁぁぁぁぁ!!』』』……アハハ」」

 戦国乙女・とある科学の超電磁砲・HELLSINGより

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