色々な異世界飛ばされる俺が現世の知識と新しく得た力でその世界の俺に憑依して全てをHAPPY☆ENDするぜ!!!!(+After)憑依が抜けた後の俺もやらかします★ 作:仏のマスター
次でホントのまどマギ編は終了…のはず!
(編集後)これにてまどマギ編は終了です!まぁ、とある科学の超電磁砲の時同様、エピローグ的な一話は書く予定ですので、そちらも御期待下さい。
「それでどうするつもりなの?」
『少し待て……今探して……見つけた! 飛ぶぞ、大和』
やっぱ向こうの事が気になってしまう……俺の読みが正しければ魔女になったのは……ん? カシンに呼ばれた気がしたけど――ん? ここ何処だ?
「カシン、飛ぶなら――『大和!!』――ッツ!?」
殺気を感じ、カシンと背中合わせになり周りを見渡す。どうやらすっかり囲まれてる様だ。
「「「「「…………」」」」」
キュゥべえが……沢山! てか居過ぎでしょ! 居過ぎで逆に怖いんですけど!?
「「「「「……キュ!? キュキュキューキューキュキュッ!?!?」」」」」
『キュキュキュキュうるさいわぁ! 分かる言語で喋らんかぁ! 怒#』
あ〜確かに、何言ってるか分かんないや。雰囲気的には突然の侵入者に驚き、慌てている様に思えるけど。インキュベータの対応をカシンに任せ、周囲を警戒する。
「何なんだ君達は! どうやって此処に!?」
『これから殲滅される貴様らに名乗る名など無い……我と大和の未来の為に潔く消えるが良い』
カシンとインキュベータが話をしている間に周りを見回していると、空間ディスプレイの一つに地球を移しているものを見つけ、そして見てしまった。
「そうか! 地球に居るインキュベータから連絡のあった謎の魔法少年にインキュベータか!」
『我はインキュベータなどでない』
「いや、そのすが……『我はインキュベータではない!』…………キュ〜」
二人の会話が止まり、一旦静かになったところで俺はカシンに話しかける。
「……カシン。ここはカシンに任せる。俺を杏子ちゃん達のとこに送ってくれ」
『何じゃ? そんな深刻な顔をせんでも、あやつらもそうそうやられたり……「ダメなんだ!」……!?』
「このままだと少なくとも杏子ちゃんが…………死ぬ」
『……分かった。我も直ぐに片づけて追う』
「ありがとカシン……それと少しだけ力を借りて――ね――」
大和に真剣に見つめられ、断る事ができなかった我は大和を杏子と魔女が戦っている場所へ大和だけを空間転移させる……大和の奴め、力の4割程を持って行きおった……いくら我の中で悪しき気が浄化されて扱いやすくなっておるとはいえ、今の大和ではギリギリのラインじゃろう。
『これは我も急いで追わねばならんな』
「彼を何処に逃がしたのか分からないけど無駄だよ。この世界にいる限り僕らからは逃げられない」
逃がす? 逃げられない? こやつは何を言っておるのじゃ? 逃げられないのはむしろ……いや、さっさと終わらすか……また大和が変なフラグ立てる前に合流せねば!
「心配すんなよさやか……一人ぼっちは寂しいもんな。いいよ……一緒に…………」
カシンが変な懸念を抱いていた頃、転移を済ませた大和の視界に入ってきたのは、今まさに杏子が自身の最大の一撃で魔女を止めようとするところだった。
「ヤメロォォォォォ!!!!」
今まさに杏子の槍がソウルジェムの力を付与した十字架の髪飾りを穿こうとしていたところで大和が大声でそれを止めようとする。一瞬大和の声に気を取られた為か杏子の槍は髪飾りを掠めるだけに終わり、同時に攻撃をしてきた魔女オクタヴィアの一撃が杏子を襲う。※1
「チッ……しくじっちまったか…………」
杏子は自らの死を察し、瞳を閉じた。
死んだのかな。せめてさやかと一緒に逝ってやろうと思ったのに、誰だよ? 大声出して……私独りだけで逝っちまったら意味がないじゃな……「杏子ちゃん」……今度は誰だよ? 誰かに呼ばれ瞼を開くと……
「……はっ? 誰?――って、アタシ、生きてる?」
白銀の髪を靡かせた……誰? てか私、抱きかかえられてる!?
「オッ――おろせバカ野郎!」
ジタバタと暴れたせいか、お尻から地面に落とされてしまい、お尻を擦っていると、心配した謎の彼が声を掛けてきた。
「ご、ごめん。急に暴れられたから……大丈夫?」
心配そうに覗き込んでくるその顔を見て、やっとアタシはその人物が誰なのかを理解した。
「アンタ……もしかして大和か? その髪……」
「話しは後! とりあえず、美樹さんを助けるよ」
「……うん!」
【大和サイド】
何とかギリギリで間に合った。緊急事態だったので急に抱きかかえてしまったのは許して貰いたい。
「オクタヴィアの攻撃は俺が防ぐから、その間に髪飾りを回収して! その後戦闘はまだいけそう?」
「この程度で音を上げる程、アタシはヤワじゃないよ! さやかを助けるんだ!」
「オーケー!」
杏子ちゃんの無事を確認したところで、この世界での黒幕が登場する。建物の陰からスッと現れたかと思うとオクタヴィアの方に飛び乗りこちらを見下ろしてくる。
「また君か……ん? 今日は君のインキュベーターは一緒じゃないのかい?」
「あぁ、先に一仕事しにお仲間のとこに行ってるよ」
そう言って空の彼方を指差す。初め何の事を言っているのか分からなかった様子のキュゥべえであったが、突如ビクンと体を震わせ、震える体でこちらを見てきて問いただしてきた。
【カシンサイド】
『さて、我も直ぐに追わねばならんのでな。一瞬で終わらせてもらう』
「あはははは。この数に一人で勝てるとオモ――『ウルサイ』――ギュッ!?」
カシンに話しかけていたインキュベータが黒い炎に焼かれ、一瞬にして黒焦げの灰と成り果てる。それを見たカシンの近くにいたインキュベータが黒い魔獣へと変化し、頭からカシンを飲み込んだ。
「やったのか?」
「……キュ……ギュギュ……ギュー――!?」
カシンを飲み込んだインキュベータが光り始めたかと思えば、爆散し辺りにその血肉を撒き散らす。
『お遊びはこれまでじゃ……滅びよ!!』
「「「「「キュ、キュキュ、キュゥゥゥゥー!?!?」」」」」
カシンを中心にして超爆発が起き、一瞬にして周辺は何も無い宇宙空間となる。
『ハハッ! 流石に大和の前ではここまでは出来ぬな……さて、地上に戻ろうかの』
……カシン無双……
【ほむらサイド】
「まどか…………」
救急病院にまどかを運び、まどかの側に居たい気持ちを抑えながら私は踵を返し戦いの場へ戻ろうとする。
「行くのね? 私も――『駄目よ』――えっ?」
「あなたも直ぐに治療を受けなさい。隠している様だけど腕折れてるでしょう? まどかを庇った時に。後は私達に任せて」
「……分かったわ。杏子を……そして美樹さんをお願い」
マミさんの方は見ず、グッと親指を立てて返事をする。まだ、戦いは終わっていない。
「き……君たちは、なんて事をしてくれたんだ!」
インキュベーターは全ての個体が意識を共有している為、キュゥべえにも宇宙空間でカシンがやらかした事が情報として入ってくる。
しかし、それを知らない大和達は、急に震えて叫びだしたキュゥべえに訳の分からない様子であったが、大和だけは先の会話からカシンが何かやらかしたのかと気づく事になる。
「あぁ〜もしかしてカシンさんがやり過ぎた?」
「事の重大さが分かってい――『待たせたのぅ』――キュピッ!?」
スッとカシンが大和の隣に現れる。その姿を見たキュゥべえは恐怖から変な声を出したのは仕方ないと思いたい。
「カシンさんカシンさん、一体何やらかしたの? キュゥべえビビりまくってるじゃないですか」
『予定通りサッサと殲滅してきただけじゃが?』
ニヤリと笑うカシンに大和はため息一つで返すしか無かった。
「君はインキュベーターなのに何故僕らを殺そうとするの? 僕らの使命を忘れたのかい?」
『知らぬ、それに我はインキュベーターなどでは無い』
「いや、そのすが――『我はインキュベーターではない! それにこのやりとりはさっきもやったわ#』――キュ〜……じゃあ、じゃあ何だって言うのさ!!」
『我はカシン居士。大和の嫁じゃ!!』
「だから〜カシンさーん!?」
「………/人◕ □◕人\」
「この状況でも言えるカシンってスゲーよな…………」
世界の明暗を分ける戦いの雰囲気は一瞬にして消え去ったのだった。
「ふ、ふざけるのもいい加減にしろぉぉぉぉぉ!!」
怒りをあらわにするキュゥべえであったが、当のカシンは、どうだ? 言ってやったぞ! といった雰囲気である。
「こうなったら最終手段だ」
そう言ったキュゥべえはオクタヴィアの肩から移動し、迷わずオクタヴィアの口の中へと飛び込んだ。
原作に無い展開に一瞬戸惑いはしたものの、この手のパターンってアレですよね。そう思った俺の予想は全く持って当たるのだった。
「あはははは。これで僕は魔女オクタヴィアと同化したよ。これで僕を殺したいのであれば同時にオクタヴィアである美樹さやかも殺す事になる……君達にそれができるのかい?」
「『問題ないの(ね)』」
「おい、どう――って問題ないのかよ!?」
当初の予定通り美樹さんだけをオクタヴィアから引き剥がす……計画に変更は無しだ!
『そうじゃ!【リムーブ】に関しては、まだ我がユウサイの中に居った頃に大和に伝授しておったじゃろう? 今の大和ならこやつ程度なら失敗する事もあるまい』
えっ、俺がするの? と思ったが、確かにカシンばかりに任せっきりは良くないなと思い、決意をする。
『なに、もし失敗しそうならば我も手伝う故心配するな。大和の格好良い処を見せてみよ』
「何すんのかは分かんねーけど、アタシもサポートくらいはさせてもらうよ」
二人の言葉に気合いを入れようとしたところで……
「僕を無視して話を進めるなァァァァ!!」
キュゥべえがオクタヴィアの体で攻撃を仕掛けてくるが、カシンの張った防御障壁によってそれは防がれる。
『奴の攻撃は我が防いでやろう』
「ならアタシは……編み込み結界!……いくよ!」
攻撃はカシンが完全に抑えて、杏子ちゃんが展開した結界によってオクタヴィアの動きが止まる。
『「決めろ、大和!!」』
「オォォォォォ!!」
オクタヴィアへと仕掛けた【リムーブ】が思った以上にキツくて、薄れゆく意識の中で何とか美樹さんを救い出したのは覚えているが、その後意識を失った俺が目覚めたら…………
※1
パチスロ経験者は気づいたかもですが、杏子エピソードリーチのハズレの時を参考にしてますね。
このリーチに泣かされた人は多いはず……2つの意味でね…………笑
貧乳事態宣言(打ち切り短編)
https://ncode.syosetu.com/n8293hj/
なろうですが、興味ある方はどうぞ。
4/24 まとめました。