色々な異世界飛ばされる俺が現世の知識と新しく得た力でその世界の俺に憑依して全てをHAPPY☆ENDするぜ!!!!(+After)憑依が抜けた後の俺もやらかします★   作:仏のマスター

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 ラブレター案件戻ります。



アフター 8話 ヤミ★ホム

 繰り返す……私は何度でも繰り返す……まどかとワタシノ…………まどかの幸福な未来の為に。

 

 

 

 

 まどかの話を聞いて、私は先週金曜の放課後へとやってきた。時間的に丁度今、帰りのホームルームが行われている頃だろう。

 目の前には私達のクラスの下足棚。まどかのは……ココだったわね。私は迷わずそこを開けて、中に入っている手紙を取り……中身を確認した。

 

「うふっ……(´∀`#)ウフフフフッ###」

 

 グシャッ。

 

 後は何時コレが入れられたかね……3限の体育で外に出た時にも入ってなかったはずだから、可能性として高いのは昼休みかしらね。

 

 そして私はその現場に遭遇したのだった。

 

 

 

 

「…………」

「…………」

 

 

 

 

「オ・マ・エ・カァア…………」(⬛□⬛メ)

「――!? あっ、あ、あっ、あけ、暁美さ――グフッ!?」

 

 

 

 

「あらっ? 中沢はどうした?」

「昼休み出て行ったっきり戻って来てませーん!」

 

 5限の開始の出席確認の際に担当教諭が中沢君の居ない事に気づく。中沢君と飯を食べていたクラスメイトが答えるも、その後に続く者は居ない。

 

「中沢君どうしたんだろうね?」

「さぁ? その内戻って来るんじゃない?」

 

 優しいまどかは中沢君の事を心配するが、彼がそのまどかの事で拉……どこに行ったのかは誰にも分からない。

 

 

 

 

「MISSION COMPLETE ★」

 

 その後、放課後になって中沢君は教室に戻ってきた。その表情はボォ〜っとした感じで、友人が「無事に入れてこれたのか?」と彼に質問したが本人は「何の事だ?」と自分がラブレターを下足棚に入れに行った事を覚えてはいないようだった。

 

「…………(中沢君から魔力の残照を感じる……これは私の力?)」

 

 この時間軸のほむらはその魔力から未来のほむらが何かしら中沢君に干渉してきたと理解するが、詳細を知るのは放課後の下足棚に入った未来のほむらからの手紙を受け取ってからである。

 

「…………(´∀`) (グッジョブよ★未来の私★)」

 

 こうして一人の少年の初恋は儚く散っていったのだった。

 

 

 

「ただいま」

 

 誰も居ない部屋だけど何となくそう言ってしまう私。

 

「おぉ、帰ったか」

「…………」

 

 誰も居ない(はずの)部屋だけど…………

 

「――おい、無視するでない!」

「……なぜ、アナタがいるの、インキュベーター?」

「じゃから、我はインキュベーターなどではないと、いつまでこのやり取りするつもりじゃ! ほむらよ」

「ふふっ、いらっしゃい、カシン」

 

 

 

 

 実はこの二人……先の一件以来、魔法友達なのである。カシンが一部似た能力者であるほむらの魔法に興味を持ち、時間を止める魔法を習いに来た事から付き合いは始まる。お互いが知らない魔法を教え合っていく内に仲良くなった形である。

 

「何か今日は機嫌が良いのう?」

「分かる? 実はかくかくしかじかでね♪」

 

 ほむらは今日の一件をほむらへと話す。

 

「な、なるほど……愛が深いのぅ」

「そんなカシンの600年愛には叶わないよ」

「……まぁの★(別の意味での深さなのじゃが、ここは言わぬが仏かの)」

 

 こうして二人の楽しい会話ははずんでゆき…………

 

 

 




「マスターいつもの!」
「私もお願い」
「……だからいつも言ってますが、突然時空跳躍してくるのではなく入口から入ってきて下さいと」

 ここは仏の喫茶店……今日も迷える仔羊達が癒やしを――「はよう出さぬか!」――グッ……私はいつものファーストドリンクを二人の前に出す。

「ゼリーはどうした?」

 いつもならかぼすを使ったドリンクとゼリーのセットが最初にカシンに出すいつものセットなのですが、今日は丁度さっき売り切れてしまい二人の分が無かったのである。
 因みにほむらはかぼすゼリーは同じであるが、ドリンクはオリジナルブレンドのコーヒーである。

「今日は流石にもう時間的に来ないだろうと思いまして……先程別のお客様に出してしまいまして」
「あら、残念」
「そんな!?……誰じゃ、我のかぼすゼリーを食いおった不届き者は」

 素直に諦めるほむらとは対象にカシンは店内をグルリと眺めそのゼリーの行き先を探す。




 そして…………




「オ・マ・エ・カァーー(#●∀●)」
「ヒェッ!? あっ、あ、あっ、あれっ?何かデジャヴュ――グフッ!?」

 たまたま部活帰りに寄っていた中沢君とさやかの彼氏の上条恭介のペアであった。(尚、怒りモードのカシンには中沢君しか見えていない)
 そして彼は再びカシンに拉……ゲフンゲフンだった。

「程々にね〜」
「ハァ……また後で掃除が面倒くさそうですね」
「あ、あの、止めなくて大丈夫何ですか?」

 まぁ、以前マスター居る時に一度調……説教して以来(カシンvsアクセラレータin仏の喫茶店の時ね)、物を壊すような激しく暴れ回る行為はしなくなったので大丈夫でしょう。

「お詫びといっては何ですが、この前先代仏さんから頂いたレシピで作った新作スイーツの試作品が有りますのでそれなど如何でしょうか?」
「ならそれをお願いするわ」
「あっ、僕も食べてみたいです! 世界パティスリー大会で三連続優勝で殿堂入りされた方のですよね!?」
「おや? ご存知でしたか?」

 そう仏氏はあの後に更に腕を上げ、世界中の甘い物好きを虜にするスイーツ職人に。しかし彼のスイーツは主であるセシリア様のオルコット社のパーティでしか基本振る舞われない為にスイーツ目的でオルコット社と取引を始めた人もいるくらいなのである。(気になる方は作者処女作インフィニット·ストラトス原作の裏ルート【仏♡チェルシー】部分をご覧下さい☆)

「ふぅ……清々したわい」
「おかえり。カシンも仏さんの新作スイーツいただいたら? 物凄く美味しいわよ♡」
「何っ!? 早う出さぬか! 二人だけズルいぞ!!」

 こうして仏の喫茶店は今日も和やかな?雰囲気で一日を終えたのでした。
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