【自由ノ地平線】Oath of Promise   作:暁月 輝路

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やぁ。
多分、4ヶ月ぶりです。
少しづつ書き溜めたい次第(理想)
今回も中々に長いです。
ゆっくり読んでいってください。


第18話「広い空の下、共に過ごす」後編

 2日目

 

 不意に顔に寒さを感じた。

身体の芯まで染み入る冷気は、眠気を嫌でも目覚めさせてくるものだった。

「ん………」

 しかし、寝袋の中は外の空気と隔離されたように暖かく、熱はあまり逃げていなかった。

だからとてもぐっすりと眠れ、寒さを気にすること無く、夜を越せたのだ。

もう少しだけ眠ってから行こうかと、考えたその時"パチッ…パキッ…"何かが小さく爆ぜる音がしていた。

その音に、ただ『1人だけで行く』という理由を打ち消した存在がある事を思い出した。

 

 

 エスメラルダは寝袋から這い出でると、寝袋と毛布の上にまた1つ黒い外套が被さっていました。

この黒い外套の持ち主をエスメラルダは確信して、素早く起き、黒い外套を手に荷車から地面へ降り立つと、山はまだ薄暗く、けれども空を見上げれば日が昇るのはすぐなほど明るさは近付いていました。

 そして荷車の近く、小さく爆ぜる音を出していた焚き火の近くにその持ち主は静かに佇んでいます。

もう焚き火は鎮火しかけており、昨夜のような明るさはありません。

エスメラルダの足音を聴いたからか、その主はゆっくりと振り返ります。

「おはよう、エスメラルダ。よく眠れた?」

「おはよう…アカツキくん。うん、ぐっすり眠れたよ」

 黒いジャケットに黒いシャツ、黒いスキニーパンツ、服装全部が黒に染まっている暁月は居ることすら分からない程、朝の闇に溶けていました。

「アカツキくん…これ……」

 エスメラルダは手に持った黒い外套を差し出すと、暁月は立ち上がりそれに手を伸ばしました。

「ありがとう。でもまだ朝は冷えるから羽織っておきなよ」

 暁月はそのマントをエスメラルダに纏わせます。

暁月にとって膝上まであるマントは、エスメラルダが纏うと足首辺りまで降りてきていました。

そのマントの内からは暁月特有の複数の香りがします。

陽に照らしたような暖かく穏やかな匂い。

凛とした清香な香り。

花のような優しく豊潤な香り。

そして、男の子の匂い。

「─ありがとう。そろそろ出発しようか…」

「早いね、もう行くの?じゃあ朝食は食べながら行こうか」

「朝食…?」

 エスメラルダは元々この遠路では朝を食べるつもりも朝分の食糧もないため暁月の『朝食』という言葉は予想外な単語でした。

「今朝魚2匹獲れたんだ。夜も食べて味も変わりないけど、朝には十分だし食べ応えあると思うんだけど…」

 その朝食である魚はもう既に出来上がっており、焚き火の余熱で冷めずに温められているので、まだ温かい状態で食べられます。

「凄い…また獲れたんだ……」

「うん。お昼は携帯食糧だから、朝くらいはちゃんと食べないとね。それじゃあ、先に出発の準備と片付け済まそう」

「そうだね…」

 そうしてエスメラルダは早歩きで馬たちに近付いて、『おはよう』と声を掛けたあと、リードで引き連れて荷車に繋ぎ始めます。

 手際良く荷車に繋げていくエスメラルダ。

「よし…痛くない…?」

 エスメラルダは馬たちに語り掛けて、馬たちの体調や様子を伺います。

 馬たちは何ともなく、朝からとても元気です。

「いつもより少し早く休めたし…それにアカツキくんが手伝ってくれたから足の疲労も無さそうだね…」

 馬と荷車を繋げた鞍を再度確認したあと、荷車に乗り込み、寝袋や毛布、色々なものが入った荷物を片付けていきます。

暁月の方も焚き火の処理を済ませた後、ほんの少し余った薪の土埃を払い、荷車に入れました。

片方の手には焼き魚の串が2本ありました。

「エスメラルダ、他になにかする事はあるかな?」

「ううん…もう大丈夫だよ」

「分かった。それじゃあ、今日も頑張って行こう!」

「──うん……!」

 暁月から活を入れられ、エスメラルダもそれに応えるように普段よりも大きい声で返事をします。

けれども、まだ目は眠そうです。

エスメラルダは目を擦ってから、馬車に乗り込み、暁月も馬車に乗り込みます。

 そして、ほぼ夜明けと同時に2人はその場所を後にしました。

 

 

「火は通ってるかな?」

「うん…」

 朝食となった焼き魚は昨夜食べたものとは違って、肉厚で食べ応えがあった。

朝には食べやすく、量も程よく、味も素朴としていて、体に負担をかけることなく体調を安定させる。

片手で手網を握りながら、食べ進めていく。

食べて、噛んで、飲み込んで、細い骨を噛み砕いて、呑み込んで、そうしてるうちに身は綺麗に無くなって、頭と骨と尻尾だけになった。

「はは、美味しかったんだね。エスメラルダ」

 ふと振り返って見ると、アカツキくんはまだ少ししか食べていなかった。

「え…私…食べるの早かった……?」

「うん、とっても。でも、急いでるようには見えなかったから、美味しくて食べ進めたのかなって」

 いつもの笑顔でアカツキくんは言う。

それに私は恥ずかしくなって、前に向き直した。

だって…つまりそれはアカツキくんはずっと私を見ていたってことだ……。

 

 * * *

 

 日は登り、まだまだ続く緩やかに上下する山道を地道にそして足早に行く二人。

エスメラルダも慣れてるとはいえ、流石に体が固まって節々が動く度、パキパキと音を出しています。

「エスメラルダ、交代しようか?」

 馬の横で並んで歩く暁月は背中にナイフの入った箱を背負い、数本の槍を腕に、腰に2本の大振りな剣を携えていました。

積荷に乗っていた特に重量のある武器を選び出し、それらを暁月1人で持っていました。

「大丈夫だよ…それにアカツキくんが積荷を持ってくれてるから凄く早いんだ……。昼下がりにはこれなら山を越えられるし、夕方過ぎには頑張れば平地の3日目の休憩地点まで行けるかも…」

「──」

 再び前を向いたエスメラルダを見つめたまま、暁月は考え、エスメラルダに道中の土地を聞きだします。

「エスメラルダ。ここから先に周りに綺麗な川か湖はあるかな?」

「え…?うん、ここからなら…川があるよ。馬車を降りてないといけないけど…どうして?」

「そこで少し早いけど休憩しよう!」

「……うん。私もちゃんと風景を覚えてないけれど、そこにしよう」

「ありがとう!じゃあそこへ案内してくれる?」

「うん…分かった」

 エスメラルダは案内をする為、下り坂を下り切ってから馬車を止め、暁月は止まったのを見計らって、抱えていた武器達を荷車に載せ、エスメラルダの元へ近付きます。

 

 

 荷物を持とうと、立ち上がった時だった。

膝から崩れ落ちるように、力が抜けた。

なんとか踏み留まろうとしたけれど、足場が少なく不安定なここの席じゃ、変に足を動かすと余計悪化させる。

 その結果、席の足場を踏み外した。

次に行動を起こそうと思ったけれど、咄嗟の出来事に体は自由に動いてはくれなくなった。

幸い、武器がある荷車には倒れないし、馬へ顔からぶつかって落ちることも無い。

 けど…1.5m程の高さからは飛び降りてしっかり着地出来るなら大丈夫だけど、何も出来ず落ちるなら話は変わる。

 空中に浮いた。

「─────!」

 怖さで目を閉じた。

─不意に血の気が引いていくのがわかる。

──体は硬直して動いてくれない。

───頭を打って、背中を打つ。痛いに決まってる。

────怪我、後遺症、死、不吉な想像が駆け抜ける…

 

 ・・・

 

 一瞬で色んな思考が巡り、地へ落ちる私には痛みはいつまでもやって来なかった。

ただ徐々に重力を取り戻しつつある体は、何か強い力が私を抱えているのを感じ取らせた。

それが何かは、顔をうずめたくなるくらいに分かって、安心と共に、長い一瞬で受けた恐怖を拭うように、身を寄せた。

 

 

「エスメラルダ!」

 荷車の後方から歩いて来ていた暁月はそれを見た瞬間、力強く地面を捉えて前方に低く跳躍をします。

静かな足取りであるはずの暁月の足裏からは"ダンッ!"と左足が地面を叩きつける音が正確に聞き取れるほどに。

暁月は右足を伸ばして、踏み切った左足を折りたたみ、地面に擦り付けて滑り込りこみますが、反応と早さは申し分ないもののそれでは勢いがつきすぎて、エスメラルダをキャッチしても反動でエスメラルダに負荷がかかります。

「──!」

 折りたたんだ足と伸ばしていた足を起こし、エスメラルダを空中で抱えます。

膝で落下の反動を殺しつつ、膝が完全に折り畳まれる前に足先だけで前方に跳躍すると、その跳躍後に再度暁月は膝で衝撃を吸収し、エスメラルダに負荷を与えること無く、フワッと着地しました。

 抱え方は女の子が夢見るお姫様抱っこでした。

 

「大丈夫!?エスメラルダ!」

「…………」

 エスメラルダは答えません。

しかし、握り締めていた拳はゆっくりと解け、暁月の胸元に当てられました。

身を寄せ、暁月の胸の中に縮こまります。

暁月は膝を抱えていた左腕を下ろして、エスメラルダの足を地面につけました。

「怪我はない?痛むところはある?」

「………」

 答えは返ってきません。

ゆっくりと自分の体を起こして、跪座で座りますが、腕を暁月の背中に回して、顔を暁月の胸にうずめたままです。

「──エスメラルダ」

 暁月はそのまま腕をエスメラルダの後ろに回して、そっと優しく抱き締めました。

4日前にもエスメラルダを同様に抱き締めていましたし、エスメラルダにとって、とても落ち着く行動だと暁月は既にわかっています。

故に何も言わずにじっとしているのです。

 そう、何も言わず。

 

 

 少しして、暁月の胸から顔を離したエスメラルダは顔がほんのり紅くなっていました。

「エスメラルダ、大丈夫?」

「うん………大丈夫…………」

「良かった!でも…ごめんね。僕が休憩しようなんて言い出したから」

顔を上げたエスメラルダはその言葉を否定します。

「ううん…私も自分の異変には気付かなかった……。それが今でも後でも変わらなかったと思う…だからアカツキくんは悪くないよ…助けてくれて、ありがとう」

「うん…こちらこそありがとう」

 暁月は頭を下げて、謝罪とエスメラルダへの感謝を込めました。

 

 

 そこから2人は川へ辿り着きました。

 道中エスメラルダの足を気にかけて、暁月が背負おうとしましたが、『足を慣らす為に歩く』と言い出したエスメラルダに付き添うように暁月はゆっくりと歩いていき、斜面では暁月がエスメラルダの手を握り、滑り落ちないようにゆっくりゆっくりと下ってきました。

丸く削られた砂利が一面に転がっている河原に、素晴らしいほどの清流、対岸から伸びる木の枝達は素朴なようで洗練された風景でした。

「ここで休もう!」

 川沿いに少し歩いた所に、ちょうど座れそうな高さの岩が2つ並んでいました。

滑らかな岩肌で綺麗な丸みを帯びた岩は、まるで河原の砂利たちの親分のように偉大に見えます。

「わ…凄いすべすべ……」

「本当だね…加工されたようには見えないし、川の水で長い時間削られ続けたのかな…それにしても凄い…」

 ふと暁月は考えると、

「何か縁起のいいものかもしれないね!座るのはやめて、地面で休もうか。エスメラルダ、足は大丈夫?」

「うん、もう平気だよ…」

 ゆっくり地面に座ると、少し早いお昼休憩を2人は取り始めました。

「エスメラルダはここに来たことあるの?」

「小さい時だけどね…でも、川がここにあるのは知ってたけど、風景はあまり覚えてなかったから……」

 川の流れる音が鮮明に空間に広がり続けます。

風景もそうですが、音さえも洗練されたような空間であり、2人は会話を止めて目を瞑って聴き入っていました。

 すると、暁月が囁くような声で呟きました。

「─羽ばたく音が聴こえた、なんの鳥かな…」

 しかし、エスメラルダには羽音は聞こえませんでした。

 少し粘って聞いていると、

「エスメラルダ。目を開けて見てみて…!」

 暁月はとっくに目を開けており、エスメラルダは暁月が見ている方を見ます。

 頭が小さく、体がずんぐりとした鳥は鳩でした。

「ハト…?」

「鳩だね、行水しに来たのかな?」

 1羽だけでなく、10羽程が並んで川にテチテチと歩み寄っていきます。

浅瀬に浸かって、全身を揺すって水しぶきが全体に行き渡るように上手に体に水をかけます。

 そして頭を浸からせたり、羽づくろいをしたりして、心地よく行水を行っていました。

それをじっと眺めていると、暁月がエスメラルダに問いかけます。

「エスメラルダも一緒に水浴びする?」

「……えっ…!?」

 その問いかけはエスメラルダの思考を一瞬でショートさせました。

 

 

『エスメラルダも一緒に水浴びする?』

 ただでさえ、さっき助けられてお姫様抱っこもされて、抱きしめてもらって、至近距離でアカツキくんの顔を見たのに、今度は…裸の付き合い───?

この調子で発展しちゃうと…今日の夜にはあんなことやこんなこと…アワワワ───。

………だ 駄目駄目、妄想が過ぎる。

もうちょっと話を聞いて、『一緒にって、ハトたちと?』ってそんな風に聞かないと…。

「一緒にって……アカツキくんと……?」

 ん?違う。何を口走ってるんだろう。

「ん?僕と水浴びしたいの?」

 私の台詞にアカツキくんも思わず振り向いてきた。

そしてアカツキくんの返答にも私は思考が止まる。

「え……あの………」

「エスメラルダが嫌じゃなければ、背中流すのとか手伝うよ」

 頭が真っ白になる。

嫌ではないけど、どうしても遠慮がある。

……………正気を取り戻して正しい選択をする。

「街に着いてからお風呂入るつもりだから…今はいいかな……ごめんね、変なこと言って…」

「ううん。エスメラルダの中ではこうするって決めてるはずだから、僕の提案はちょっとした気分転換みたいなものだよ。謝らなくていいよ!」

 そう言って、アカツキくんはポーチを漁り始めた。

その時、少しだけ何かを口ずさんだ気がしたけれど、何も聞き取れなかった。

 

 ───────────────────────

 

「─良かった」

 暁月はエスメラルダにもその本人さえも言ったことを自覚できないほど小さな声で独り言を呟きました。

 

 ───────────────────────

 

 

 今回もエスメラルダは暁月から携帯食糧を貰い、元々の粘土のような携帯食糧と一緒に食べ進め、暁月も携帯食糧を齧り、昼食を済ませると二人で馬車を置いた道へ戻って行き、2人して荷車に乗り込むと、暁月が言いました。

「エスメラルダ、僕が手綱を握るよ」

「えっ……アカツキくんが……?」

「うん!任せて、道なりに進むなら僕でも街に辿り着けるはずだから」

「でも……」

 エスメラルダはまだ彼に世話になるのかと遠慮していました。

そしてその心情は暁月にはとうに見破られています。

「エスメラルダ。いつも仕事とかジェイドさんに付きっきりで大変なはずなんだ。今だって街へ行く為に頑張ってくれてる。だから、僕と居る時くらいは楽していいんだよ?」

 それはまた少し違った優しさでした。

ここまででエスメラルダに施された暁月の優しさは基本手助けとなるものが多く、エスメラルダのサポートをする形でした。

 しかし今回の優しさも手助けではありますが、心配に近しいものでした。

「──え、えっと…」

 エスメラルダはちゃんとした友人が居ない為、自身を見てくれる人は必然的に少なく、そのような心配をしてくれる人はいません。

故に、暁月の些細な優しさは一つ一つ大きく感じてしまうのです。

「任せてよ。エスメラルダは僕に心配しなくていいよ。だって─」

 

『僕は皆と違うから』

 その言葉に反対したいエスメラルダにとって、暁月に助けられ続けるのは嫌でもありました。

しかし、どう足掻いても暁月は優しさと心配で行動し、エスメラルダを助け、常人より上回った力を持つ為、それを否定するのを嫌でもありました。

結果として、彼女は心にあるものを秘めたまま、『皆』と同じようにその優しさに乗るのです。

 

「──アカツキくん…じゃあお願いしていいかな…」

「うん!エスメラルダはゆっくりお昼寝でもして!暇なら話し相手にもなるからね!」

 そうして、暁月は荷車の席に着いて手網を握り、エスメラルダは荷車の中に座り込むと、それを合図とするように馬車は動き始めました。

 

 

 ふと、エスメラルダは思考を巡らせました。

その巡り先は暁月の事です。

集落で少年のように元気と愛想を振りまき、みんなを元気にする暁月は当然エスメラルダも同じように感じて見えていました。

 しかし、少し長く一緒に過ごすと違うものが見え始めました。

よく知る元気で少年のように振る舞う暁月。

自然のものを慈しみ、儚く感じさせる暁月。

青年のように落ち着いた雰囲気の暁月。

エスメラルダが多く感じたのは、少年のような振る舞いをする暁月でした。

 手助けの時、心配してる時は青年のように見えるのですが、暁月はエスメラルダと道中楽しく会話するのでどちらかと言うと少年、子供っぽい一面が多く感じ、エスメラルダにとって、どれが素の暁月かはわかりませんが、彼の元気な姿は彼女にとっては幸せに感じられたのです。

 だから彼女は彼の元気な声を聞きたいと、話しかけるのです。

 

 

 * * *

 

 思いのほか、疲れが溜まっていたのでしょう。

エスメラルダは夕方頃から眠ってしまいました。

寝転んで幸せそうな寝顔で、静かな寝息を立てて、想い人の衣に包まれているのです。

そんな馬車は平原の平坦な道を、全速力で駆けて行きます。

太陽は沈み、月明かりが淡く照らす道筋とランタンの灯った馬車。

暁月は馬の習性と特性を効率的に利用する為に、夜でも進み続けたのでした。

 4時間程度の睡眠で充分、夜でも目が効く馬たち。

 そこに今馬車を引っ張ってくれている馬たちは走る事に特化した脚の筋肉の付き方をしています。

トレーニングや経験を重ね、心臓も大きく持久力も高い馬として飼育されたのでしょう。

それを昨夜の夜に確認した暁月は、山道では荷が揺れて荒ぶるのを予測し、平原になってから一気に駆け始めたのでした。

走っては歩いて休憩、走っては歩いて休憩を繰り返し、エスメラルダが深い眠りから起きる頃には街のものであろう城壁にたどり着いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 




お疲れ様でした。
またよろしくお願い致します( ˇωˇ )
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