指揮官試験に合格しなかったので、整備士になりました。 作:紅鴉
指揮官試験に受からなかった場合は
どうなるのか、という話が上がった
ので、完全に想像になりますが、
整備士になる未来を想像して書かせて
いただきます。案の定、亀更新なので
まったり気長にお待ちください。
ちなみに半機械指揮官の世界と
同じ世界線となっています。
俺、相模 肇はとある半分が人間じゃない奴と
指揮官になるための試験を受けた。
そして、俺だけ落ちてしまった。
さらに…何故かその後、俺はクルーガー社長に
呼び出されたのである。
「…よし。失礼します。」コンコン
「入っていいぞ。…相模 肇、で良かったな?」
うぉ…雰囲気というか、オーラとでもいうか、
スゴく威圧感がある外見をしている。
でも、その奥に優しさが見えるため、俺は
なんとか喋ることができた。
「はい、…俺は何故呼び出されたのでしょうか。
何か、試験中に悪いことでもしてしまった
のでしょうか。」
何かやらかしていたのならマズいし、
それなら厳重な罰とかあるかもしれないし…
「いや、君の筆記試験なのだが、機械系統の
試験と設備系統の試験。それの点数が高い
と言うことで、人形、及び基地内外の設備の
点検を行う整備士になれそうだと思ってな。
…君さえ良ければ頼めないだろうか?」
整備士にならないか。ここに来る前は、
施設の整備や、免許の取得とかしてたから
整備士にはなれるだろうけど…
「整備士、ですか。まぁ、俺は整備士の免許を
持っているので出来ますけど、人形整備の
免許までは持ってませんよ?」
「それは問題無い。こちらで学び、試験を
受けて貰うことで取得することができる。」
「君の機械・設備の試験の点数ならば問題無く
突破することができるだろう。」
「それなら…やらせてもらいます」
人形のことには興味があるし、整備をするのは
俺としても楽しいからぜひやりたい。
やらない理由が無かった。
「多少、試験の難易度は高いが君ならやり遂げて
くれるだろうと信じている。期待しているよ。
相模 肇くん。」
「はい!一生懸命頑張らせていただきます!」
それから、俺の勉強は始まった…んだが、
「…なんだろ、思ったよりヌルかったな…。」
基地内外の整備については他の施設となんら
変わりは無いようで、予想していたよりも
ヌルかった。銃器に関する問題も中々やり
ごたえはあったのだが、基本的に部品の名前
とか、整備の仕方を覚えていたらなんとか
なってしまった…。
「確か、次の試験は…っと。」
次の試験は実技。これが肝だ。
どれだけ早く、かつ丁寧には勿論、
改善点があればそれも直すということもある。
いざ、整備を終えて使ってみたら整備に
問題が無くても故障してしまったり、
いつの間にか部品にガタが来てしまっていて
使えなくなってしまう、ということもある。
臨機応変、柔軟な対応で整備することが
銃器の場合、必要なのである。
さてさて…どんな課題が出されるのやら…
あ、なんか考えてたら緊張してきたぞ…
ま、まぁ、何とかなるだろう。
「それじゃ、まぁ、試験会場に行くか…。」
次回に続くゥ!!