BanG Dream!〜世界を笑顔にする剣客〜 作:ズラマヨ
ある所に1人の流れ者がいた。腰に刀を帯びた1人の侍が
ある日森の山道を歩いていると
「きゃぁー!!」
「…!!」
突如、女性の悲鳴が森に響き渡る
「姫様こちらへ!」
「はぁ…はぁ…」
2人の少女が謎の影から追われていた。ハロハピ城の姫、松原花音姫そしてその護衛役、くノ一北沢はぐみ
必死に逃げる2人だが追っ手はすぐに現れた
はぐみ「しまった!もう追っ手が!」
花音「ふぇぇ〜」
「ふふふっ…はっははは!そこの美しいお姫様大人しく私達についてきたまえ!」
「そうだー諦めて我々に捕まるんだー」
はぐみ「君達は一体何者!?」
「私かい?…私は剣士瀬田薫!」
「私は豪傑のミッシェル」
はぐみ「姫様はわたさないよ!」
はぐみは素早く持っていた短剣を手にして追っ手の前に立ち塞がる
薫「麗しいくノ一の相手は私が務めよう」
はぐみ「……やぁぁぁ!!」
薫「はぁぁぁ!!」
2人の武器がぶつかり鈍い金属音が響く。両者共に一歩も引けを取らない壮絶な戦いを繰り広げる
はぐみ「いっくよー!必殺!はぐみスラッシュ!」
薫「くっ!なかなかやるじゃないか」
はぐみの一撃を剣で受け止めた薫だが想像以上の威力に押し負ける。はぐみが徐々に優勢になっていく
しかし
ミッシェル「はっはっはっー姫様がガラ空きだー」
はぐみ「しまった!姫様!」
はぐみは薫との戦いに夢中で花音姫から離れてしまった
薫「おっと!君の相手は私さ!」
はぐみ「…!姫様逃げて!」
花音「ふぇぇ〜助けてー!!」
ミッシェル「かくごー!」
「待ちなさい!!」
ミッシェル「貴様何者だ?」
「私は弦巻こころ。通りすがりの剣客よ!」
ミッシェル「剣客だと?私が倒してくれようー」
そこ現れたのは謎の剣客弦巻こころ
突如現れた剣客にミッシェルは強烈なパンチを繰り出す
こころ「よっ!はっ!」
しかし見事な体捌きで紙一重目のところで避けていく
ミッシェル「な、なに?全てかわされた…」
こころ「いくわよー!」
帯びた刀を抜き必殺技の構えをとる
ミッシェル「なっ…!」
こころ「弦巻流!スマイルソード!」
ミッシェル「うわぁぁ〜……」
薫「ミッシェル!なんということだ」
こころ「安心して峰打ちよ。これに懲りたらもうこんなことはやめなさい」
薫「…この場は退却するとしよう。しかし諦めはしない!覚えておきたまえ!さらば!」
剣士薫はミッシェルを連れて姿を消した
花音「助けていただきありがとうございますお侍様」
はぐみ「君は誰なの?」
こころ「私は剣客弦巻こころ。世界を笑顔にするために旅をしているのよ」
はぐみ「世界を笑顔に?なんかすっごいね!」
こころ「あなた達は?」
花音「私達はハロハピ城の者です」
はぐみ「こちらはハロハピ城の花音姫。はぐみはくノ一北沢はぐみ。今はお忍びで旅をしていたんだけどさっきの2人に襲われたんだ」
こころ「あの2人に見覚えはないの?」
花音「それがまったく…」
こころ「そう。それなら早くお城に帰ったほうがいいわね」
はぐみ「そうしたいんだけど。ハロハピ城は少し遠いんだよ」
こころ「あら?そうなの?」
花音「あっ、あのさっき逃げるときに山小屋を見つけたんでそこに行こうよ」
こころ「そうね。行きましょう」
ーーーーー
ここはとある屋敷。黒い噂の絶えない組織
「姫を連れてこられなかった?」
ミッシェル「はい。大変申し訳ございません」
「護衛のくノ一はそれほど強いのでござるか?」
薫「いえ、実は謎の剣客による邪魔が入りまして」
「謎の剣客?」
ミッシェル「その者は弦巻こころと名乗っておりました」
「謎の剣客弦巻こころ…」
薫「どういたしますか?もう一度奇襲をかけますか?剣心様」
剣心「そうでござるな…その弦巻こころとやら…面白い。次は拙者が直接相手をしよう」
ミッシェル「け、剣心様自らですか!?」
剣心「あぁそうだ。何か問題か?」
ミッシェル「いえ!何も!」
剣心「待っていろ。弦巻こころ…」
ーーーーー
はぐみ「こころんは人助けをしながら全国を旅しているんだね」
こころ「そうよ。世界を笑顔にするためにね」
花音「すごいね。大変だと思うけど、こころちゃんならきっとできるよ」
こころ「そうだわ!2人も一緒にやりましょう!」
はぐみ「やるって何を?」
こころ「世界を笑顔によ!」
花音「そ、それはどうかな…」
はぐみ「はぐみは嬉しいけど姫様は難しいんじゃないかな?」
こころ「そう?それは残念ね」
花音姫は一刻のお姫様であるためそんな簡単に世界を気ままに旅できるわけではないのだ
花音「そ、それより今日は早く寝ようよ。明日は早いし」
はぐみ「そうだね」
またあの2人組に襲われるかも知らないため明日の朝一番でハロハピ城に戻ることに決めた
しかし、彼らはすでに次の行動に出ていた
ーーーーー
その夜、皆が寝静まった頃。山の中にある小さな小屋の中
花音姫はふと目が覚めてた
花音「………」
はぐみとこころはぐっすり寝ている。外の空気が吸いたくなり2人を起こさないようにそっと小屋のドアを開けた
空には美しい満月が輝いていた
花音「綺麗…」
お城にいた頃は気にも留めなかった月がこんなにも美しいなんて…考えたこともなかった
「綺麗な月ですね…お姫様」
花音「そうだね…えっ?」
そこにいたのは…
花音「あ、あなたは…昼間の!?」
薫「嬉しいよ!覚えていてくれたんだね。と言うわけだ君を拐わせてもらうよ」
花音「きゃぁぁぁ!!」
花音姫の悲鳴が夜の森に響き渡る
こころ・はぐみ「!!?」
こころ「今のは…!」
はぐみ「姫様だ!」
2人は山小屋を飛び出す。そこには気を失った花音姫が昼間現れた剣士薫に抱えられている姿だった
はぐみ「姫様!」
こころ「あなた昼間の人ね!」
薫「その通りさ。そしてこのお姫様は頂いていく。我らが剣心様が天下統一されるその日まで!」
はぐみ「待って!!」
しかしはぐみの言葉に耳を貸すこともなく薫は姿を消した
はぐみ「…どうしよう…姫様が…」
こころ「助けに行きましょう」
はぐみ「どうやって?はぐみ達何も知らないんだよ?」
こころ「薫…確か剣心様と言ってたわよね」
はぐみ「う、うん…もしかして何か知ってるの?」
こころ「旅をしている時に天下無敵の剣客がこの国の覇権を狙っていると噂を聞いたことがあるの。その名は…緋村剣心」
はぐみ「じゃあその人が姫様を?」
こころ「きっとそうよ。剣心のいる屋敷は知ってるわ。2人で花音を救いに行きましょう!」
はぐみ「う、うん。行こう!待ってて姫様!」
こころとはぐみ。2人は花音姫を助けるため剣心とその家来薫とミッシェルが待つ屋敷へと向かった
囚われた花音姫を2人は救い出すことはできるのでしょうか?
ついに次回はこころと剣心のバトルが!?
アニメ11話挿入歌「beautiful birthday」
もう最高でしたね!