閃空の戦天使と鉄血の闊歩者と三位一体の守護者   作:ガイア・ティアマート

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気になっている人がいるかもしれませんが、ホロライブコラボはこの時間軸ではまだ発生していないという設定であり、いずれ登場しますが今はいません。


【21】年末年始の楽しみ 絶対に笑ってはいけない鎮守府24時!? 後編 -GETTEMU-

・・・前編の続き・・・

 

まずは「こちょばし合い対決」というものをやるらしいが・・・。

 

『・・・』

 

大の大人二人が片や相手をくすぐり、もう一方が声を出さないように必死に耐えるというのは絵面だけでも破壊力抜群だ・・・。

 

しかも攻守交代後が変な意味で凄かった・・・。

 

『ハウッ・・・ハッ・・・フッ・・・』

 

一同「うはははははははは・・・。」

 

元々この芸人さんは男性にしては非常に声が高いことで有名だったのだが・・・。

 

『イイッ・・・ハッ・・・ハウッ・・・ジィィィ・・・』

 

一同「あははははは!!」

 

そこそこ太った男性が妙に高い声で妙な悲鳴(?)を漏らしながら悶える様は俺には笑い袋的な意味で刺激が強すぎた・・・。

 

一夏「何だこれ・・・!この画一体なんだよ・・・!」

 

デシル「ダメだ・・・シュール過ぎるぜ・・・!」

 

次もインパクト充分だった。

 

次の取り組みはこちょばしというより撫でるという方に近かったのだが・・・。

 

『・・・』

 

大の大人二人が片や相手を撫でるようにソフトに触り、もう一方が笑いをこらえるかの如く凄い表情で耐える。この絵面がまた妙に笑いを誘うのだ・・・。しかも攻守交代後がまたシュールだった・・・。

 

無言なのは同じなのだが、触られる側が悶えるような表情を浮かべたかと思ったら次の瞬間にはやせ我慢で無表情に戻る。

 

その不自然極まりない表情の変化が気色悪く、そして笑えてしまう・・・。

 

比叡(艦これ)「ひぇ・・・気色悪い・・・。気色悪いけど笑っちゃう・・・。」

 

一夏「不自然すぎるぜ・・・くくく。」

 

デシル「何なんだろうなこの絵面・・・くかか・・・。」

 

・・・

 

次は「何故かメイド衣装一式を熱湯の中に浸し、それを60秒以内に着る」という体張りである。

 

その体張りをする芸人さんは「温度に平気」と言われているのだが・・・。

 

『はっはっはっ・・・あぁぁっ!!!』

 

どう見ても熱そうだ・・・。それでも根性でワンピースだけは着こなしたが・・・。

 

『・・・あ”ぁ”ぁ”っ!!!』

 

凄い叫び声をあげて逃走した・・・。

 

一夏「本当に体張ってるなぁ・・・。」

 

・・・

 

ラストの体張りの時間になったとき・・・。

 

火逐「ほら来るよ。」

 

『アレ用意しろ!!』

 

吹雪(艦これ)「・・・出た・・・。」

 

『ラストはこれ、腕相撲で勝負や。』

 

ルウ「ルール説明がまず笑ってしまうんだよなぁ・・・。」

 

『但し!!ケツの穴に空気をパンパンに詰めて腕相撲で勝負する。そして、「屁こいた方が負け」ってルールや!』

 

一同「うははははははは!!!!」

 

ルルティエ「でもいつも勝負付かないんでしたよね・・・。」

 

ノワール「そして二人とも舞台裏に逃走するというね・・・。」

 

一夏「え?」

 

ベルファスト「実際にご覧になれば理解していただけるかと・・・ふふふ。」

 

『初めての奴いるからもう一度説明してくれ!』

 

デシル「こっちも一夏が初めてだから必要になるよなぁ。」

 

ルウ「いつもは「もうわかってる」って言えるけどね・・・。」

 

『腕相撲をするんや!但し、ケツの中に空気をパンパンに詰め込んで腕相撲をし、「屁こいた方が負け」ってルールや!』

 

一同「あはははははははは!!!」

 

ルウ「毎年この「屁こいた方が負け」で笑ってしまう・・・。」

 

キズナアイ・SG「しかもここからが長いんだよね~。」

 

結論から言うと、決着はつかなかったのだが、内容がまた面白過ぎた・・・。

 

『ローション多めで頼む・・・痛って!?コーモン塗って・・・あ、違ったコーモンじゃない。』

 

一同「だはははははは!!!!」

 

一夏「「ローション」の言い方で「コーモン」って・・・。」

 

ルウ「これ素で言い間違えたな!」

 

試合準備の段階で言い間違えという想定外の笑いの種に全員の笑い袋が即座に決壊した。

 

そのあとも・・・。

 

『出てます!空気出てます!』

 

ス~   ス~

 

『何で出るの!?止めてるのにでちゃう!止まらないよどうなってんのこれ!?』

 

一同「あはははははは・・・。」

 

男性パイロットA「そこそこ年齢いってるからなぁ・・・体が言うこと聞かないのか・・・。」

 

ルウ「残念無念なことね・・・。」

 

一夏「表情が滅茶苦茶辛そうだけどそれでも体を張ってるよ・・・。」

 

『ようし行くぞ!!』

 

ブッ!!!

 

『あ、やべ・・・!』

 

舞台裏へ逃走

 

『漏らしてんじゃねぇよぉ!!俺今できてたのによぉ!!』

 

一夏「嘘こけ思いっきり「ブッ!!」って音だしてたじゃん・・・。」

 

加賀(艦これ)「去年も似たような感じでしたよ・・・。」

 

『はいスタート!』

 

ブッ・・・ブブッ・・・ブッ・・・

 

一夏「漏れてる・・・音が漏れてる・・・。」

 

ルウ「最早どちらの音かも判別不能だよ・・・。」

 

両者、舞台裏に逃走

 

一夏「・・・というか、舞台裏には何があるのさ?」

 

ルウ「トイレだよ。」

 

一夏「身も蓋もない!!」

 

とまぁ、こんな感じで笑わせてもらったんだけど、一つ驚いた場面もあったんだ。

 

・・・すこし戻って・・・

 

指輪が盗まれたという事件が起きて一同が講堂に集まっているシーンだったんだけど・・・。

 

ルウ『ゲッテムッ!!!!』

 

一夏「ええええ!?!?!?!?」

 

ルウさんが出演していた・・・。本部から派遣された憲兵役で。

 

ルウ「言っていなかったけど、私もこの番組には毎年一枚噛んでいるのよ。」

 

一夏「マジか・・・。」

 

ルウ「マジよ。」

 

ルウ『今年も・・・お前なんだよ。』

 

Y『うわぁ・・・。』

 

犯人には制裁のビンタ!!

 

一夏「ていうか、キャラ違いません?」

 

ルウ「一応私もあちこちの鎮守府が合同で作ったドラマに出演していたことがあるのよね。だからこの時は強面憲兵のキャラを演じているのよ。」

 

火逐「でも、確か何かの時にスタッフの不手際が原因でスズメバチに刺されまくって生死の境を彷徨っていたわよね?」

 

ルウ「ええ・・・元々蜂は苦手だったけど、アレのせいで私は蜂がダメになったわよ・・・。肉体的にも・・・精神的にも・・・。」

 

一夏「へ、へぇ・・・。」

 

少し青ざめたやや薄ら笑い表情でぼんやりと零すルウさんの様子から、それが完全にトラウマになっていることを俺は察した。

 

響(艦これ)「でも見事に復活して復帰回では一種のお祭り状態だったよね?奪った追跡装甲車を駆使して原子炉に突撃を仕掛けるあのシーンは本当に燃えたよ。」

 

ルウ「実はあの時はまだ体中に激痛が残ってて座っているだけでもかなり辛かったんだけどね・・・。あの不敵な笑みも実際には激痛を必死で我慢してたら自然とああなっただけだし・・・。」

 

一夏「・・・その回、何時か見せてもらっていいですか?」

 

火逐「DVDが発売されているから土産も兼ねて買っていけばいいと思うよ?10年以上前にロイヤルで製作されたデジタルアニメを許可貰って実写で再度作り直した物だけどね。」

 

一夏「今度買いに行ってきます。それはそうとあちらは面白いことになっているみたい・・・。」

 

ルウ『大人しくしろ!』

 

Y『○×§#&!>:@%”=¥!!!!』

 

一同「あはははははははは!!!」

 

ルウ『往生際が悪いぞ!こら逃げるな!!』

 

ダンッ!!(Yの足を踏む)

 

Y『痛った!?足!足!!』

 

ゴチンッ!(飛び上がった拍子に頭突きがルウの鼻に直撃)

 

ルウ『痛!?おい何してくれてるんだコノヤロウ!!』

 

Y『うわぁ!?ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!』

 

ルウ『うるせぇ!倍返しだ!!』

 

一夏「うわぁ・・・これは痛い・・・。」

 

ルウ「鼻血出なかったから良かったけど出てたら結構面倒だったよこれは。」

 

ルウ『カウントダウンだ!!5!・・・4!・・・3!・・・2!・・・』

 

Y『うわあああああああ!!!待ってえええええええええ!!!!』

 

一同「あはははははははは!!!」

 

一夏「痛いのが嫌なのは解るけどさぁ!!」

 

ルウ「毎年往生際が悪いのよね。」

 

クオン「どうせ逃げようなんてないのにさ・・・ぷくく・・・。」

 

ルウ「3!・・・2!・・・1!」

 

スパーンッ!!!!

 

Y『!?!?!?』

 

犯人制裁の瞬間!!

 

ルウ『懲りたか!?・・・ゲッテムッ!!』

 

一同「うははははははは!!!!」

 

一夏「これは痛い・・・!」

 

ルウ「これでも結構手加減しているんだよね。本気出すとヤバいから。」

 

火逐「だから1か月前から手抜きの特訓しているのよね。相手をヤっちゃわないように。」

 

一夏「うわぁお・・・。」

 

ビスマルク(艦これ)「でも私達にとってはこのビンタが除夜の鐘の代わりみたいなものなのよね。」

 

Z3(艦これ)「ここには除夜の鐘が無いからね。」

 

一夏「えっと、二人ともドイツの艦だよね?」

 

ルウ「第一世代のドイツ艦娘はすっかり畳化しちゃっているのよ。日本人より日本人よ?」

 

一夏「そういえば前に第一世代の海外艦寮に上がらせてもらった時もドイツ艦の部屋は日本家屋と見間違うくらい和風だったっけっか・・・。」

 

火逐「それ以外にも第一世代を中心に海外艦の畳化は結構進んでいるのよね。第一世代のウォースパイトなんか大根おろしマスターしちゃったし・・・。」

 

リットリオ(艦これ)「妹のローマも深鍋が無いからってパスタを折ってから茹でるようになってしまいましたわ・・・。」(イタリアではパスタを折るのは邪道とされている)

 

ローマ(艦これ)「そういうお姉さまもナポリタン(日本生まれのパスタ料理)に完全敗北しておられましたね?」

 

リットリオ(艦これ)「だ、だってあんなふざけた代物なのにおいしいのだもの!?というか、その横で貴女カップヌードル啜ってましたよね!?」

 

ローマ(艦これ)「日本のヌードルは大発明ですからね。」

 

ウォースパイト(艦これ)「私も実は本国に居た頃から時々ヌードル頂いていました。即席麺なのにあそこ迄おいしい代物が大量生産できるのは正直羨ましいですね。」

 

アークロイヤル(艦これ)「ロイヤルは比較的近代まで食文化がアレでしたからね・・・。最近では他国の食文化を取り入れることで巻き返していますけど。」

 

響(艦これ)「そういえば、同志ガングートも炬燵で即堕ちしていたよ?」

 

ガングート(艦これ)「ど、同志ちっこいの!?!?」

 

一夏「あははは・・・。」

 

ルウ「はいはい。そろそろ年越しそばの準備を始めないといけないから、特大鍋に入れるそばを箱から出すのを手伝って。」

 

一同「はーい!」

 

・・・

 

こうして2034年の収めと、新年である2035年の年初めをしながら、鎮守府の夜は更けていった・・・。




艦これ海外艦の皆さん:皆大なり小なり畳化が進行しているため、割かし日本風の文化に染まっています。特にドイツ艦は寮の部屋まで純和風という徹底ぶりです。

ノワール:過去のコラボによって生まれた現身。根っこは仲間思いなのだが自分に素直になれない。

キズナアイ・SG:過去のコラボで生まれた現身。SGは「スーパーゲーマー」の略。「【7】蒼穹の空 -虹見島-」で名前だけ登場した「キズナアイ」は無印の方を指すのでこちらは別存在。キズナアイはコラボイベントで複数のバージョン違いが登場したが、この鎮守府にはバージョン違いが全て別個体として現身化している。

クオン:過去のコラボによって生まれた現身。オリジナル同様感情が直ぐにしっぽと態度に出るため隠し事が致命的に下手。

憲兵役のルウ:普段のツインテールではなく、髪を降ろした状態で登場。別に女優もやっているというわけではなく、単にかつて複数の鎮守府が合同製作したドラマに出演した経験と海軍関係者という理由から出演しているだけ。過去にスタッフの不手際でスズメバチに襲われ刺されまくったのがトラウマになっており、毒によるアナフィラキシーショックの危険性もあって蜂がダメになっている。なお、ドラマで演じる役が大体敵勢力の幹部格、かつ主人公たちを試すような言動や行動が目立つという少し特殊な役回りが多い。



「ゲッテムッ!!!!」とは?:オリジナルの「ガッデムッ!!!!」を少し変形させたもので、PSO2の登場人物「ゲッテムハルト」と引っ掛けています。





因みに本日右上の親知らずを抜歯しました。
元から神経が死んでいた死産歯みたいなものだったのですが、たくさん麻酔を打ったのもあってかあっさりと抜けました。
今後の投稿ペースに影響を与えるようなことは無いとは思いますが、万一療後不良を起こした場合は内容如何によっては休みを頂くことになるかもしれません。
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