閃空の戦天使と鉄血の闊歩者と三位一体の守護者 作:ガイア・ティアマート
時間軸は喫茶鉄血側の「Extra1-0:【緊急ミッション】」と「Extra1-1:作戦開始!」の間、代理人たちが喫茶鉄血から移動する前にあたります。
更に、試作強化型アサルト氏の「危険指定存在徘徊中 」より「大体遺産とかオーパーツとかって何かしらの火種になることがホント多いよね(遠い目」と、NTK氏の「人形達を守るモノ」より「Code-128 守護者たちの異世界奮闘記-1」のそれぞれの来訪タイミングの間に挟み込ませていただきました。
これはこの世界とは違う世界で起きたとある事件。
決してこの世界では語られることのない出来事。
これは、不思議な喫茶店のある世界で起きた、数多の可能性が集いし「
【緊急ミッション:奪われし勇士の巨神船 -Argonauts-】プロローグ
・・・
・・・・・・
【視点:シゴ】
この間私達が見つけて救助した女の子はひとまず「峠を越えた」みたい。
「雑な施術」だったらしい腰から下はISと戦術人形のパーツを組み合わせたハイブリッドパーツで一から組み直されて、見た目は普通の女の子と大差ない姿になった。
ただ、まだしばらく安静にする必要があるらしくて、今はS09地区の病院に入院している。
「今後の課題」はまだたくさん残っているってペルシカさん達は言っていたけど、何の事かは私達には解らなかった。
因みにあの子の服にくっついていたタグに手書きで「アンナ」って書いてあったから、取り敢えず私達はあの子の事を「アンナ」と呼んでいる。
そして私たちは、病室で退屈しているアンナのために路地裏ビデオレターを撮影していた。
ところが・・・。
チリーン・・・
フィアーチェ「あれ?」
シゴ「この鐘の音って・・・。」
ナイン「あの喫茶店のじゃない?」
5か月くらい前に「喫茶 鉄血」がある世界に迷い込んだ時に聞いたあの音だ。
ただ、今回の音は前回とは違って、どこか切羽詰まったような雰囲気がした。
胸騒ぎがした私達は、自然とあの世界へ通じる不思議な路地へと駆け出していた。
・・・
・・・・・・
*喫茶 鉄血*
三姉妹「「「ええー!?!?列車砲がテロリストに奪取されたぁ!?」」」
喫茶鉄血の代理人「はい。しかもその列車砲の先頭車両が町に向かって高速で移動中です。」
既に見知らぬ人達が何人もいる異様な空気に包まれた店内で私たちは店長の代理人から衝撃の情報を伝えられ驚愕の叫びをあげた。
因みに今店内にいる見知らぬ人達の大半は私達同様別の世界から来た人達とのことだ。
というか、到着早々に突如壁に現れた『光の穴』から2m近くはあろう大きな戦闘ロボットらしき何かが現れて度肝を抜かれたりもしたけど・・・。
本当だったら他の世界の事について色々と話したいところだけど、こんな状況ではそれは叶わない。
喫茶鉄血の代理人「それでは、改めて状況を説明させていただきます。」
・・・
大まかなことは先ほど説明しましたが、別の地区にある軍の倉庫に保管されていた三両編成の大型列車砲「アルゴノーツ」が廃車・解体の為に専用の設備がある地区に移送されることになり、その過程でこの地区の近くを通過する予定でした。
ですが、少し前にその列車砲が複数のテロ・武装組織によって強奪され、しかもその先頭車両「カライナ」がS09地区に向かって進行中です。
また後方車両である「パピス」も低速で移動中とのことです。
唯一中間車両である「ヴィーラ」のみがゴーストタウンの近くで停車中ですが、ここがテロ組織のHQと思われます。
一番の問題は「カライナ」です。
三両の中で一番射程距離が短いという情報がありますが、それはあくまで三両の中での話であり、もし到達を許してしまえばS09地区は火の海となってしまうでしょう。
現在正規軍とグリフィンの精鋭部隊が阻止作戦に入っていますが、サイズの関係から一筋縄ではいかないでしょうし、今の速度で進行を続けた場合あまり猶予はありません。
・・・というより、「カライナ」の砲撃により既に先行した正規軍ヘリ部隊は壊滅してしまいました。
それに、「カライナ」を止められたとしてもまだ「ヴィーラ」と「パピス」が残っています。これらも放置するわけにはいきません。
この事態を収拾するには三両全てを奪還、最悪の場合は破壊しなければなりません。
幸か不幸か、元より廃車予定の車両。遠慮は不要とのことです。
別世界のお客様にこのような事を手伝わせるのは失礼だという事は承知の上ですが、今は一人でも多くの力が必要なのです。どうか、ご協力願います。
・・・
ナイン「ねぇ、私たちはどこに行こうか?」
シゴ「う~ん・・・。」
私達はどこに回ればいいだろうか?
現状一番戦力が少ないのが担当者が決まっていない「アルゴノーツ・ヴィーラ」だ。
グリフィンのヘリボーン部隊と正規軍の戦車部隊が対応するそうだけど、火急ではないので直ぐには対応しないそうだ。
けど、ヴィーラの兵装を見る限りでは誰も担当しないわけにはいかない。
ヴィーラはコントロール車両でもあるので一番火砲の数が多く、足の遅いヘリや戦車では近づくまでにかなりの被害が出てしまう上に、それ以外の戦力も非常に多い。
その前に切り込み役が突撃してある程度戦力を削り、火砲もある程度無力化して防空網に穴をあける必要がある。
ただ、私達のラウンドスピナーとACマルチウェイは戦術面での高速機動を想定しているためにヴィーラの射程外から一気に肉薄する戦略面での高速機動は出来ない。
何かこのオーダーを満たせる外部モジュールが無いだろうか・・・。
???『お困りのようだね?』
フィアーチェ「え?」
喫茶鉄血世界のペルシカ『ちょっと通信に割り込ませてもらったけど、君たちのオーダーを満たせる外部モジュール、まるで予期していたかのようにあるんだよね。』
シゴ「えぇぇ・・・。」
喫茶鉄血世界のペルシカ『詳しい話は直接するから、今は指定した場所に急いで来てくれるかな。アーキテクト達とも協力してそのモジュールを形にしているところだからね。』
シゴ「は、はい!二人とも!!」
フィアーチェ「OK!」
ナイン「じゃあ行こう!代理人!また後で!!」
喫茶鉄血の代理人「はい、どうかよろしくお願いします。」
送られてきた座標を確認した私達はそう言って店を飛び出し、その座標めがけて駆け出した。
・・・その直後に、店の前に4人の人影が現れ、少し遅れてその上の何も無い所から更に2人の人影が落ちてきたが、三人はそのことには気づかなかった。
今回の大規模コラボの参加者と担当一覧(NPC含む)
全領域
一升生水氏の『本日も良き鉄血日和』より「04」
※戦闘区域に対して電子戦による支援
アルゴノーツ・カライナ
白黒モンブラン氏の『Devils front line』より「ギルヴァ」、「ネロ」
無名の狩人氏の『サイボーグ傭兵の人形戦線渡り』より「エミーリア」、「エージェント(+実働部隊)」
oldsnake氏の『破壊の嵐を巻き起こせ!』より「バルカン」、「マーダー」
NPC:特務小隊(M4たち)・AR小隊・404小隊・正規軍
アルゴノーツ・ヴィーラ
焔薙氏の『それいけポンコツ指揮官とM1895おばあちゃん!!』より「キャロル」、「アナ」
試作強化型アサルト氏の『危険指定存在徘徊中』より「万能者」
私の『閃空の戦天使と鉄血の闊歩者と三位一体の守護者』より「シゴ」、「フィアーチェ」、「ナイン」
NPC:なし(時間経過で軍の戦車部隊・グリフィンのヘリボーン部隊)
アルゴノーツ・パピス
NTK氏の『人形達を守るモノ』より「バレット」、「スミス」、「レスト」、「ウェイター」
村雨 晶氏の『鉄血の潜伏者』より「潜伏者」、及び同氏の『鉄血工造はイレギュラーなハイエンドモデルのせいで暴走を免れたようです。』より「救護者」
通りすがる傭兵氏の『ドールズフロントラジオ』より「後輩ちゃん」、「元指揮官」、「フロストノヴァ」
NPC:正規軍(ジャッジの部隊)・鉄血工造(Aegisなど)
S09地区の避難誘導・テロリスト捕縛
通りすがる傭兵氏の『ドールズフロントラジオ』より「ガンスミス」、「ナガン」
NPC:グリフィン・正規軍・S09地区の警察組織
S09地区近郊のテロ掃討
いろいろ氏(主催)の『喫茶 鉄血』より「代理人」、「ゲッコー」、「マヌスクリプト」
はい、主催のいろいろ氏初め、多くの参加者や読者の皆さんも口にしていましたが、私から見てもテロリストたちデスノボリ不可避の過剰戦力ですね・・・。
というより、単純な作戦能力だけで言えばこの作品から参加した三姉妹はかなり下の方になるのではないでしょうか?
別に三姉妹が特に弱いというわけではなく、「他が強すぎる」という意味ですが・・・。
余談ですが、三姉妹のファミリーネームは「アスティマート」に決定しました。