艦娘ライダー吹雪 蒼き世界の破壊者   作:波音四季

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本編の前、序章です。

第1章はすでにプロットが出来上がっており、あとは文字に起こすだけです。

1週間以内に投稿する予定なので、しばしお待ちください。


プロローグ ~彼が生を受ける前~

どこかの島、浜辺に緑のスカートの黒いジャケットの少女が座っている。空は黒い雲で覆われて海を荒れている。

 

「ここにいたか。睦月。」

 

白い服の青年が少女に話しかけた。

 

「・・・。」

 

「睦月、戻ってこい。みんなも待ってるぞ?」

 

「・・・もう無理だよ。吹雪ちゃんがいないとこに戻って何の意味があるの?」

 

「意味ならある。ここで戦うことは無意味だ。」

 

「無理なんだよ。今の私の心には、吹雪ちゃんを殺した奴らと吹雪ちゃんに力を与えたアナタへの憎しみしかないの。」

 

「どうしてもやるのか?」

 

睦月はその問いに答えず、両手を腹部にかざす。すると、腰に黒く発光する黄金の装飾が施されたベルトが出現する。

 

「っ!・・・もう、戻れないんだな。みんなで笑いあってたあの頃には・・・。」

 

そう言うと青年は白いバックルを腰に装着し、駆逐艦娘吹雪の顔が描かれたカードを取り出す。

 

「「変身!!」」

 

睦月がモーションをとると、セーラー服とスカートが黒く染まり、血管のような金色のラインが浮き上がる。さらに瞳が光のない黒に変わり、手首足首に黒いオーブの嵌め込まれたブレスレット・アンクレットが出現する。

 

青年がカードを挿入する。

 

『KANMUSURIDE FUBUKI』

 

電子音と共に青年の姿がマゼンタ色のセーラー服を着た駆逐艦吹雪の姿へと変わる。

 

「デヤァ!」

 

「ウオォ!」

 

2人の拳と拳がぶつかり合い、脚と脚とがぶつかり合う。

 

「オラァ!」

 

バリン

 

「ガハッ!」

 

吹雪の拳が睦月のベルトに当たり、大きなヒビを入れる。

 

「ウアァァァァァァ!!」

 

バキン

 

「アグッ!」

 

睦月の拳が吹雪の頭に当たり、真っ赤な血が服を染めていく。

 

「ハァァァァァァァァァァ!!」

 

「オォォォォォォォォォォ!!」

 

2人の艦娘が右の拳にエネルギーを溜める。

 

「ヤァァァァァァァァァァ!!」

 

「ハァァァァァァァァァァ!!」

 

2人の拳がぶつかり合い、ぶつかり合った2つのエネルギーが暴走を起こす。暴走を起こしたエネルギーが巨大なエネルギーの奔流を巻き起こし、2人を包み込む。

 

 

 

 

俺たちはどこで間違ってしまったんだろう?

 

 

 

 

俺たちはどうして仲間同士で殺しあってるんだろう?

 

 

 

 

俺たちはどうしてこんな所にいるんだろう?

 

 

 

 

あぁ、神様、もしいらっしゃるのでしたら

 

 

 

 

次に生まれてくる時は、同じ過ちを繰り返さないよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エネルギーの奔流が収まった時、そこには誰もいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1つの物語が終わる時、新たな物語の幕が開く。

 

これは、世界を救うために破壊を続ける艦娘ライダーと艦船たちの物語である。

 




初っ端から暗い話で申し訳ない。

今後、後書きは艦娘ライダー図鑑としようかと思います。

艦娘ライダー吹雪
言わずと知れた10番目の仮面ライダーの力を得ている艦娘。他の艦娘ライダー達の力を使用できる。変身した青年は2代目であり、先代は吹雪本人が変身していた。

艦娘ライダー睦月 アルティメットフォーム(ブラックアイ)
平成最初のライダーの力を得ている艦娘。心が憎しみで染まってしまっているため、凄まじき戦士となってしまっている。
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