もとからいるキャラクターをベースに作ったキャラクターは、オリ主と言えるんだろうか?誰か教えてくれ。
街の広場
老若男女が平和に過ごしている。純白のドレスを着てぬいぐるみを抱えた少女、ユニコーンもそこにいた。
「お兄ちゃん、どこだろう?」
あたりを見回すが、自分がよく知っている人物はどこにもいない。
「あっちに行こう。」
街の細い路地へと入っていくユニコーン。その様子を見ていた人物がいた。茶髪を黄色のリボンでツインテールにした少女、しかし、奇妙なことに店のショーウィンドウには映っているが、その目の前には誰もいない。さらに、少女の腰には龍の紋章が描かれたバックルのベルト、左手には赤い龍の頭を模した手甲らしきものが握られている。
『見つけた、司令に近い子』
そう呟くと少女はショーウィンドウから姿を消した。
「お兄ちゃん?どこ?」
ユニコーンが細い路地を歩いていると、目の前に2人の男が立ちふさがった。
「おやおや、珍しい。お嬢ちゃん、迷子かな?」
「ううん、お兄ちゃんを探してるの。」
「へぇ、お兄ちゃんはどんな人?」
「えっと、えっと、カメラを持ってると思う。」
「あぁ!そいつならさっき見たぜ!俺たちが案内してやるよ。」
「でも、知らない人に着いてっちゃいけないってお兄ちゃんが。」
「大丈夫、僕たちはお兄ちゃんの友達だからね。お兄ちゃんの友達なら君の友達でもあるだろ?」
「え?で、でも・・・。」
「大丈夫だって!さ、一緒に行こうぜ!」
「い、いや!離して!」
「おい。」
「あ?」
「うん?」
ドガ!バキ!バゴ!メキ!
「ぐあぁぁぁ!!」
「いてぇ!!」
2人の男は突然現れた黒髪でポラロイドカメラをぶら下げた青年にぶっ飛ばされた。
「お兄ちゃん!」
「全く、世話焼かせるなよ。大丈夫か?」
「うん!」
ユニコーンは青年に抱き着き、抱き着かれた青年はユニコーンの頭をやさしく撫でる。2人に押しつぶされる形になったユーちゃんは苦しそうだ。
「だ、誰だよてめぇ・・・。」
「通りすがりのカメラマンだ。」
パシャ パシャ
青年は倒れている2人をカメラで撮影すると、出てきた写真を見る。
「ハァ、またダメか。」
そう言って写真を放り捨てる。写っている男たちは歪んでいる
「んだよ、この写真?」
「さぁな、俺が教えてほしいよ。行くぞユニコーン。」
「うん。」
先ほどの広場
ユニコーンは、青年―角谷ツカサが撮った風景の写真を見ていた。どれもひどく歪んでおり、とても良い写真とは言えない。
「どうだ?」
「・・・いいと、思う。」
「世辞を言うな。正直に言ってくれ。」
「・・・ひどいと思う。」
「だよなぁ。いつもこれだ。俺が写真を撮ると、いつもこうなる。カメラを変えても、被写体を変えても、場所を変えても、ガキの頃からずっとこれだ。」
「どうしてこうなっちゃうんだろうね?」
「そんなの分からん。20年間ずっと考えてきたが、答えが見つからない。」
「まるでお兄ちゃんに撮られるのが、イヤみたい。」
「ふん、世界が俺に撮られることを嫌がっている、か。言い得て妙だな。」
そう言ってツカサはカメラのレンズを覗く。すると、レンズの中に黒髪の少女が現れた。
「ん?」
『角谷司令官』
「っ!?」
『今日、あなたのいる街が終わります』
「誰だ?」
『早く逃げて、そしてバックルとライドブッカーを見つけてください』
「何を言ってるんだ?」
『さぁ、早く、ユニコーンさんを連れて逃げて』
それだけ言うと、少女の姿は消えてしまった。
「何だったんだ?」
「お兄ちゃん?」
ユニコーンの声に振り返ったツカサは、目を見開いた。ユニコーンの後ろの上空に巨大な銀色のオーロラが揺らめいているのだ。
「何だあれは・・・。」
そう呟いた瞬間、オーロラから黒い虫のようなモノと白くて丸いモノが無数に出てきた。
「ユニコーン逃げるぞ!」
ツカサが叫んだ瞬間、無数の小さなモノたちの真下で爆発が起こった。
次回、バトルが始まり、ません!こういうライダー系の小説ってライダーが出てくるまでが長いよね、うちもだけど。
途中で出てきた2人の紹介は、そのうち。
人物紹介
角谷ツカサ(かどや つかさ)
この物語の主人公。20代後半、黒髪、面倒なことがキライ。名前がディケイドの変身者に似てるが、全くの別人。指揮官ではなくただの一般人だが、KAN-SENを引き連れている不思議な人物。とある国の丘の上で家庭菜園や釣りをしながら暮らしている。生計は情報屋みたいなことをやって立てている。撮る写真がすべて歪んでしまうのが子供のころからの悩み。