復興の道筋   作:sample6813

3 / 3
ジャングルとカフェ

 あれから少し、さっきのセルリアンについて考えてみた。

 

 何故、フレンズの姿をしたセルリアンが現れたのか。

実の所、わかっていない。

俺も事前に知らされていなかった。

ただ、ある程度の見当はつく。

それに従えば、あのセルリアンは他にもいる。

そしてそいつらが仲間になる事は無い。

可能性が無い訳では無いが・・・

 

 そしてそれらに出会った場合どうするかも考え無ければいけない。

一応銃があったから助かったが、これも所詮おもちゃで、威力はそこまでない。

しかも弾切れという心配もある。

 

 となると、体でどうにかしなければいけない。

しかし、セルリアンに対抗する力はない。

俺に知識さえあれば、迫真空手だったりを覚えればいいが、そんな事はできない。

しかし、その解決策が浮かんできた。

今はまだ構想でしかないが、身につければ凄い力が・・・

 

 そんな事を考えているうちにジャングル地方へ着いたようだ。

鬱蒼とした森林。しかもやたら湿度が高そうだ。

出来るなら入りたくない・・・

 

 意を決して入ってみた。

全身を不快感が襲う。

こんな気持ち悪い感じは久しぶりだ。

 

 正直言ってこんな所から早く抜け出したい。

しかし現実は非情だ。

地図を見る限り、数時間はかかる。

・・・どうしようもない。

 

 ひたすら道を進む。

やっぱりジャングルらしく、ぬかるみや蔓がそこら中にある。

昔なら引っかからなかったが、今は至難の業だ。

避けたり切ったりして進んでいく。

 

 ・・・ふと思ったが、どうもおかしい。

地図に橋がない。

開演時の物には確かにあるのだが、今見ている地図には見当たらない。

・・・まさか無くなってる?

だとしたらどうやって川を越えれば・・・

自分はネコ科ではないのでジャンプ力はあまりないし、泳ぐにしても荷物が危ない。

・・・まあどうにかなるでしょ。

 

 そんな不安を抱え、川へと辿り着いた。

・・・もしやあれは橋では?

ちょっと行ってみるか。

 

 完全に橋だ。

だけど本格的な代物ではないし、誰かフレンズが作ったのか?

でもフレンズが居た頃にこんな橋は・・・

まさかとは思うが・・・良く残ってたな。

壊れていてもおかしくないんだが。

 

 複雑な感情を抱きながら橋を渡る。

あくまで応急処置的な物だが、基礎はしっかりしている。

やっぱりさっきの考えが正しいのか?

だとしたら、先は相当辛いものになりそうだ。

 

 橋を越え、何時間歩いただろうか。

もうすぐジャングル地方は終わりなようだ。

しかし、朝から出発したおかげでまだ昼だ。

本来なら行く気は無かったけど、ジャパリカフェに行ってみるかな。

 

・・・あれ?まさかリフトしかない?

 

 

 ・・・あれから死に物狂いで漕ぎ続けた。

まだ若いとはいえ、脚力が無いせいか物凄くキツかった。

フレンズはこれを余裕で漕いでたのか?

サンドスターは偉大だ。

 

「おじゃましまーす」

 

 虚しく声が響き渡る。

辛うじて電気が通るものの、主を失った店は少し寂れている。

しかし・・・

 

「あれ?これって・・・」

 

 アイスティー?それに砂糖まで・・・

しかもまだ温かいな。

 

 一応怪しむべきなんだろうな・・・

でもフレンズやセルリアンがそんな事をする訳がないだろうし、飲むか。

 

 ・・・普通の味だった。

やっぱり何かのサービスか?

でもフレンズは・・・・・・

 

 

 

・・・・・・あれ?

 

 寝てたのか?

疲れてたのかな。

今のでだいぶ疲れが取れたようだ。

よし、次の地方に・・・

 

「えっ?」

 

 ついさっきまで俺が見ていたのは間違いだったのか?

俺の目の前には確かに草原が広がっていた。

 

 しかし、それを埋め尽くすほどのセルリアンが目の前にいる。

 

さあどうしようか?

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。