私立運命学園!   作:萩村和恋

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作者の趣味が詰め込まれ、作者の友人の案も練り込まれた作品です!どうぞ!


番外編
コスプレして写真を撮るだけなんだからねっ!それ以上はないんだからっ!(ハロウィン回)


 ハロウィンとは!好きな人や推しが普段着なさそうな服を着ているのを見る日であるううううううう!

 

 

 悠雪)エリ!エレナ!これを着てくれ!

 10月31日、世間じゃ色々あるこの日、俺はチャイナ服とスク水を手に同居人達に迫っていた。

 エリ)いやよ…!どうせ着せて写真撮って、あんな事やこんなことさせるんでしょ超助平獣魔術師悠雪(この変態)

 エレナ)私はいいけど………しゃっ、写真はダメよ…?

 悠雪)エレナ有難う!じゃあこの手作りスクール水着を着てくれ!エリ、お前は着てくれないんなら俺が着るから。あーあー、折角エリに似合うように作ったんだけどなぁー。

 胸のところに白いワッペンで『5-1 13ばん えれな』と書かれた紺のスク水をエレナに渡しながら大声で、わざとらしくエリに言う。エリは顔を赤くして

 エリ)そっ、そんなに言うなら着てあげてもいいけど!?仕方なくなんだからねッ!

 悠雪)ちょろいな………俺以外に言われても絶対に着るなよ?お前は俺の幼馴染(一番)だからな。

 赤のチャイナ服をエリに渡しながら彼女の耳元で囁く、それでエリはもっと顔を赤くした。あぁ本当に可愛い…♪

 

 

 悠雪)さて、カメラを準備して彼女たちを待っているのだが……なあゆーちゃん、くろひー、慎二、ブーディカ……オマエらは何で来てんだよォォォォ!?

 英母荘の皆)面白そうな声が聞こえたから!

 有美)エリちーから呼ばれたから!

 慎二)いーじゃんかよ〜月村!なんならお前も祥子になってコスプレしろよ!僕を癒してよ!

 悠雪)後でやるつもりだからな!

 ティーチ)なら早くするでござる!ほら!衣装なら貸すから!

 悠雪)良いよまだだよ!まずはエリとエレナを見るんだよ!

 ブーディカ)折角のハロウィンだもん、子供と過ごしたいじゃない?

 悠雪)母さん…!

 と、みんなと騒いでいると、扉が開いてスク水を着て気恥しそうなエレナとチャイナ服を着て頬を赤く染めたエリが登場した。

 エリ)どっ、どうかしら……?

 エレナ)似合ってる…?

 男共)イヤッホォォォォォイ!

 有美)きゃわいい〜!

 ブーディカ)可愛いわねぇ〜。

 やべぇ、超やべぇ!可愛すぎるぞこの二人!

 無音カメラを使い二人の可愛らしい写真を撮る、と、エレナが顔をこちらに向けてきた………バレタカモシレナイ…!

 エレナ)ちょっと悠雪!あっ、貴方写真はダメって言ったわよね!?

 悠雪)後でアルバムに追加するんだ!二人とも笑顔でー!はいローアングル行くよー!

 軽やかな足取りで彼女達の斜め下から写真を撮る。…最高すぎる…!最高すぎるぜ!

 悠雪)よし二人とも!次行くぞ次!

 エリ)まだあるの…?

 悠雪)たりめーよ!よし行くぞー!

 俺は三人を連れて着替え室に行った。

 

 

 着替え室、そこに入る前に俺は祥子になった。

 祥子)っと確か……あったあった、包帯。

 エレナ)祥子、コレでいいの?

 祥子)そう!そのサキュバスの衣装を着てねー。

 エリ)私のはコレー?

 祥子)そう!そのシスター服着て!

 3人で着替える、着替えると言っても私は包帯を巻くだけだが……

 

 

 

 

 全員着替え終わり、リビングの扉を開けた。

 慎二)遅かったじゃないか祥…!?

 ティーチ)あっ…拙者ここで尊死ぬ…!

 有美)エレナっちエローい!さっちゃんもエローい!

 ブーディカ)アハハハ……。

 祥子)ティーチお兄ちゃん!?

 エリ)さっきよりは露出低めね………この服かわいいかも♪

 エレナ)私もうお嫁に行けない…!こんなエッチな格好で…!

 私は包帯を身体にまいただけ、エリはシスター服に十字架、エレナは黒いマイクロビキニに悪魔のような羽……つまりはサキュバスのような服装。

 慎二)……なあ、写真良いか?

 祥エリ)いいよ(わよ)!

 エレナ)私はいやぁぁぁ!

 後でこの写真は複製して貰った。

 

 

 

 

 さて、次で最後である。最後は私、エリ、エレナ、ブーディカ、有美の五人でコスプレすることとした。

 私は熊の着ぐるみパジャマ(尚悠雪の手作りである)

 エリは猫耳としっぽ、それと包帯をぐるぐる巻きに(悠雪の私物)

 エレナには割烹着(尚、私の私物)

 ブーディカにはビキニアーマーとうさ耳(うさ耳は私の私物、ビキニアーマーは何故かあった。)

 有美は白いワンピース。(有美の私物らしい、こんなこともあろうかと持ってきていたそうな。)

 そして………何故か慎二が連れられてきており、何処ぞのブ●ャ●●ィの服を着せられていた。

 ブーディカ)この格好大丈夫かな…?えっち過ぎない?

 祥子)それがいいんだよお母さん!ね、慎二くん!

 慎二)なんで僕までコスプレしないといけないんだよ!あと祥子!お前さっき衛宮に連絡してたろ!わかってんだからな!それと管理人、正直凄い似合ってるからエロいとか以前に最高だよ!

 祥子)バレてたんだー。

 ブーディカ)そうかな?照れるなぁ。

 

 

 そうして全員……まずは、私達女性陣からお披露目をすることにした。

 ティーチ)うおおおおぉ!最高!最高でござるよー!

 士郎)なんというか目のつけるとこが……というか慎二はどこに行ったんだ…?

 ハイテンションで写真を撮りまくるくろひー(お母さんや有美なんかはノリノリでポーズを取っていた、後でくろひーに写真を複製して貰おう。そして後でお母さんの胸を揉もう。)

 士郎くんは慎二を探しているみたいだ。

 祥子)さて、最後に!慎二くーん!出てきてー!

 さあ!慎二くんの出番だ!

 

 慎二)…………。

 恥ずかしそうに出てきた慎二くん。着ているのはブ●ャ●●ィの服だ。

 衛宮)ちょっ、すまん慎二…フフッ…」

 笑いを堪える士郎くん、それに釣られて私達も笑っていた。

 慎二)なんだよぅ!なんで笑うんだよおおおお!

 

 その後、コスプレしてた私達は普通の服に着替え直して解散した。

 今日も一日楽しかった、おやすみ。




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