血が原因
それを狩る専門の職がある
夜に狩る
などの共通点があるのでだいたい同じものだと思っています。
藤襲山、藤の花の木々で囲われた領域、そこで行われる命懸けの最終選別…そこに挑む彼女の名は「戒音 零」、絹のような白髪と血のように赤い瞳が特徴的である。
「……ここだ…」
指定された場所らしき場所に着けば、十人程度の刀を持った少年少女、
キョロキョロ見回してる内に、担当の人であろう女の子…?の2人組が出てきた。
彼女らの説明によれば、この先の藤の木々で囲われた領域内で7日7晩領域内で生き延びれば合格、死んだら不合格、あと領域から出ても不合格、だそうだ、わかりやすくて良い。
「「では」」
「「はじめ!」」
2人が開始を宣言する、全員が領域の中へ駆けていく……
「ふぅ……思ったよりは鬼たちも弱いですね…」
3体ほど討伐し、一旦落ち着いて立ち止まる…周りに今のところ気配はない。
「塗らない分には問題は無し……だけど塗るとすぐ落ちるな……」
何か思いついたような顔をし、その辺から尖った石を拾い、刀身に傷をつける。
「これなら、落ちにくいかな……?」
刃部分を握り、刀を引き抜く、皮膚は切れ、血が流れ、刀身に付着する。
「……うん、問題なし」
血払い、血液をだいたい落とす。
「…さて、整ったし……狩りの時間……」
どうやら血の匂いを嗅ぎとったようで、鬼が集まってくる。
「全集中、血の呼吸……肆ノ型」
鬼たちがにじり寄ってくる、その数5体。再度刀に血を塗りつけた所で、鬼たちが襲いくる
「…『錆車輪』!」
踏み込みながら、全身を使った回転連撃、一撃ごとに鋭さが跳ね上って行き、四撃目で最高潮に達する。
「ギァァァッ!!!」
「煩いです」
その動きは多くの鬼殺隊なら、水の呼吸・拾の型「生々流転」にかなり近いものとわかるだろう。しかし、纏う気配は水ではなく、昂る怨霊のように見える。
「やっ!」
「ぐぎぁぁ…っ…」
4体の頸を狩る、この間約12秒
「フーッ……フーッ…コノ…っ」
「サヨナラです」
あと一体、切り傷まみれの鬼の腹部に刀を突き刺す、と
「ごべぁっ!?」(ブシャァァッ)
穴という穴から血を吹き出して死亡した、蓄積した彼女の血の毒のせいである。
「……ふー…」
血払い、血の付けっぱなしは刀に宜しくない。
「さて、と」
刀を鞘に納め一旦休憩、無理に鬼を探して狩る必要はない、はず。
火でも焚こうか、それに気付いて鬼が来てしまうだろうか…?などと考えていると…。
「ん…?」
がさがさっっとこちらに向かって何かが駆け寄ってくる………
「っ…!!さっきのは…!?」
茂みの奥から、何か焦った様子の赤みがかった黒髪の男が現れた。
血の呼吸
血を強化し、それを刀に塗り付けて戦闘する、つまるところ千景な戦闘法である。
『血族』に繋がる家系である零の場合は血に毒を宿しているので毒が強化される(ブラボ的には遅効毒→劇毒という具合になる模様)。
血の特殊性が無い普通の人間がこの呼吸をやると血が物理的攻撃力を得るらしいのだが、実際にこの呼吸を使った家系外の人間がいないので真偽は不明。