その①報告
第10話にて、仮面ライダーBLACK RXに見事にボコボコにされた猗窩座もとい上弦の参(笑)。彼は鬼のボスである鬼舞辻無惨に報告していた。本来ならばすぐに報告が、新たなフォームに変身したメタルライダーにやられ全身がボトボトになってしまった為、1日遅れてしまった。そんな彼は無惨に怒られていた。
「鬼が人間に勝つのは当然のことだろう。だが貴様は柱を殺すどころか鬼殺隊でもない人間にやられるとは・・・・」
無惨は大きくため息を吐いた。
「なぜ、始末出来なかった?わざわざ近くにいたお前を向かわせたのに・・・・・猗窩座、猗窩座、猗窩座、猗窩座!!」
無惨がそう言うと猗窩座の身体にヒビが入った。
「お前には失望した。上弦の参も堕ちたものだな」
この時猗窩座はRXを恨んでいた。
(くそ!!RX・・・・!!RX!!貴様さえ現れなければ俺は!!)
その時無惨は少し止まった。そのまま猗窩座に言った。
「・・・・・待て。猗窩座、貴様が言ってた鬼殺隊でもない人間は仮面ライダーBLACK RXと名乗ったか?」
「は、はい。奴はいきなりメタルライダー?とかいう変な姿になりました」
無惨は少し動揺して猗窩座に言った。
「あ、猗窩座。こ、今回の事は聞かなかった事にしてやる」
「!?」
「だが、次は無いと思え、分かったか!!下がれ」
「ぎょ、御意」
猗窩座は下がった時確かに見てしまった。無惨の足がめちゃくちゃ震えていた事に。
その②親子関係
〜炭治郎side〜
ある日。俺と煉獄さんは煉獄さんの家に行っていた。
「たぶん、我が家に歴代の炎柱が残した手記があるはずだ!」
「そうなんですか?」
「うむ!竈門少年が言っていたヒノカミ神楽について何か記されているかもしれない!」
そんな会話をしているとすでに煉獄さんの家の近くだった。
「もうすぐだ!」
角を曲がるとそこにはこんな光景が見られた。
『RXキック(超弱)!!』
「ギャァァァァ!!」
「ち、父上!!!!」
「「」」( ゚д゚)
光太郎さんがおそらく煉獄さんのお父さんに攻撃していた。その近くで煉獄さんの弟である千寿朗くんがいた。すると光太郎さんが俺たちに気付いた。
『ん?炭治郎くんと杏寿朗くん、じゃないか!どうしたんだい?』
俺と煉獄さんはすぐに意識を取り戻し、煉獄さんが言った。
「それはこちらの台詞なのだが、光太郎!!なにゆえ、父上に攻撃した?」
煉獄さんが光太郎さんに問い詰めると千寿朗くんが言ってきた。
「あ、兄上。これは僕のせいなんです!!」
『いや、千寿朗くんのせいじゃない!大体、君のお父さんが悪い!』
「な、何があったんですか、光太郎さん?」
俺は光太郎さんに聞いた。
〜15分前〜
〜光太郎side〜
「光太郎さん」
「ん?どうしたんだい、しのぶちゃん」
俺が働いているとしのぶちゃんか俺に声を掛けてくれた。
「煉獄さんの家に荷物を届けて欲しいんですけど、今忙しくて。変わりに届けてくれますか?」
「分かった!」
俺はしのぶちゃんに杏寿朗くんの家まで道を聞いて言った。その途中で俺は歌を歌った。
「〜〜〜〜〜♪時を超えろ〜♪空を駆けろ〜♪この星のため〜♪」
それから数分後
「仮面〜〜♪ライダー〜〜〜♪BLACKッ!!仮面〜〜♪ライダー〜〜〜♪BLACKッ!!!お、見えてきた」
俺が杏寿朗くんの家の近くまで行くと男の子が掃除をしていた。
「?あのどちら様で?」
「すまない。しのぶちゃんに頼まれて杏寿朗くんの家に荷物を届けに来たんだ」
「兄上の知り合いですか?」
「兄上?君は杏寿朗くんの弟なのかい?」
「はい、千寿朗と言います。貴方は?」
「俺は南光太郎だ。千寿朗くんは偉いな」
そんなこんなで千寿朗くんと話していると杏寿朗くんと千寿朗くんのお父さんである槇寿朗さんがやってきて色々あって千寿朗の頬をビンタした。それに俺は怒って俺はRXに変身してさっきの状況にいたる訳だ。
〜光太郎side out〜
『てな、感じなんだ!』
そんなこんなで槇寿朗さんが目覚めるまで煉獄さんの家でゆっくりしていた。そして槇寿朗さんが目覚めた。
「・・・ここは?」
「目覚めましたよ、兄上!」
煉獄さんは槇寿朗さんに近づいた。
「目覚めましたか、父上!!」
槇寿朗さんは2人を見てすぐに土下座した。その土下座に対して2人は驚いていた。
「「へ!?」」
「杏寿朗、千寿朗、本当にすまなかった!!!」
「な、何してるんですか、父上!!頭上げてください!!」
「千寿朗の言う通りです。父上!!」
「ダメだ!!俺は今までお前たちに冷たい言葉しか、言っていなかった。父親として失格だ!!本当にすまなかった!!!!」
その後、色々あって俺と光太郎さんは帰った。しかし、何で槇寿朗さんは2人に土下座したのだろ?
〜炭治郎side out〜
その③真実
「そう言えば、父上。何故謝ったんですか?」
千寿朗が槇寿朗に聞いた。するとこんな答えが返ってきた。
「・・・・実はな、RXに蹴られた後、俺はいつの間にか白い空間に居た」
「「白い空間?」」
杏寿朗と千寿朗は首を傾げた。
「ああ、そこで瑠火に会った」
「母上にですか!?」
「うん。そこで瑠火にボコボコにされたよ。「見損ないました」とか、「しっかりしてください」とか、色々な事を言われたよ。最後に「あの子たちに謝って下さい」と言われたよ。・・・・本当にごめんな」
「「・・・・」」
その場の空気が少し気まずくなった事は誰が見ても思うはずだった。
その④訓練
〜善逸side〜
もう嫌だ。何故そう思うかって?誰でも嫌でもそう思うさ。だって、
『さあ、かかって来い!!』
相手が光太郎さん(RX)だもの…何故こうなったかと言うと、伊之助と炭治郎のせいだ。
〜回想〜
「もっと、強くなりてぇ」
伊之助が急に言い出した。
「ギョロギョロ目ン玉と上弦の参と戦いで一歩も動けなかった。赤太郎が来なかったから俺たちは死んでた!だから、もっと、強くなりてぇ!!」
が来なかったから俺たち死んでた。だから、もっと、強くなりてぇ!!」
「伊之助・・・あと赤太郎じゃ無くて光太郎さんな」
伊之助が悔しそうに言ってた。すると炭治郎がとんでもない事を言い出した。
「だったら、光太郎さんに鍛えて貰えばいいんじゃないか?」
「・・・・・・はぁぁぁ!?お前何言ってんの炭治郎!?強くなるどころか殺されるぞ!!」
俺がそう言ってると伊之助が喜んで言った。
「いい提案じゃねえか!!流石だ権八郎」
「炭治郎だよ。それじゃあ早速カナヲも誘って光太郎さんに頼もう」
〜回想終了〜
こうして光太郎さんに鍛えてもらう事になった。確実に強くなって来ているけど、もうあの人嫌だ。だって全力で攻撃しても傷が入らないし!!攻撃がすり抜けるし!!逆に刀が折れかけるし!!
『そんな攻撃で、鬼が倒せると思うな!!』
『ゲル状態になった俺に攻撃してみろ!!』
『俺の身体に傷を付けなければ鬼を倒すなんて遥かに無理だぞ!!』
もう嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
〜善逸side out〜
次回予告
ある日パトロールをしていた光太郎は上弦の壱と戦う事になった。だがその途中は鬼舞辻無惨の罠にハマってしまった。
次回、11話 敗れたり!!RX!!!
次回もぶっちぎるぜ!!