替え歌:ふしぎなRX
鬼達の前に RXが1人。
RXを追い詰めるとRXは
も一回追い詰めるとRXは
再び追い詰めるとRXは
RXを追い詰めるたびにRXは
そんな不思議なRXが(来ないで)ほしい。
そんな不思議なRXが(来ないで)ほしい。
『『『『ゆ”る”ざ”ん”!!!!』』』』
「ヒィィィィィィィィィ!!!!だ、誰でもいいから助けて!!!」
「今日はでかい満月だな!!」
光太郎はまたしても森の中で迷ってしまっていた。すると突然男の子が現れた。
「道分からないよ〜〜。うぇーん!!」
「(迷子かな?取り敢えず助けるか)大丈夫か?」
「ぐすん。お兄ちゃん誰?」
「俺は南光太郎。君は?」
「僕、大」
「よし大くん俺が付いてるから泣くんじゃ無いぞ」
「う、うん。分かった」
光太郎は大くんと言う子供と一緒に歩いた。すると広い場所に出た。
「うわー広い。お兄ちゃん?」
(可笑しい、静か過ぎる)
光太郎は今まで虫の鳴き声したがこの広い場所に出た瞬間虫の鳴き声がしなくなった。そして光太郎は大くんを抱えて避けた。さっきまでいた所に大きな斬撃の後が出来ていた。すると斬撃を飛ばして来た方からまるで侍の様な格好をした奴が出て来た。だが、目が6個あり、2個の目には上弦、壱があった。光太郎は大くんを逃した。
「大くん、俺から離れて隠れるんだ!!」
「わ、分かった」
大くんは走って行った。光太郎は上弦の壱に言った。
「お前は上弦の鬼だな!!」
「いかにも・・・俺は黒死牟だ。・・・お前を殺す」
月の呼吸 壱ノ型 闇月・宵の宮
「!?変身ッ!!」
光太郎はRXに変身し、黒死牟の攻撃を避け、殴った。
「グッ!!・・・なかなかやるな」
『ここで終わらせる』
そう言ってRXはメタルライダーに変身した。
「ほう・・・」
月の呼吸 弐ノ型 珠華ノ弄月
黒死牟はメタルライダーに三連の斬撃を与えたがメタルライダーには効かなかった。逆にメタルライダーに力を与えてしまった。
『そんな攻撃俺には効かん!!』
「・・・ふざけるな」
月の呼吸 拾陸ノ型 月虹・片割れ月
前が駄目ならと今度は上から攻撃したが、効かなかった。そしてメタルライダーに捕まってしまった。
『メタルスマッシュ!!』
「グベバァァァ!!!??」
黒死牟はほぼ死にかけた。メタルライダーが止めを刺そうとしたその時だった。
「お、お兄ちゃん・・・」
『大くん!?何!!』
大くんの声がした方を向くとそこには壺から出てきた何かが大くんの首に針を当てていた。
『大くん!!』
「おっと、動いてはいけませんよ。RX殿」
『誰だお前は!?』
「忘れていました。初めまして私は玉壺と申す者」
玉壺と言う奴の目には上弦、伍があった。
「RX殿、一回だけしか、言いませんのでお願いしますよ。今すぐにメタルライダーを解かなければこの子供を殺します。ヒョヒョヒョ」
『何だと!?』
「どうしましたか解かないんですか?」
『クッ!!』
メタルライダーからRXに戻った。玉壺は笑って言った。
「ヒョヒョヒョ。やはり子供は大事か。黒死牟殿今です」
そうこれは無惨が計画していたものである。RXが子供一緒にいる所をわざと狙って襲ったのだ。RXは完全に罠に嵌ってしまった。
月の呼吸 参ノ型 厭忌月・銷り
月の呼吸 陸ノ型 常世孤月・無間
『グワァァァァァァァァ!!!』
黒死牟の攻撃を受け、RXは倒れてしまった。
「お兄ちゃん!!」
「ヒョヒョヒョ。やりましたな黒死牟殿」
「・・・多少心残りがあるがな」
「まあ良いでしょう。私はこの子共を使って新たな作品を作るとしましょう」
だがこの時、既に黒死牟と玉壺の運命は決まった。いやそれ以前にRXに攻撃してしまっている事でもう決まっているものだが。2人はこの後恐ろしい体験をする。
次回予告
見事に罠に嵌ってしまったRXは倒れしまった。頼むRX立ち上がれ、でなければ大くんは殺されてしまうぞ。立ち上がるんだRX!!
次回 第12話 その輝きは幻惑の如く。ムーンライダー!!