日本外人部隊 作:揚物
グラメラス大陸 侵攻
多国籍平和維持軍によって 大陸は戦乱は徐々に落ち着き、パーパルディア皇国との講和がなってから半年ほどでようやく派遣が可能となった。
日本は魔帝の情報を得てから、魔物の闊歩するグラメウス大陸に進出し、魔帝に纏わる技術の発掘を行い、解析する事で万全の体制を整えておく事を考えていた。
もちろん解析が終わり次第、神聖ミリシアル帝国の心証を良くする為贈答するつもりではあるが。
外人部隊としてはこれを機に実戦訓練が出来るとして、新設された601対戦車機動中隊に偵察中隊、そして予てから訓練を行っていた、第三文明圏外人部隊 通称 第三外人部隊 の実戦訓練を予定していた。
多国籍平和維持軍に所属する各国から100名ずつ精鋭を選出し、計400名は新たに創設される第三外人部隊として、ダイダル平原駐屯地において日本外人部隊から直接厳しい訓練を受けていた。
・狩猟用ポンプ式ショットガン BPSシリーズ
・レバーアクション式ライフル MODEL 94 シリーズ
海外輸出をしていたミロク製であり、対魔物用として選出された。
もっとも一番の理由は、豊和と同じくミロクやミネベアも国内製造への切り替えで余裕はなく、輸出に使用していた民生品の販売で手一杯であったためだが。
・ライオットシールド
ポリカーボネイト製の国内生産品。
正直不要ではあるのだが、いままで盾を使う慣習があった為、その不安を払拭するために用意された。それでも弓矢やマスケット銃程度なら防ぐ事が出来る程度の強度はある。
・装甲ブルドーザー
民生用大型ブルドーザーに、フリントロック式マスケット銃や、ワイバーンの導力火炎弾に耐えられるよう、装甲を施し耐熱防弾ガラスなど整えていた。
・84mm無反動砲M2
極少数ながら、ショットガンでも対応出来ない生物に対して各小隊に一門のみ用意された。
以上を標準装備として日本から供与され、400名は日本外人部隊と同じように、対外的に他の文明圏に出兵する必要性が生まれた場合、主戦力として戦えるよう集められた。
クワ・トイネ防衛騎士団団長イーネが総隊長を勤め、唯一 12式装甲歩行戦闘車 の搭乗を許されている。
話を聞けばイーネはクワ・トイネ公国の名家コルネス公爵家出身であり、怪我をさせることで外交関係に問題が発生しては不味いとして、武装のみダウングレードを施したものを用意していた。
早まりはしたが元より結成予定であったため、イーネは半年以上前から外人部隊で訓練や教育を受けていた。
ただ、さすがに3次元戦闘や高速戦闘に苦労し、当初は慣れずに吐き戻したり、転倒したりと酷いものであったが、装飾を施し他国への外交官的役割も果たしている。
もちろん装甲ブルドーザーも装甲歩行戦闘車も整備が出来ないため、日本外人部隊と行動を共にするという制約が付きまとうが、低反動型105mmと重機関銃を装備する。
トーパ王国、世界の扉から侵攻が行われる。
日本外人部隊
偵察中隊
9式装甲歩行戦闘車 4両
10式装甲歩行戦闘車 4両
601対戦車機動中隊バンシー
フォルクスパンター 8両
第三文明圏外人部隊
12式装甲歩行戦闘車 1両
装甲ブルドーザー 8両
トーパ王国からも兵の支援の話はあったが、兵装が異なるため断り、その代わり伝承されていた勇者達が向った方角の情報を得た。