幻想郷の記憶   作:食用海苔

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初めて

とりあえず三枚できました…。

 

ほとんど魔理沙さんと霊夢さんのおかげです。

 

どうやら2人はかなり場を踏んでいるらしく、魔理沙さんが武勇伝をいろいろと語ってくれました。紅霧異変や永夜異変など、それらすべての解決に立ち合ったらしいです。

 

もう暗いですしチェルノ?とかいう氷精に会いに行くのは明日にしましょうか。

 

 

 

 

*◎*

 

 

 

 

「前回会った時はこの湖の近くだった気が…おっ、噂をすればですね。」

 

「おぉ!久しぶりだな!…名前なんだっけ?」

 

どうしましょうか…お互い名前が分からないとかいうことになりそう…

 

「チルノちゃーん!…あ、さじぁさんお久しぶりですね。」

 

ナイスです緑妖精さん。

 

「お久しぶりです。名前を聞いてもいいですか?」

 

「名前は特にないんですが、みんなからは大妖精とか呼ばれてます。大ちゃんと呼んでください!」

 

「わかりました。」

 

「おいお前!あたいを無視するな!」

 

1人置いてけぼりでつまらなかったらしいチルノちゃんが声をあげた。

 

「わかってますよ。弾幕ごっこしに来たんですから。」

 

そう言ってスペルカードを見せびらかす。

 

「作ってきましたよ。これでできますよね?」

 

「ふふふ…そんな簡単にあたいに勝てると思うのも今のうちだぞ?」

 

「スペルカードと被弾回数は?」

 

「3回ずつ!」

 

「では始めましょうか…!」

 

 

 

 

*◎*

 

 

 

 

「最初から行かせてもらうぞ!雪符『ダイヤモンドブリザード』!」

 

初心者相手にやりますか…まぁでも耐えてみせましょう。

 

弾幕にしては遅い。だが発射ペースは変わらないようで、低速の弾幕が沢山生成される。

 

「それにしても当たらないなぁ…ほんとに初めてか?」

 

「初めてですよ…あたっ!」

 

当たってしまった…見切るのが大変で避けづらいです。

 

そのままチルノちゃんのスペルカードは終了した。

 

「ではこちらも…想符『フラットメモリー』」

 

このスペルカードは遅めの追尾弾を放ちつつ無造作に弾幕をばら撒く…

 

「そんなの簡単に避けれ…いたっ!」

 

だけではなく、相手の後ろまで行くと消えずに戻ってくるという、前と後ろ、そして追尾弾の3種類で追い詰めるスペルカード。

 

「ふ、ふーん…初めてのくせにやるなぁ!」

 

お互いスペルカードを一回づつ消費したところで被弾は一対一。

 

「ならこれならどうだ!凍符『パーフェクトフリーズ』!」

 

色とりどりの弾幕がばら撒かれ、途中で凍るように止まる。

そして更に弾幕を放たれる。

 

「少し避けづらいですね…っ!」

 

なんと止まっていた弾幕がランダムに動き始めた。避けた先が悪かったようで、たまたま囲まれる形となってしまった。

 

「いたた…」

 

「へっへっへ、どうだ見たか!」

 

「ならばお返ししますよ。白符『ホワイティンドリーム』」

 

ただただ、相手の視界を白い弾幕で埋め尽くす。

大きさもランダムで、チルノちゃんがまるまる入るようなものから手のひらサイズのものまである。

 

「くぅ…!」

 

避けるのに必死で辛い顔してますね…。

そこに追い打ちをかけていきますよ。

 

「わっ!あぶなぁっ!いっ!」

 

よく避けますね…これはまずいですよ。

 

スペカ終了し、結果チルノちゃんは被弾しなかった。

この勝負に勝つにはスペカ残り1枚と通常弾で2回被弾させるか、相手のスペカ切れを狙わなければいけないわけですけど…。

 

「へっへーん!どうだ見たか!」

 

「えぇ、見てましたよ。避けるのが辛そうな顔を。当てられなかったのは残念でしたが、非常に愉快でしたよ。」

 

「このぉ!あたいの本気を魅せてやる!雹符『ヘイルストーム』!」

 

簡単に釣れてしまいましたよ。

やっぱり頭は見た目通りでしたね。

さて、これを避けきらなければなりませんが…。

 

「避符『単純明快な道しるべ』」

 

相手の記憶を読んで、かつてこのスペカを使われた人がどういう避け方をしたかを参考にする。

 

この前までは制御出来なかった「記憶を覗く程度の能力」を自分の意思で使えるようになったのは大きいです。

能力を使うと目が光るらしいのですが…。

 

「当たれ〜!」

 

「いやですよ。」

 

避けきれば相手のスペカ使い切りで勝ち、1発でも当たれば3回被弾で負けなんですから。

 

そして…

 

「そこまで!チルノちゃんのスペルカード使い切りでさじぁさんの勝ち!」

 

 

 

 

*◎*

 

 

 

 

人生初のスペルカード戦から一夜明け…

 

「なんであんたがここにいるのよ。」

 

「1人でいても暇でして…気がついたらここに来てました。」

 

「理由になってないじゃない…。」

 

さじぁは博麗神社に来ていた。

といってもなにか用事があるわけでもなく、ぶらぶら歩いていたら神社に着いただけ。

 

「境内の掃除くらい手伝いましょうか?」

 

「じゃあここから向こうまでよろしく〜」

 

「残ったとこ全部じゃないですか…。」

 

遠慮というものを知らないんですかこの巫女は…




今回は少なめです
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