大罪の力使い、ヒロアカ世界に転生   作:枸凪

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23話 職場体験1日目

ーオールマイト事務所ー

ガチャ

「おはよう」

「アサルト、おはよう」

「今日の予定は?」

「とりあえずパトロールだな」

「ん、了解」

「それと、明後日は保須市に行くぞ」

「保須?」

「ほら、今ってヒーロー殺しが出てるだろ?だからパトロールに行くそうだ」

「はぁ…」

「どうせしばらくは雄英も職場体験なんだろ?」

「まあ、そうだけど。あっちにもヒーローはいるだろ?なんで俺たちが?」

「まあまあ、人助けだと思って」

「…わかった」

「じゃあ、パトロール行くか」

 

と、事務所のドアを開けて黒牙の先輩ヒーローが入ってきた。その片手には、携帯を持っていた。

 

「アサルト、今日は雄英に行ってきてくれるか?」

「なんで雄英?」

「イレイザーヘッドから電話が来てな、“アサルトに用事があるから呼んでくれ”と」

「イレイザーが?」

 

黒牙が訝しげに聞き返す。

 

「ああ」

「わかった」

「アサルト、明日は一緒にパトロール行くぞ」

「ああ」

 

すると、事務所に天月が入ってきた。

 

「メリオダス、もう行くの?」

「おう」

「気をつけてね?」

「わかってるよ、神輪」

 

黒牙に呼ばれた天月は、嬉しそうに笑った。

 

ー雄英高校 職員室ー

コンコン

「イレイザー、入るぞ」

ガチャ

「きたか」

「何の用だ」

「天月は?」

「神輪?あいつがどうかしたか?」

「聞いてないのか?」

「なにを」

「“天月を連れてこい”って」

「…初耳だぞ」半眼

「ハァ…連れてこい」

「わかった」

 

ーオールマイト事務所 二階ー

「神輪ー いるかー?」

「メリオダス。おかえり。はやかったね」

「イレイザーが、お前も連れてこいってさ」

「…いいの?」

「ああ。心配すんな」

「わかった。ちょっと待ってて」

 

「おまたせ」

「じゃ、行くぞ」

「うん」

 

ー雄英高校 職員室ー

「イレイザー、連れてきたぞ」

「ん」

「で?なんで神輪まで呼んだ」

「校長が天月もここに入れるという意見を出しててな、本人の意見を聞きたかったんだ」

「神輪を?」

 

黒牙の雰囲気が鋭くなる。

 

「ああ」

「なんで急にそんな話が出たわけ?」

「“USJの時に、ヴィラン連合に襲撃された。そこのボスに狙われていた天月も、狙われる

可能性がある。そうなると、ここにいたほうが守るのが楽だから”だそうだ」

「ヴィラン…連合?」

「…なんだ、話してなかったのか」

「ああ」

「メリオダス、なんの話?」

「ん?いや、ちょっとな」

「?」

「理由はわかった。神輪、お前はここに入りたいか?」

「メリオダスと同じ高校?」

「ああ」

「…人、いっぱいいる?」

「いるぜ。でも、怖い奴はいないよ」

「ホント?」

「俺がウソついたことあったか?」

「ううん」

「どうする?」

 

天月はしばらく思案する。そして、頷いた。

 

「行きたい」

「よし、じゃ、決定だな」

「校長には伝えておく。もう帰っていいぞ」

「頼んだ」

「…」ペコリ

 

夜…

「神輪、ほんとに大丈夫か?」

「うん。だって、メリオダスのクラスメイトなんでしょ?」

「まあな」

「ふふ、楽しみだね」

「ああ。そうだな」




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